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トクイチオート日誌

岐阜県各務ケ原市トクイチオートからの情報発信ブログです

リプレイス・タイアのセレクション

2012-07-30 17:15:31 | クルマにちょっといい話

Dsc03379 リプレイスタイアの選定は、クルマの状態によって決めなければなりません。サスペンションの疲れが見えているのに、ハイグリップタイアを選んでしまったのでは、サスペンションのやれを早める結果になります。マイルドなタイアを選んでやれば、サスペンションとのバランスが取りやすくなって、クルマ自体も落ち着くのです。なにごともバランスが大切。タイアに限った話ではありませんが、事実です。

さいきん増えてきた大口径のアルミホイール+超扁平タイアの組み合わせもサスペンションには厳しいんですよ・・・


ブレーキ、ちゃんと効いてますか?

2012-07-30 17:14:13 | クルマにちょっといい話

Dsc06454 ご存知だったでしょうか?大半のクルマのブレーキは前後のバランスが考えられておりません。もちろん、設計のお話ではなく、ブレーキの効き方のバランスのことです。

まずほとんどのクルマでは動いているのはフロントのみ。リアのブレーキはほとんど動かされていない、というのが現実です。強いブレーキをかけたときに車体がつんのめるようにブレーキが効いて、不快な思いをなさった経験はありませんか?また、冬場の路面に大量にまかれるようになった、融雪剤もブレーキにはダメージを与えます。

スムーズで気持ちのよい走行にはバランスがよく、お手入れされたブレーキシステムが不可欠です。ブレーキパッドくらいにしか注意がゆかないのが普通ですが、ブレーキシステム全体に注意を払うのも、またオーナーの責任です。

ブレーキパッドが正しく仕事をしているかどうかの簡単な判別方法はブレーキローターの表面に凹凸が無く鏡面状に前後とも輝く事が必要です。パッドの動きが悪くなるとローターの表面に錆が発生しやすくなり、ローターの回転時に、この錆をパッドで押しつぶすためにローター表面が黒く変色します。錆の発生はローターの冷却不足に繋がります。そのうえリアブレーキは構造的に前輪と比較して風の流入が悪くなるため、さらに冷却効率では不利になります。

ブレーキパッドは走行中300℃以上の高温にもなるケースもあり、また、雨水によるスプラッシュウォーターの影響で摺動部分の潤滑環境が極端に悪化するため、トクイチオートでは特殊な潤滑剤( M.B.G.)を使用した定期的なメンテナンスをおこなっております。ブレーキ性能を維持するためには重要な整備です。


新シリーズ Dr.Mのクルマにちょっといい話ー 梅雨どきの車両点検

2012-07-13 15:07:44 | クルマにちょっといい話

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どんなクルマにもボンネットの上部にスリットが設けられています。これは車室内に新鮮な空気を取り込むためのもの。

ところがこのスリットに落ち葉が落ちて、たまることがあります。これは早めに除去しておかないとなりません!これを怠ってしまいますと、外部への水の排出口(ドレーンホール)が詰まります。こうなると車室内に雨水が浸入。電気配線を伝わって、高価なIC基盤にダメージを与えたりする可能性もあります。汝、落ち葉一枚、あなどることなかれ、というわけです。

さらに車室内への水の浸入をチェックするのにフロアマットをめくってみることもお忘れなく・・・雨の季節だからこそできる、愛車へのいたわりですね。