《2017年8月16日 後半》
竜飛崎
津軽半島の突端に位置する岬。
龍が飛ぶかのように強い風が吹くことが名前の由来。
海峡パンを吹っ飛ばされた俺は、怒りの頂点に達していた。(`Д´)
わけでもなく、ネタになって良かったなぁ~程度の気分で走り続けるのであった♪(*´ -`)
10:45 おやっ、滝があるぞ。(゚∀゚ )
「七つの滝」というのか。
7つの習慣-成功には原則があった! | |
Stephen R. Covey,ジェームス スキナー,川西 茂 | |
キングベアー出版 |
「七つの~」で思いつくのは、「7つの習慣」かなぁ。(´-`).。oO
第一の習慣:主体的である
第二の習慣:終わりを思い描くことから始める
第三の習慣:最優先事項を優先する
第四の習慣:Win-Winを考える
第五の習慣:まず理解に徹し、そして理解される
第六の習慣:シナジーを創り出す
第七の習慣:刃を研ぐ
ってやつ。ヽ( ´θ`)ノ
途中で飽きて読んでないわ。
11:05 いよいよ竜飛崎が本気出してきた!
どうせ俺とチタンくん(ブロンプトンP6R-X)の前に敗れ去るのだろうけど、
せいぜい無駄な抵抗をして、俺を苦しませておくれ♪(*`ー´)
と、余裕をかまして上っちゃいるが、激坂以上に手ごわい敵がいた。
11:27 竜泊ライン、竜飛まで10km。
そう、強風!(;´Д`)
びゅんびゅん音がする。
一瞬で、被っていたキャップが吹っ飛ぶ!Σ(゚Д゚;)
ほっ。(〃´o`)=3 フゥ
近くに落ちたので失くさずに済んだ。
Pハンドルの下を握り、いつもより心持ち体制を深く屈めて、ちょむちょむ作戦を発動する。
道がうねりまくっているので、追い風になったり向かい風になったりする。
正直、過去最強と言っても過言ではない相手だ。(;`~')
こちらも定番だが、上れば上るほど霧が立ち込めてくる。
もはや青空は見る影もない。
後ろから引っ掛けられたら目も当てられない。
リアランプを点灯しよう。
竜飛崎よ、やるではないか!
並みのミニベロユーザーなら、そっこうで返り打ちにあうだろう。
だが、俺とチタンくんの敵ではない。
所詮、貴様は敗れ去る運命よ。
さて、そろそろ仕上げに入るか。
しゃ~お~~、しゃおしゃおしゃお~♪( ` ∀´)
南斗水鳥拳奥義 飛翔白麗!!(`Д´)
※こんな名前の焼酎か日本酒ありそう
しゃおしゃおしゃおしゃお しゃ~お~~♪(´ε`*)
11:57 竜飛崎を八つ裂きにしてやった!!( ´∀`)
まだ上りはあるけど、もはや竜飛崎は虫の息だ。
おっと、1.2km先に道の駅があるぞ♪(゚∀゚ )
ちょっと立ち寄るか♪
ここまでの走行距離は107.27kmだ。
12:06 食堂があるかと思ったが、「青函トンネル記念館」であった。
まあいいや。
先に進んでここへ引き返すのも面倒だし、昼飯時だが先に探検してしまおうか。
んもぉ~、タフなんだからぁ♥( ´艸`)
中へ入り、体験坑道乗車券とのセット券(1,300円)を購入する。
12:18 タイムリーにケーブルカーの乗車できる。
さくっと海面下140mへ潜ってみよう。
海面下まで降りてきた。
ほうほう・・・・・さ・む・い。((((;´Д`))))
ガイドさんの説明を聞きながら、トンネルの中を歩いていく。
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この映画で見たけど、このトンネル開通させるの超大変だったんでしょ?
青函トンネルの全長は53.85kmにも及ぶ。
これは交通機関用のトンネルとしては、日本一および東洋一らしい。
すごい話で、想像もつかない。
俺もこういうビッグなお仕事したかったわ。
黙々と過酷なことに取り組むの、ぜってー向いてるもの。(´∀`)
大体見て回ったところで、ケーブルカーに乗って地上へ戻る。
展示ホールを軽く見て回る。
高倉健の映画、また見てみるか。
再びチタンくんに乗り、竜飛崎のてっぺんを目指す!ヾ(*´Д`)ノ"彡
13:18 さくっとかりっと、竜飛崎を撃破!!\(^ω^)/
序盤で心が折れそうになった岩手・青森探検だったけど、
ついにここまで到達できたか・・・・・。(〃´`)
石川さゆりの『津軽海峡・冬景色』 のBGMが流れている。
俺とチタンくんが眺めるのは、"冬景色"ではなく"夏景色"。
雨降ってなくて本当に良かったよ。
俺ってば、何をやっても帳尻あうような運命なのかしら??(´~`)
13:20 おっ、右手に階段国道が見える。(゚∀゚ )
竜飛崎へと向かう国道339号は、362段の細い階段がつづく日本で唯一の歩行者専用国道だ。
チタンくんを停めて写真を一枚♪(*^ー゚)b
さて降りてみるかというよりも、まずは昼飯にしたい。
よってこのまま灯台を目指してもう少しだけ坂を上ろう。
13:26 おっ、あそこが食堂っぽいな。(´∀`*)
もうとっとと入ろう。
なんでも良いからお腹に入れたい。
海鮮丼とか食そうかと思ったけど、2千円近く払って散財するのバカらしい。
味気ないがラーメン(600円)とおにぎり(150円)を注文!(=´Д`=)
普通に美味い。
それで十分満足さ♪
チタンくんを停め、あたりを散策♪
見晴らしが良い。
チタンくんに乗って、よくぞここまで走ってきたものだ。
自転車(輪行)旅って素晴らしい!(〃´`)
自転車で来るから楽しいのだ。
自転車で来るから感動するのだ。
自転車で来るから満足するのだ。
数日前の泣き言は、もはやどこ吹く風。
見事な手のひらの返しっぷりだ。
俺の手首は細くて軽いのです♪(*´ω`*)
14:03 竜飛崎灯台まで歩いてきた。
自転車旅を始める前って、灯台自体に行ったことあったっけ?(´-`).。oO
と思うほど、数え切れない数の灯台に到達した俺。
苦労して上ってきた分、竜飛崎灯台も良き思ひ出として深く刻まれるだろう。
あの遥か彼方に見える大陸は北海道。
来月の探検で死闘を繰り広げる場所だ。(´ω`)
断崖絶壁。
Can you fly?(*´ω`*)
ぜってーやだ。('A`)
14:14 腹も満たし、気分も晴れたところで階段国道まで戻ってきた。
チタンくんを停めて下まで歩いてみよう。
総延長388mあり、階段の上から見る眺めは悪くない。
民家と民家の細い道も国道なんだろうか?
きっとそうなんだろうなぁ。
14:24 下まで降りてきた。
で、帯島まで歩いてきた。
特に何もない。(´ω`)
また階段を上って戻ろう。
googlemapを確認して、気づいちゃったけど、
この道をチタンくんで通らないと道の反対側に出られないんじゃないか?
もしくは、結構道を戻らないといけないのでは??
う~~~ん。(;´∩`)
14:38 色々考えるの面倒だ!
チタンくんを押して歩いて階段国道を降りることにした。
こう言っちゃなんだが二度手間。||| (-_-;) |||
初めからそうすりゃ良かった。
まあ、これも良き思ひ出となろう。
14:48 無事、階段を降りて反対側の道まで出てきた。
実はまだ、宿まで40km弱程度走らねばならない。(´−ω−`)
既に走行距離は100kmを超えてるし、竜飛崎とのバトルによる消耗も軽くはない。
そして、相変わらず風が強い。
Pハンドルの下を持ち、身を屈め、軽いギヤでペダルを回す。
正直、気力と体力は燃料切れで、動作の一つ一つが億劫に感じる。
ここから先は、宿までの距離を縮めることだけに専念しよう。
16:56 途中のコンビニ休憩を挟み、走り続けて2時間が経過。
左手の海を隔てた先に見えるは下北半島だろうか。
いつになるか分からないけど、次の青森探検は下北半島を一周してみたい。(*´ー`)
17:03 そろそろ宿にたどり着けるはずだ。
もう少しだけ踏ん張れ!(;`~')
17:20 そしてついに本日の宿 ペンション だいば 8,100円(朝・夕食付き)へ到着!( ´∀`)
走行距離はなんと146.68kmを記録した。
早朝5時から走り続けてこれだもん。
結構ハードな一日だったよ。
しかし面白いな、このペンション。
真後ろに灯台があるよ。
強風が吹きすさぶ中、まじまじと眺める俺。(゚∀゚ )
17:27 あ~、やっとチェックインした。(〃´o`)=3 フゥ
宿泊客は、俺以外に親子連れ1組のみのようだ。
母親らしき人に、子供がうるさくてすいませんと声をかけられた。
いや、子供は元気なくらいがよかとぶぁい。
お風呂に入った後、先ほどの灯台まで歩いてじ~っと灯台を眺めてた。(゚∀゚ )
いいな、灯台。
俺、灯台好きなのかもな♥(*´д`*)
19:00 夕食の時間♪(*´∇`*)
他のお客は済んでしまったようで、俺しかいない。
うん、美味い♪
イカハンバーグってのも美味いでゲソ♥
俺が望む夕飯っていうのはこういうのだよ。
岩手・青森探検の夕飯MVPに認定しよう!
19:30 男のゴールデンタイムへ突入。
もう疲れた、言葉もない。(´◇` )
竜飛崎までは気合の要る一日だったけど、走った道も手応えがあり、
天候も良好で、本来望むべき探検ができた一日といえよう。
毎日こうだと良いんだけどな。
そうは出来てないのよね。(;´▽`A``
さて、明日の降水確率も30%程度だし、雨にやられるということはないだろう。
もはや消化試合。
新青森駅へ直行しても良し、周辺を探検しても良しだ。
岩手・青森探検最後の夜ということもあって、名残惜しくも感じる。
今日まで長かったなぁ、そして、あっという間だったなぁ。
本当に八戸で逃げ帰らなくて良かった。(´ー`*)
20:30 さっ、もう寝るか。
最終話 『11.青森』 へつづく。
距離 143.6km (実際の走行距離 146.68km)
最大標高差 503m
✔チタンくん、津軽海峡・夏景色
0.計画 1.宮古 2.岩泉 3.久慈 4.十和田 5.十和田湖
6.弘前 7.白神山地 8.弘前2 9.竜飛崎 10.竜飛崎2 11.青森
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