第8章電気回路
(3)抵抗回路その2
前々回の”交流の詳細” の最後で電圧と電流を表す式
と抵抗との関係から抵抗は、直流回路でも 交流回路
でも 定数としての役割のみで周波数には、関係しな
いと言うお話をしました。 もう一度式を書いておき
ますので復習として下さい。
i = (1/R)・Vm・sin(ω・t + θ)
= Im・sin(ω・t + θ)
抵抗は、交流回路でも直流回路でも 電流と電圧の間
の比例定数としての働きがありますが 直列回路と並
列回路では、どの様な振舞をするのか 観てみましょ
う。
今回のお話は、直列回路の 合成抵抗の考え方と求め
方です。
それでは、基本的な回路でその様子を観てみます。
(1)直列接続時の合成抵抗値
電池の電圧:V に抵抗 R1、R2、R3 が 直列に接
続されています。
そこに流れる電流:I は 図-1の場合、3本の抵抗
を合成した抵抗値 R 考えた時の R により決まり
ます。
回路の左から 流入する電流と3つの抵抗を通って
出て来た電流の値は、同 じです。 (電池から流れ
出る電流も電池に戻る電流も回路上のどの抵抗を
流れる電流も同じ値になります。直列回路では、
”電流は、何処でも同じ”この点が一番重要です。)
覚え方としては、愛 ( I )は、変わらず。 と覚えま
す。(並列回路では、違います。)
この事を中が詰まっているパイプに息を吹き込む
場合を例にしてみます。
3本のパイをつないで息を吹き込みます。
中が詰まっていますので息を吹き込む事が 出来ま
せんのでパイプの反対側から息は出てきません。
次回は、抵抗の 直列接続と 並列接続のお話を致します
。
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