《2015年8月20日》
旅も6日目。
4:49 日の出作戦を敢行し、夜明けとともに函館を後にする。
今日のゴールは洞爺湖。
まずは長万部まで103km。
長万部を"おしゃまんべ"って読めるだろうか?
俺は難しい漢字が読めないので、"ちょうまんぶ"と読んでいたよ。( ´ロ`)
テスト?(゜Д゜)
マークシートなら百発九十五中さ♪ヽ( ´Д`)ノ
しばらくは、ただひたすら国道5号を北上するだけ。
道は広く、向かい風もなく、快調な出だしだ。(*´ー`)
6:26 大沼が見えてきた。
もうさ・・・沼じゃなく湖でいいんじゃないか??(´ρ`)
旅の計画段階では立ち寄るつもりだったけど、ちょっと無理だ。
素通りせざるを得ない。
6:49 走り出して2時間を過ぎたあたりでコンビニ休憩。
カロリーを摂取するためだけの朝飯を食す。
ここまで走行距離は30.24km。
平均時速15kmで走るとしても、正午前に走行距離100km超はいけるかな?
気力、体力があるうちに、少しでも先に進んでおこう!(゜皿゜)
快適で真っ直ぐな道が続き、走りに集中できる。
北海道を走っているという実感が湧いてくるね♪(´∀`*)
北海道・・・それは俺にとって格別の場所。
F1に例えたら、『モナコサーキット』みたいなもんだ。
・・・それさぁ、道幅狭くてオーバーテイク出来ないでしょ。
ガードレールに激突しないよう注意が必要だよ。(´Д`)
あれ?
・・・・・北海道と真逆じゃないか?( ´З`)
函館観光より何倍も楽しい♪(´ε`*)
気分もノリノリになってきたところで、iPodでなつかしのブリットポップを聴く。
Ocean Colour Scene 『Hundred Mile High City』
このバンドは極めて演奏技術が高い。
『The Riverboat Song』とかも好きかな♪(*゜ー゜*)
wikiで確認してみたら、途切れることなく今も活動してるみたいだね。
とはいえ、youtubeを見ると再生回数が高いのは俺の知ってる曲だけだ。
やはり90年代が絶頂期か・・・。( ´ロ`)
俺の絶頂期はまだ来ない・・・来ないまま終わるっぽい。(´-`)
長万部まで42km。
10:03 長万部町へ入る。
長万部は"かにめし"とか有名みたいだ。
でもなぁ、ここで昼飯にすると良い流れが断ち切れてしまう気がする。(´ρ`;)
少しでも洞爺湖へ近づくため、長万部も素通りする方が賢明かな。
函館から100km地点。
10:48 自分の予測より早く到達した。( ゜ー^)
11:07 長らく走り続けてきた国道5号に別れを告げ、今度は国道37号を走る。
洞爺湖町まで44km。
3時間コースといったところか。
それにしてもストレスフリーでぐんぐん進む。(=´Д`=)
このハイペースは、広くて快適な道の恩恵が大きい。
いけるかも知れない。
・・・実は密かに"ちょっとした新記録"を狙っていた。( ´艸`)
11:57 洞爺湖まで29km
正午前の走行距離120.43km!
午前中の走行距離としては新記録樹立だ!!(゜∀゜)
13:00 洞爺湖町まで12km。
さすがに坂道が増えてきた。(;´Д`)
これから先、洞爺湖までお店も殆どないだろうし、左側に見える食堂で小休止しよう。
ここまでの走行距離は137.01km。
13:23 あまり選択の余地なくカツカレー(880円)を注文。
北海道まで来て、ありきたりのもの食したくないんだけどなぁ・・・。(´ω`;)
・・・・・ん?(´Д`)
あらやだっ、美味しい♪(〃д〃)
下手な海鮮丼とか食するより良かったかも知れない♪
13:39 ピットストップでガソリンは満タン。
トップのままコースへ戻る。
もうひと踏ん張りだ。
14:16 ついに洞爺湖町へ入る。
300m先を左折して国道230号を進もう。
長いトンネルがあるみたいだけど、その先には洞爺湖が見えるはず!
疲労で体力、気力ともに減退しつつあったが、もうちょっとだけ頑張ろう。
さあ、2つある長いトンネルの一発目だ!
行くぞ!!(゜Å゜)
その時、路側帯に横たわっていた、細い枝か葉っぱを踏んづけた。
・・・・・ん?(´Д`)
なぜ動く?( ゜Д゜)
細い枝か葉っぱがにょろにょろと蠢いている。(´ρ`)
不思議に思い、凝視する。( ゜ ρ ゜ )
ずんじゃんずんじゃんっ!!!
うわ~~~!!!∑(´□`;)
蛇じゃね~~か!!!Σ( ̄ロ ̄|||
本当にビックリして、力の限り叫んでしまった。||| (-_-;) |||
蛇もビックリしたらしく、にょろにょろと草むらの方へ逃げていった。
噛まれなくて良かったぁ・・・。(´ω`;)
・・・・・仮にさ、
監獄学園(13) | |
平本アキラ | |
講談社 |
毒蛇に噛まれてもね、
裏生徒会長が毒を吸い出してくれるなら、
敢えて噛まれる覚悟はあるけどね。(*´д`*)
トンネル内は右側に歩道があった。
これなら安心だ。
14:46 トンネルを抜けると、「支笏洞爺国立公園」の看板が見えた。
ここで右折して道道2号へ。
14:50 目の前に広がる洞爺湖♪(´∀`*)
ついに洞爺湖へ到着!!(゜∀゜)
湖畔通りを少しだけぶらつく。
気分はウィニングラン♪(* ´Д`)
国立公園 洞爺湖
3年前(2012年7月15日)に友人Hと来たことがあるけど、その時は車で通り過ぎただけだった。
改めて見ると、綺麗な湖だ。(〃´`)
遊覧船・・・は、さすがに乗らなくてもいいかな。
15:07 本日の宿 洞爺湖温泉 洞爺山水ホテル 和風 へ到着。(5,500円)
走行距離は155.12km。
本当にグッジョブだ!ヽ( ´θ`)ノ
まずは荷物を降ろして身軽になりたい。
俺が普段泊まる宿を考えると、別格レベルのホテルだね♪
15:17 部屋に入る。
・・・なぜかもう布団が敷いてある。(´ω`;)
ムギチャを飲み、椅子に座ってほっと一息。
しばらく触れなかったけど、草臥れスニーカーに素足のスタイルは、悪しきスメルを醸成し続けていた。
率直に言ってくっさいんだよ。(;`~')
まいったね、ほんと。(ノД`;)
入口に置いたスニーカーの臭いが、(フスマを締めないと)部屋にいても分かるレベルだ。(´Д⊂
もういっそのこと衣類とともにコインランドリーにぶち込みたい。
・・・が、このホテルにもコインランドリーはない。
3日目に泊まった能代の宿以降は洗濯をしていない。
明日まで我慢するしかないか。
15:45 ホテルを飛び出す。
時間的にひとつぐらいは観光スポットを回れそうだ。
「有珠山西山山麓火口散策路」に行ってみよう。
【有珠山西山山麓火口散策路】
2000年有珠山噴火でできた火口。
地殻変動や噴石で被害を受けた建物など間近に見ることができる。
結構な勾配の坂を上る。
一休みしたのと、もう今日のゴールには到達している安心感で大して苦でもない。
15:57 西山山麓火口散策路へ到着。
右手にある売店で、
"銀さんの木刀"が売っていた。
ちょっと欲すぃ・・・。(〃д〃)
おいおい、何でも欲しがるなよ。( ´ロ`)
高校の京都修学旅行の時の、友人Kと友人Sの異種格闘技戦を思い出すんだ。(`Д´)
友人Kは木刀、友人Sはボクシンググローブをお土産屋で買った。
その夜は二人の異種格闘技戦で盛り上がったが、翌朝、友人Sは俺に言った。
友人S「ねぇ、このグローブ、3千円で買わない?(´д`;)」
俺「・・・・・・・・・・超いらねぇ。( ´_ゝ`)」
無駄なモノにお金を使っちゃいけないよ。
とりあえず一通り歩いてみよう。
あまり人もいなくて、ちょうどいいや♪
探検気分だね♪ヽ(* ´Д`)ノ
西山山麓火口散策路 第1展望台
この辺で御終いかな?
まだ結構あるのか。
第2展望台
まだ先がある。
草ぼーぼーの家(´Д`)
草ぼーぼーの車(´Д`)
草ぼーぼーのスクールバス(´Д`)
草ぼーぼーの幼稚園(´Д`)
手入れしないと、こんなんなっちゃうのね。
やだわぁ。(´Д`)
16:31 「とうやこようちえん」っていうのか。
・・・と、ここで散策路も終わりみたいだ。
来た道を引き返さないと、チタンくんのいる場所まで戻れない。
30分はかかるだろうし、一苦労だね。(´-`;)
ホテルへ戻る途中、コンビニでアルコホールを調達する。
・・・もうね、どこに行っても中国人観光客が目につくわ。(´◇` )
中国人のお姉さんが、デジカメでカップラーメンの写真を熱心に撮っていた。
そうかい、カップラーメンが珍しいかい。(´∀`)
わかる・・・いや、ちっともわかんねぇ~よ!
おめーの国にもあるだろうが。(´゜д゜`)
17:40 ホテルへ戻る。
走行距離は160.99km・・・今日も一番星は大爆走だ。(;´▽`A``
まずは温泉に入ってマッタリしよう。
もうね、本当に足の臭いが不快でたまらない。(´・ω・`)
それとね、体中に汗疹ができて痒い。(;`~')
18:49 夕食の時間。
チェックインの際、部屋食(2,500円)を申し込んどいた。
下手な居酒屋探すより、絶対マシなんだよね。
悪しきスメル発する草臥れスニーカーは、トイレの中に隠しておいた。
あんな匂い嗅ぎながら、ご飯食したくねぇ~し。(;´Д`)
歳取るとさぁ、量はいらないのよ。( ´∀`)
まして、アルコホール飲みは余計にね。
少しずつ色々な物を食べたいの♪(´ε`*)
早よ煮えろ。( ̄0  ̄〃)
コンビニで買ってきたアルコホール。
魂の水。(*´д`*)
すげぇ飲もう、ガンガン飲もう。
19:10 釜飯・・・ちょい半ナマ?( ゜ ρ ゜ )
まあいいや。
それでも美味しく食した。(´ω` *)
満足したところで急激に眠気が襲ってくる。
旅も明日で7日目だ。
正直・・・・・もう気は済んでいた。(´-`)
このまま余市や小樽ではなく、札幌を目指して明日を最終日としたい。
その方が最後までテンションを保っていられるだろう。
そんな気持ちもあった。(´ρ`;)
ただね、宿や飛行機の予約もあるので、おいそれと変更はできない。
やはり・・・当初の予定通り、あと3日走るしかない。(´ヘ`;)
明日は余市へ直行と考えていたけど、気が変わった。
小樽経由で余市へ行こう。
小樽の街を観光したい。
となると、昼過ぎには小樽へたどり着きたい。
・・・やはり"日の出作戦"しかないね。( ・`ω・´)
この快適な宿でのんびりと朝飯を食したいけどさ。(´・ω・`)
少し残念だ。
さっ、寝るか・・・。(*´ρ`*)
・・・・・と、その前にオシッコだ。ヽ(´o`;
トイレのドアを開ける。
ずんじゃんずんじゃんっ!!!
うわ~~~!!!∑(´□`;)
なんだよこの臭い!!!(ノД`;)
草臥れたスニーカーが・・・そっと置いてあった。(´-`)
第9話 『9小樽』 へつづく。
《本日の探検》
距離 158.8km(実際の走行距離 160.96km)
最大標高差 238m
✔2015年8月 新潟~札幌《行き着くとこまで行けばいいよ》
計画 1酒田 2秋田 3男鹿半島(前) 4男鹿半島(後) 5白神山地(十二湖) 6金木(斜陽館)
7函館 8洞爺湖 9小樽 10余市 11積丹半島(前) 12積丹半島(後) 13札幌
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