さくらの独り言

思いつくままにいろいろと・・・

6月のカリキュラムは四つ目とじ本でした

2015-06-23 10:50:30 | Weblog

和紙の風合いのある洋紙新鳥の子紙を使いました。A4ですから半分にしました。見返しは大礼紙で本文を上下から挟みます。こよりを2本作って仮綴じします。折り丁全てを揃えた状態で穴をあける必要があります。図のように4ヶ所あけ、こよりで結びます。天地の角に付ける布を2枚作ります。天地左右しっかりとつけます。これで本文の完成です。表紙を本文の下に置きヘラで本文ピッタリの折筋を付けます。天地、左右で四方を折り込み、角はハサミでカット。かがり穴の位置を目打ちでしっかりと開けます。背から入りかがりの順に針を進めていくと四つ目かがりの出来上がりです。最後の止め方は2本糸の下をくぐって輪になった所に糸を入れて玉結び、同じ穴に入って背に針先を出してきゅっと引っ張ればコブが引っ込みます。背から出た糸を切って折り丁に隠せば完成です。仕上げに前小口だけに糊を塗り見返しを貼ります。題箋を貼り付けて完成!私は、御朱印帳にしました。楽しいひと時でした。ありがとう!


着想のマエストロ乾山見参!

2015-06-12 17:00:17 | Weblog

と銘うった展覧会が、サントリー美術館で行われています。娘の所へ久しぶりに遊びに出掛けた私は行って見ましょうと誘われて、見に行きました。絵師・光琳の弟として京都の裕福な呉服商「雁金屋」に生まれ、恵まれた文化的環境に育ちます。京都の北西・鳴滝泉谷に窯を作り、陶工の活動をはじめ、窯が,京の乾の方角に当たることから「乾山」としました。その作品は、素晴らしく、皆さん熱心に見ていました。週中の水曜日のせいか人の出はいつもより少しすくないようでした。 お昼は鈴波で美味しく頂き、娘宅へ戻り、楽しい2泊3日を過ごしました。こんな素晴らしい機会を作ってくれたご主人様に感謝します。有難うございました!!