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授業なんて○○だ!変な教師の成功仕事術

学校の常識とは違う事いっぱいだけど、すべて筆者の成功体験からの仕事術ばかり。変な教師なので、信じなくていいですよ。

11/22理科セミナー

2008-11-24 01:02:38 | 講座・セミナー
検定授業として、いくつもの最先端の新しい授業が
発表されました。
私も、月の探査と開発について提案しました。
・開始1分間のつかみ
・暖かな表情、対応
・授業の組み立て
などを項目として、審査されました。
自分の授業のどこがよいか、どこを直したらよいか、
指摘していただけました。
たいへん勉強になりました。

環境立国法では、学校で観光を教えることになっています。
観光庁の発足にあわせ、理科の観点からの観光の授業が
いくつか示され、どれもすばらしい授業でした。

ブース別講座では、新学習指導要領に入ってくる
「もの作り」の授業がされました。
その場で、5つほどの物作りができ、それを持って帰る事ができるのが、楽しかったです。

講師3名のお話は、観光立国法案、新指導要領を受けて、
これから理科の授業はどうやっていくのか、
詳しく、わかりやすく教えていただきました。

こういった、学びは、探して、実際に足を運ばないとわかりません。
学んでいかないと、時代に乗り遅れた教師になります。

11/23日本教育技術学会

2008-11-24 01:00:03 | 講座・セミナー
地元の教員仲間4名で、参加してきました。
横浜の、有名な中学高校を借り切っての学会でした。

最初の分科会では、体験活動の提案を見ました。
15年前から、ボランティアの教育を行っている岡山の先生の提案は、
たった10分の中に、アイマスク体験と、
15年前、批判を受けながら行っていた福祉体験が、
今やスタンダードになっていることの報告がありました。

次の分科会では、特別支援教育の提案を見ました。
新潟の校長先生からは、誰がどう連携していくか、
栃木の先生からは、教室での支援の必要な子どもへの
実際の対応が、報告され、どちらも深い学びができました。

第1シンポジウムでは、
学会会長と元文科省審議官の新指導要領の教育理念が話されました。
今度の改訂で、私たち教師が何をすべきかが示されました。
端的に言えば、「教師は、活動させるでなく、教えること」「体験すればいいのではなく、習得させること」でした。
やっと、私たち教師の本分を出せるのだと感じました。

最後の分科会では、
理数教育の充実に出ました。
理科の提案は、短い時間の中に、実際にものを使って授業し、
それが実生活で何に使われているのかや、
科学ががどんな職業にも使われていることを教えていこうという提案で、拍手喝采でした。

第2シンポジウムでは、新指導要領が抱える実践的課題について、
5名のパネリストが、意見を述べました。これがどれも痛快!
道徳教育の充実、伝統文化、観光立国、言語活動、外国語活動、など、
現場の先生方の声が、反映された指導要領になったことや、
5名のパネリストの主張が指導要領に入っていること、
多くの教育サークルで行われてきた指導法が、
盛り込まれていることなどが話されました。

閉会の辞では、特別支援教育に対する新たな示唆が、学会会長から話されました。

学び続けている教師が、新指導要領に対応し、すばらしい授業を作っていくのだと、感じました。
いつかはこの学会で、提案をしてみたいです。

11/5千葉大学生サークル

2008-11-08 10:56:44 | 教育サークル
水曜日、千葉大の教育サークルに参加した。
長期研修で千葉大に行かれている先生から依頼を受けたのだ。

そこで、理科の授業の組み立てを
模擬授業形式で、教えた。

小学校の理科の実験の授業の基本は、
おおざっぱに言えば、
1.学習問題をたてる
2.予想(仮説)をたてる。
3.実験(検証)する。
4.結果からまとめをする。
である。
(自由試行など、ほかにも組み立てはあるが。)

ひとりひとりに、予想を言わせた。
小学生と一緒で、「なんとなく」「カンで」などの意見もあった。
最初はそれでいいと思う。何も言わないよりは。
そこから、少しずつ意見をもてるように育てていけばいい。

模擬授業の中では、
じらしのテクニックや、
変化のある繰り返し、
ノート指導なども盛り込んだ。

参加した学生からは、「おもしろい!」「楽しかった!」
と感想をいただいた。

私の持ち時間は、
20分ほどの短い時間であったが、
自分自身も、勉強になった。

次回も参加して、理科講座第2弾をやりたい。

子どもたちの成長は教師の喜び

2008-11-06 23:10:53 | Weblog
郷土博物館に校外学習にいく。
社会科「昔の暮らし」の学習の一環である。

学校からは歩いて1時間。
往復5キロ。15000歩。

事前指導はしていたが、子どもたちの歩き方はすばらしかった。
また、見学の仕方もすばらしかった。

併設されている旧家邸宅では、
かまど、石臼、いろり、あんどんの体験をした。

ボランティアガイドのお年寄りからは、
「まじめで、一生懸命な子どもたちですね。」
とお褒めの言葉をいただいた。

終わったあとに、係の子がお礼の挨拶。
これも、今まではあまり前に出て言わなかった子が、
立候補してなった。
挨拶の内容について、何度も聞きに来た。
恥ずかしがり屋の子が、とても立派な挨拶ができた。
このうれしさは、教師冥利に尽きる。

学校に戻り、お礼の手紙を書かせる。
手紙の書き方も勉強である。
が、これは以前に指導していた。
どの子たちも、「前文・本文・結び」の流れができていた。
班の中で教え合いもできていた。

また、今日は社会科新聞作り。
新聞作りも、国語でも社会でも指導した。
こちらも、題名や見出し、編集後記などをしっかりかけている。
今までの学習が生きていることを感じた。
レタリングだけ、少し教えた。

2学期も後半。
今までの指導の成果が、見られるようになってきた。
成長の姿を見られることは、とても嬉しい。

観察カードの描かせ方

2008-11-02 20:39:47 | 理科
絵日記風のカードを印刷し、
「ツルレイシを観察して、カードに書きなさい」
と言うだけでは、観察させたとは言えない。

そのままだと、絵は、太陽があったり、人がいたり、ジョーロがあったりする。
観察させたいのは、ツルレイシなのだ。
たとえば、虫眼鏡を与える。たとえば、花を拡大して描く指示を出す。
「げんこつぐらいの大きさで花をかきなさい」とか。

文章も、指導がなければ、
「気持ちよさそうだった」「はやく大きくなってね」など感情をかいてしまう。
大きさ・色・形・におい・手触り・時には味など、観察の観点を持たせないといけない。

今日は、2学期最初の理科 ツルレイシの観察。
 観察カードを配り、ツルレイシの観察。
 葉・花・実・ツルを描くように指示。
 5分でスケッチ・5分でいろ塗り・5分で文章と、目安の時間を与えた。
 観察の間も、子どもたちは、次々と発見したことを報告してくる。それを褒めまくる。
 昨年度から、観察カードの書き方は、鍛えているので、
 25分で、全員が描けた。
 それも、文章の方はしっかり箇条書きで、気づいたこと、
 わかったこと、思ったことが平均10個ぐらいづつ描けていた。

 最後に時間を取り、子どもたちに気づいたことを発表させ、
 気づきを共有させるのだ。

型を学ぶと言うこと

2008-11-02 20:39:06 | Weblog
4年の国語教科書に「話し合いをしよう」なる小単元がある。
こういった教材は、どう授業していいか、昔は迷っていた。
学級活動で、話し合いはしているから、と避けてしまうこともあるだろう。

今回、授業プランを考えてみた。
めあては、当然「話し合いができるようになる」だ。

であれば、まずは教科書をよみ、
「話し合いの仕方」を探し出し、ノートに書く。
それが第一段階。

そして、教科書を参考に、話し合いをさせるが、
これがうまくいかない。

そこで、第一段階の後に、「ロールプレイング」を入れてみた。
教科書に書いてある話し合いを、子どもたちに役割分担させ、
教科書とそっくりそのまま、話し合わせるのだ。
これが第2段階。

ロールプレイングの中で、1カ所だけ、議題からそれる意見がある。
それはどこだったか、子どもたちに探させる。
それに対し、司会はどう対処したか、読み取らせる。
ただ読むだけでなく、ロールプレイングという体験をしたから、
自分たちのこととして、すとんと落ちたのだ。

そこで、第3段階で、シュミレーション。
嘘の話し合いをさせる。
議題は「1/2成人式でやることを話し合おう」
・やりたいことを言ってみよう。
・賛成意見も言ってみよう。
・反対意見も言ってみよう。
・わざと、議題から外れた意見も出してみて、
 司会はそれを修正してみよう。
これが、よかった。
嘘の話し合いなので、活発に意見が出たのだ。
議題は難しかったようだが。

今回は、ロールプレイング、シュミレーションという「型」で
話し合いの仕方を学ばせた。
教科書を読むだけでは身につかない内容を、
体験することで、身につけることができる。

「型」を教えることは、「応用」が効く。
算数の定理も筆算の仕方も「型」だし、理科の実験のしかた・観察カードの書き方も「型」だ。
そういえば、世の中の習い事は、すべからく「型」を学ばせることでもあるなあ。

「型」を学び、それを使いこなす事が「守」
「型」を応用し、別のことに対応していくのが「破」
新たな「型」を作り出していくことが「離」

なんて、かっこいいことを考えてしまいました。


実験にこだわる

2008-11-02 20:38:08 | 理科
金曜の夜、東京の理科教材会社のサイエンスアカデミーに参加した。
土日のサークルとは、別のもの。
講師は同じ、指導要領も執筆しているK先生。

月の動きについて、なんと、実際の実験で行うのだ。
ビデオではない。PCのシュミレーションソフトでもない。
電球と発泡スチロール球で、理科室に宇宙を再現するのだ。

ヘッドアースモデルという。
知りたい方は、ぜひ検索してみてください。

この方法と、K先生自作のテキストで、
月の満ち欠け、月食日食がばっちり実験で確かめられる。

私はこの秋、小学4年生に月の動きを指導するが、
このテキストは、おそらく4年生にも、読んでやれば理解できる。
これ以上、わかりやすいテキストはないと思った。

K先生は、できるだけビデオでなく、実験にこだわりたいという。
そのK先生の紹介のシュミレーションソフトで教えようと思っていたが、
実験を工夫しようと思う。

東京から千葉の家に帰り、急遽、授業プランを作成。
翌日、実験道具を車に乗せ、埼玉県へ。

教育サークルでK先生に模擬授業を見ていただく。
検討の中で、自分の実験の致命的な欠点を指摘される。
そして、代案を示していただく。
まだまだ、たくさんの改善点があるようだ。

私も、できうる限り、子どもたちがすとんと落ちる、
体験できる授業を作り上げていきたい。

なお、私が参加するサークルは、きちんと授業をおこない、
それに対して批判ではなく、代案という形で学びあう。

きれい事のレポートでなく、授業を見せるので、ごまかしはきかない。
そして、コメントする方も、一方的な批判でなく、代案を示す。
だから、授業力・教師力がつくのだ。

接客の本から教育を学ぶ

2008-11-02 20:37:10 | Weblog
「お客様をファンにする接客マスター」(森下裕道著・ソシム)

接客の本であるが、ほとんどが教師・子どもに置き換えることができる。「」は引用です。

「内緒話は注意。お客は「自分の噂をしているんじゃないか」と気分を害す。」子どもはもちろん、教師集団でもやめるべきですね。

「自分のお店の商品やサービスの知識を完璧にしよう。」
自分の授業や事務処理の知識を完璧にしよう。

「立っているときの姿勢は、手を前で押さえる。」
こういった事を、教師は学ばないといけない。

「人は理由を教えないと動かない。」
「人にものを教えると、自分自身も成長できる。」
そのとおり。

「どんなことよりも、お客様を優先しよう。」
どんなことよりも、子どもを優先しよう。

「おまけは、最初からつけるのでなく、思いがけないプレゼントにしよう」

「好感を持ったら、相手に伝えよう」

「どんな体験ができるか、どんな喜ばしいことができるのか、お客様に伝えよう」
「お客さんを喜ばせること、それは働くあなたの義務なのです。」
子どもに置き換えて。

「自分の強み、弱みは何かしっかり見つめよう。」
教師は特に必要です。子どももです。
自分の強みを磨き、この分野では誰にも負けないようになりたいです。


「活きた知識を吸収しよう。いろいろなところにいき、体験・体感しよう」
これも、教師も必要。学び続けないといけない。

ちなみに、先日この著者とお会いしました。
愛称は「炎の接客マスター」。
パワフルな方です。
サインをいただき、パワーもいただいてきました。

自分にふさわしい部屋にする

2008-11-02 20:36:05 | Weblog
今日は、久々に部屋の掃除。
先日、聞いた話に、納得したため。

「人は、周辺視野で見たものの影響を受ける。」

「自分の部屋が散らかっていれば、部屋を見続けることで、散らかっていてもいい性格になる。」

「こうなりたいという目標があれば、こうなりたいという部屋にすると、なれる。」

だいたいこんな話。
なるほど。

人は見たものに影響されていく。
だから、自分の部屋の風景が、自分を形作っていく。

テレビで、知的な人は、本棚をバックに撮影されている。
大学教授の方々もそうだったなあ。

私にふさわしい部屋。そういった視点で、掃除をしていこう。

今日は、とりあえず床においていたものを片付けました。

9/26ナリカサイエンスアカデミー

2008-11-02 20:34:51 | 理科
仕事が終わって、車で御徒町へ。
またまたナリカサイエンスアカデミーに参加。

サイエンスアカデミーとは、理科初心者教師に、理科指導のノウハウを伝える講座。
それも、「理科は感動だ」がモットーの小森栄治先生が講師!
あの、小森先生(知る人ぞ知る)から、1時間半も教えていただける!
めちゃくちゃ、楽しい!

今回は、顕微鏡の使い方。

顕微鏡の仕組みを、簡単な実験でわかりやすく教えていただいた。

え、こんなものを見るの!
「も○○○」と「ち○○」
しかし、それを見ることで、顕微鏡の見え方、あわせ方、スケールなどがわかってしまう。

私のような、理科大好き教師も学べるが、
ぜひ理科初心者教師に参加してもらいたいなあ。

宣伝しているわけではないですが、
興味のある方は、ナリカ(中村理科工業)で検索してみてください。