《2017年8月13日 後半》
十和田市現代美術館を後にし、国道102号を東に向かって走る俺。
13:28 さくっと奥入瀬川までやって来る。
もう雨の心配は無用だろう。
しかしレインカバーを取り外すのめんどーなので、付けたままにしておこう。
奥入瀬渓流はすぐそこ。
もはやペダルを漕ぐだけの簡単なお仕事と化していた。
ここにきて、ようやくテンションが上がってくる♪(*゚ー゚*)
特別名称天然記念物
十和田湖 および 奥入瀬渓流
この写真を撮る為にチタンくん(ブロンプトンP6R-X)を停めようとしたところ、
クロスバイクにオーバーテイクされビクッとする俺。
ホッとしたところで、少し気が緩んだかな?
十和田湖と焼山の間の約14kmを流れる渓流。
渓流沿いに歩道が整備されているが、流石に歩く気にはなれない。
そりゃあそうだろう。
悪天候の中、既に120km以上走っているのだ。(´~`)
右手に渓流を眺め軽くポタりながら、
ふと立ち止まって写真を撮る。(゚∀゚≡゚∀゚)
散策している観光客も見かけるが、景観を損ねるほど多くはない。
これが多すぎると、それだけで残念探検スポットに一直線だ。
ゆる~い坂道が続く。
そして、そこそこ交通量がある。
2~3速でゆっくり走ろう。
景色に目を取られて、車にぶつかるなよ。
ちんまい滝だなぁ。( ´Д`)
千筋の滝
最も下流に位置する滝で、細い筋のような流れがシトシトと静かに流れ落ちる。
ぷぷぷっ、キレの悪いおしっこみたい♪(´ε`*)
このあたりから滝が連発してくる。
俺の脳内に流れるストーンローゼズの名曲。
The Stone Roses 『Waterfall』
Chimes sing Sunday morn♪( ´Д`)ノ
日曜日の早朝、チャイムは鳴る
Today's the day She's sworn♪ヽ(´Д` )
今日は彼女が誓いを立てる日さ
To steal what She never could own♪( ´Д`)ノ
彼女が持てなかったモノを盗むために
And race from this hole She calls home♪ヽ(´Д` )
彼女がホームと呼ぶこの穴から競争するのさ
やべぇ、この歌のメロディーは好きだが、さっぱり意味が分からねぇ。
雲井の滝
落差25mの瀑布で、途中にある段差で流れる角度を変える。
近づきたい気もするが、もうめんどーなので素通りする。
白布の滝
落差30mの岩壁を伝う、一筋の布のような繊細な流れが印象的。
"布のような繊細な流れ"って、イミフだな。
水が流れ落ちる壁にチタンくんを立てかけ、写真を撮ってみる。
幻想的な雰囲気を醸し出せるかと思いきや、
チタンくんがびしょ濡れになっただけだった。(´・ω・`)
バカなんじゃなかろうか??
レインカバーかけっぱなしで良かったわ。
双白髪の滝
「双に白髪が生えるまで」。
尽きることのない永遠の命を感じさせる。
永遠の命がぼやけとるがな。
銚子大滝
奥入瀬渓流の本流にある唯一の滝。
高さ7m、幅20mで圧倒的な水量を誇る。
遠くから眺めるだけで十分さ♪ヽ( ´θ`)ノ
14:47 このへんで奥入瀬渓流はおしまいみたいだ。
1時間強のポタリングであったが、穏やかな気分になった。
次回訪れることがあるならば、その時はぜひ散策してみよう。
次は本日のゴールである十和田湖。
宿は乙女の像付近のはず。
左折しよう。
ここまで来ればもう大丈夫!\(^ω^)/
十和田湖が目に入った時、まず思ったのがそれだった。
広い道、だけど坂道。
本日最後の試練だと思って、辛抱強く上ろう。(;´∩`)
途中立ち止まり、濃いムギチャを飲んで集中力を高める。
15:28 おっ、こっちに進めば秋田県へ入るのか!(゚∀゚ )
乙女の像とは逆方向だが、一瞬だけ秋田県へ入ってみよう。
一瞬だけ秋田県へ入り、よく分からない満足感に浸る♪(´ε`*)
道を引き返して乙女の像方向へ進む。
晴れてりゃ景色良いのになぁ~とか詮無き事を思ふ。
いや、雨降ってないだけ相当マシだよ?( ´ロ`)
「十和田湖」という立て看板があればなぁ~とか詮無き事を思ふ。
いや、どこ走ってるか分かんないでしょ。( ´ロ`)
15:38 本日の宿 湖四季の宿 弁慶 7,776円(朝・夕食付き) へ到着!(゚∀゚)
序盤の悪天候を凌ぎきり、走行距離は140.89kmを記録した。
チタンくんは泥まみれで外装ギヤは絶不調だ。
外装ギヤはいつものことだ、晴れれば元に戻るだろう。( ´З`)
チタンくんから泥を拭き取り、衣類をタオルで軽く拭い、チェックインする。
明鏡
俺の部屋だ。
「明鏡」は、一点の曇りもない、よく映る鏡のこと。
まるで探検にかける俺の熱い情熱のようだ。
いや、八戸で逃げ帰ろうとしたじゃないか。ヽ(´o`;
ビジネスホテルばかりじゃなく、こんな和室にも泊まりたい。
要はバランスが大事なのよ。
16:15 ふぅ~、落ち着いた。(〃´o`)=3 フゥ
ファンタを飲みながら、いかせんべいを食べるでゲソ♪
まだ時間もある。
時間調整も兼ねて、軽くあたりを散策しよう。
乙女の像ぐらいは見ておきたい。
16:57 宿のすぐそばにある十和田神社へ。
靴がぬっちょんぬっちょんして気持ち悪い。('A`)
晴れた日に走ってれば、走行中に乾くんだけど。
ほっとくと悪臭が漂ってくるんだよね。
17:03 高村光太郎作の「乙女の像」
この乙女達、体脂肪率とかやばくねぇ!?(´゚д゚`)
俺は細身の体型の方が好みだ。
とりあえず痩せろと言いたい。
どんより どよどよ くもりぞらぁ~♪( ´Д`)ノ
く~つは ぬちょぬちょ ぬっちょりよ~♪ヽ(´Д` )
昔から即興で作曲する癖がある。
ミュージシャン(?)としての血が騒ぐのだ。
名曲を思いついた時、自分の才能に身震いすることがある。((((;´Д`))))
俺が目指すのは"ナンバー1"じゃない。
いつだって"オンリー1"さ♪
しかし、今日の曲は駄作だったようだ。( ´Д`)
酒屋がある。
その時であった!!!
うわっ、なんだこの強烈な力は!?Σ(゚Д゚;)
やめろっ、助けてくれぇぇえええ~~~~!!!!(ノД`;)
掃除機に吸い込まれるゴミのように、
俺は酒屋へと吸い込まれていった。(。Д。)
アール アル アル アルコホ~~♪♪ヽ( ´Д`)ノ
19:06 風呂上がりの夕食。
ちまちまと色々食せるのが嬉しいところ。
ムギチャもデフォで注文♪(*^ー゚)b
まあ、満足なレベルさ。
天ぷらは冷めとるけどな。
19:38 お部屋へ戻ってアルコホールタイム♪
青森に乾杯♪(*^ー゚)b
どうなることかと思ったが、3日目も無事に過ぎ去った。
しかしまぁ、楽しいかと言えばまだ本調子じゃない。
天気のせいだよ、ほんとそう。
明日の天気予報だが、曇り、最高気温25度、降水確率20%~30%といまいちぱっとしない。
雨が降らないだけ状況は好転しているけど、そろそろ晴れてくれないとね。
明日は弘前へ向かう。
当初のルートで行くつもりなので距離も抑え目。
70km程度なので余裕のよっちゃんイカだ。( ´З`)
よっちゃん カットよっちゃん 10g×20袋 | |
よっちゃん食品工業 | |
よっちゃん食品工業 |
全然関係ないが、Amazonでよっちゃんイカが買えることにビックリした。
だが俺は買わない。
よっちゃんかぁ・・・・・よっちゃんねぇ~。(´-`).。oO
幼馴染の"よっちゃん"を思い出した。
よっちゃん、夏みかんを剥こうとして親指を骨折した小学4年生の夏。
その後、薬師寺の舞台から飛び降りて、右腕を骨折した小学4年生の秋。
助けなくてごめんね。
なんかさぁ、心配する前に笑っちゃうんだよ。(´゚艸゚)∴ブッ
そうそう。
ドラクエを渡されて、「明日までにレベル20まで上げとけ。(*`ー´)」って言われたな。
自分でやれよ、意味分かんねぇ~よ。
ああ・・・・・思い出さくて良いことを思い出した気がする。
俺、疲れてるんだな。(´ω`)
朝はゆっくりできる。
風呂でも入ってのんびりしよう。
体中ヒリヒリして痛いんだけどな♪(;//́Д/̀/)'`ァ'`ァ
21:00 おやすみんこ。(。Д。)
第6話 『6.弘前』 へつづく。
《本日の探検》
距離 139.8km(実際の走行距離 140.89km)
最大標高差 500m
✔チタンくん、津軽海峡・夏景色
0.計画 1.宮古 2.岩泉 3.久慈 4.十和田 5.十和田湖
6.弘前 7.白神山地 8.弘前2 9.竜飛崎 10.竜飛崎2 11.青森
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