《2017年8月13日 前半》
4:00 起床
なんという気だるい朝だろう。
さて、どうしたもんだか・・・・・。(´-`;)
4:21 昨日、スーパーで調達したパンを齧りながら、覚悟を決める。
あ~あ、やだなぁ。||| (-_-;) |||
5:00 地球の平和を守るため、今日も戦闘準備完了!
・・・・・本当は戦闘したくねぇ。(ノД`;)
2日連続で、雨天走行を余儀なくされる。
今日は八戸を経由して十和田湖まで向かう予定。
あくまで、予定。
7:04 久慈から走り続けて2時間、ついに青森県へ入る。
人生3度目の青森県だ。
本当なら心が躍る瞬間なのだが、もはやそれどころではない。
国道45号を外れ、県道1号を海沿いに走る。
なんとなく種差海岸を見たくなったのだ。
ほらっ、ワイルドな俺は荒ぶった海とか好きじゃん♪( ´艸`)
雨は強く俺の体を打ち付け、強風が止めを刺す。
7:30 八戸市へ入る。
実のところ・・・・・朝からずっと考えていたことがある。
種差海岸を虚ろな目で眺め、物思いに耽る。(´ω`)
はっきり言おう。
今回の探検、あまり楽しくない。
(ブログ上)浮かれポンチな場面も書いているが、ぶっちゃけ辛いばかりだ。
天気予報によると、明日以降も雨の可能性が高い。
良くて終日曇りだろう。
八戸で中止しないか?
一刻も早く新幹線に乗り込みたい。
今日(日曜日)で探検終了なら、明日からお仕事へ行ける。
有給を消化しなくて済む。
9月の北海道探検時に、有給申請を(気持ち的に)し易い。
毎日、嫌になる数の申請書に承認印を押さねばならない。
ボンクラの俺でも、いないと業務プロセスが滞るのだ。
探検中も頻繁に会社のメールをチェックしてる。
相談があれば、すぐに返答している。
血迷って、"ずぎゃ~ん"とか"ちょむちょむ"とか書いちゃいそうだけど!(;´Д`)
実のところ、休みづらいのだ。
そんなしょっぱいことを考えていたら、
チタンくん(ブロンプトンP6R-X)の泣き所というか、
左の外装ギアの入りが悪くなってきた。
無茶はもう止せ!
チタンくんが無言で訴えかけているようにも感じる。
しかし即座に中止する決断も出来ず、雨に打たれながら八戸市街を目指す。
8:36 八戸市街を走行中。
十和田まで33km。
雨は小降りになってきた。
マックで休憩。
本日2度目の朝飯だ。
俺の脳内で、臨時探検会議が始まった。(´゚д゚`)
出席者は2名。
白い全身タイツを着た俺と、黒い全身タイツを着た俺だ。
白い俺「この期に及んで、探検を続ける意味がない。体調を崩すし、早々に撤退すべきだと思うよ。(´~`)」
黒い俺「俺、なんも成し遂げてねぇ~し。マジ、燃え尽きてねぇ~し!(`A´)」
白い俺「思考が短絡的過ぎるよ。 状況に応じた判断をしないと、一流の探検家になれないよ。(´・ω・`)」
黒い俺「はっ!? 何言ってんのお前? 俺、"北関東の狂犬"よ? マジ、バリバリ伝説かましてやんよ!!ヽ(o`Д´o)ノ」
白い俺「・・・・・君の日本語は、理解し難いな。低脳な人間は、生きる価値もないよ。(´−ω−`)」
黒い俺「てめっ、どこ中だよ!? コークスクリューぱ~~んち!!!(# ゚皿 ゚⊂彡))Д´)・∵. グハッ!!」
黒いやつ、強えぇ!!(;゚д゚)
※ねぇ、これ会議なの?
探検を続けるか。
ただ、今回の八戸は、探検せずにスルーしよう。
昨日同様に体力の消耗が著しく、考えて行動しないとHPがすぐに尽きる。
"幸運橋"という名の橋を渡る。
そうだ、俺はラッキーマン。
ラッキーマンが良いところなしで終わるだろうか?
否、断じて否!!ヽ( ´θ`)ノ
道路標識に"恐山"が現れる。
このまま直進すれば下北半島、恐山方面となる。
ざん!
ざん!!
ざん!!!
ざん!!!!
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おそれざん(恐山)!!!!!(´゜д゜`)
恐山は2015年のGWに探検した。
あの時はすっげぇ楽しかった♪
イワオとの壮絶な闘いは、歴史に残る名勝負だった。
今回は左折して十和田へ。
すっげぇとは言わなくとも、多少は挽回して探検を楽しみたい。
10:24 十和田まで10km。
霧のような雨に変わってきた。
十和田市へ入る。
とは言え、もはや完全な濡れ鼠。
風邪を引かなければ良いが・・・。(´ω`;)
探検スポットである「十和田市現代美術館」に入るのも憚られる思いだ。
11:03 などと考えているうちに、「十和田市現代美術館」へ到着!ヽ(´ー` )ノ
ここまでの距離は93.23km。
雨の中、2日連続でロングライディングはかなりきつい。
5時出発というのが、見事なまでに功を奏している。
タオルで軽く衣類を拭き、入館料1,000円を払って中へ入る。
館内は撮影禁止なので、外観や周りのオブジェの写真しか撮れない。
まあいいさ。
しばらくの間、気分を切り替えることができる。
十和田市の芸術空間、官庁街通りのシンボル的存在なのが十和田市現代美術館。
国内外のアーティスト33組による作品が展示室や屋外を飾っている。
館内の広さはそれほどでなく、さして時間をかけずに一通り見て回った。
うん、興味深く探検できた♪(*´ω`*)
とはいえ、現代美術ってよく分かんないんだよね。
こういう落書きチックな女の子の方が興味をそそられるのは、
やはりオタクの性なのだろうか・・・。(´~`)
オクリア
神話に登場するリンゴの木をモチーフにした白黒の絵。
チビッコの頃、木をモチーフにした版画を描いてなんかの賞を貰ったなぁ。
っていうか、図工とか美術とか、いっつも評価Aだった。
てきとーに作った作品が、先生から妙に褒められるんだよ。
現代美術ってのも、その延長みたいなもんだろう。
・・・・止めろ、そろそろ本当に怒られるぞ。(´−ω−`)
フラワー・ホース
十和田市の馬との関わりや、通りを四季折々に彩る花々の存在、
そして十和田の未来の繁栄を象徴しているそうだ。
馬って言うと競馬だ。
大学生の頃、競馬好きの友人Hに付き合い、時折競馬場へと足を運んだものだ。
ある時、バイトで稼いだ1万円を単勝に突っ込んだ。
"クロフネ"という名の馬だったかな??
その馬が目の前で失速していった時、
少しおしっこチビっちゃったのは今も苦い思い出だ。||| (-_-;) |||
タイタニックに改名しろや。
アッタとチタンくん♪
突然変異的に巨大化した真っ赤なハキリアリ。
シャア専用の蟻だ。
蟻なんて専用にして、どうするんだろうな?(゚Д゚)
ファットハウス
持ち主もきっとデブだろう。
入口から入れないはずだ。
まさに欠陥住宅。
ファットカー
持ち主もきっとデブだろう。
車内に乗り込めないはずだ。
まさにリコール対象。
若い時の話だけど、車好きの友人やっちゃんが車の軽量化とか図ってた。
車のパーツを交換して○キロ軽量化したとかさ。
だけど、おめーの体重90km超えてんじゃん、身長166cmしかねぇ~のに。
まずおめー自身を軽量化しろよ。
・・・・・とは言えなかったなぁ、流石に。(´・ω・`)
ファット ファッター ファッテスト♪ヽ( ´Д`)ノ
愛はとこしえ十和田でうたう
かぼちゃやきのこなど、色鮮やかな水玉世界が広がる。
食ったらちっちゃくなっちゃう系のキノコだ。
それでも食いたくなる・・・・・若い頃のひもじい俺。( ´ロ`)
ゴースト
トイレの横を浮遊するキュートなお化け。
ところでなんのお化けなんだ?
ばけらった♪( ´艸`)
なんだろなこれ。
なんでこんなもん作っちゃったんだろう?
俺、よく分かんないなぁ。
きっと、どうかしちゃったんだろうなぁ。
さて、気が済んだ。
そろそろ飯にすっぺ。( ´∀`)
11:50 おっ、このラーメン屋で良いや♪
全部乗せっていうのと餃子、ライスを注文(1,250円)♪
炭水化物の狂宴が始まる。
麺は細めのコッテリ系で美味しかった♪
12:10 ラーメン屋から出ると、雨はすっかり止んでいた。
やれやれ、今更病んでも・・・・・止んでもなぁ。(´~`)
と思うより、これから良い状況へ向かうと考えよう。
奥入瀬渓流まで28km。
是非とも行ってみたかった探検スポットの一つだ。
これから楽しくなる!
これから面白くなる!!
これからワクワクする!!!(=´Д`=)
じゃないと、週刊少年ジャンプならもう打ちきりだ。
俺たちの闘いはこれからだ!!
tokax先生の次回作にご期待ください♪(^o^)/
第5話 『5.十和田湖』 へつづく。
《ここまでの探検》
距離 93.5km
最大標高差 176m
✔チタンくん、津軽海峡・夏景色
0.計画 1.宮古 2.岩泉 3.久慈 4.十和田 5.十和田湖
6.弘前 7.白神山地 8.弘前2 9.竜飛崎 10.竜飛崎2 11.青森
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