東西南北  ノラの散歩道

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  ルドルフ (帝国劇場)

2008-05-31 16:01:44 | 舞台 いろいろ

          

     音楽 フランク・ワイルドホーン 脚本 ジャク・マーフィ

             演出  宮本 亜門

     ルドルフ 井上芳雄  マリーヴッツェラ 笹本玲奈
     皇太子妃 知念里奈  ラリッシュ 香寿たつき

  観客のハプスブルク帝国への熱い思いがルドルフがどう描かれるかと

  期待が大きい分 失望も大きくなるから・・・

  井上芳雄のルドルフは定評通り好演 「エリザベート」の時より
  随分 大人になった

  香寿たつき の歌唱力は抜群!

  ミュウジカル「エリザベート」は素晴らしい作品なんだなあ と
  改めて思った

       くみこさんの所見聞きたい~ !デス


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6 コメント

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Unknown (マイヤーリンクの女A)
2008-06-01 12:12:38
ルドルフもマリーも。お馬鹿な感じで、観ていてイライラ・・。こんなにみんなが話しても状況が理解出来ないなら、もう仕方ありませんっ!
演技が上手いのか?脚本がうまいのか?
でも、私がイメージしている、マリーと違う!
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長文ですが・・・ (くみこ)
2008-06-01 16:42:11
ノラさんのご要望にお応えして参上!
家族愛もなく政治的に立場を失った35歳のハンサムでもない躁鬱病の皇太子が、好きだった女優に心中を断られ、たまたま付いてきた肉感的で玉の輿狙いのマリーと・・・ の史実に基づき上演となるかと、少し期待をしていたのですが、人物は「エリザベート」のルドルフを主役にしただけ、味付けは映画や宝塚「うたかたの恋」のままだったので、作品的には特に目新しさもない公演でした
幕開きとラストに心中場面を挿入するのは宝塚版のパクリのようだが、額縁の中に人物を配し絵画を模し死を昇華させたり、階段やスモークを巧く使った駅舎の場面、何層にもなった娼館で階級社会や退廃を印象付ける等、面白い演出があった反面、皇太子やマリーの私室、宮廷会議室や商店などはあまりにもチープに思えました。
衣装に関しては、良く見るとお金がかかっている装飾や生地、サテン張りの靴でしたが、それが映えないのは役者の着こなしのせいでしょうか?
うろ覚えですがルドルフは4着、マリーは3着(内2着の白いドレスのデザインが似通っている)程しか衣装替えがなく、井上君の白の軍服にしても細かいスパンのような光る素材でしたが何とも動きにくそうで、この辺のknow-howは宝塚から学んで頂きたいと思いました
井上ルドルフと笹本マリー:
金属的な声質といい、絵面といい、何回か共演している故か息が合ったコンビで、この作品にはとてもピッタリだったと思います
父の指示に従い自分が皇位継承をした時に行動する忍耐力や政治力、貴族の男性は公然と愛人を伴っているのだから、愛する人を死に追いやる位なら互いに妥協する判断力など、普通に考えたら回避出来たであろう悲劇を、観客に強引に納得させるには、この若い2人のロマンチシズムに頼るしかなく、その点ではベストの起用だったと思います
課題としては、井上君は軍服を着ると首が落ちることと、(今後求められたら)大人のルドルフも演じられるように心の深さが表現出来ることでしょうか?
笹本さんはドレス捌き等立ち居振舞いや表情の美しさと品性でしょうか?
浦井ヨハン:
コーラスを割って出る声量としなやかな動きで、あまり好きな役者さんではなかったのですが、今回見直しました!・・・が、使われ方が何とも中途半端な狂言回し役でした
三谷ブラットフィッシュ:
ルドルフの側にいつも優しく仕えている心ある芝居でホッコリ
香寿ラリッシュ:
芝居や歌は確かに巧いのですが、登場した際「風と共に去りぬ」の娼婦ベル・ワトリングかと思え、貴族にしては物判りの良い遊び人の女性を意識したのでしょうが、あくまでも皇室の一員なのですから、もう少し鬘やアクセサリー、物言いを工夫なさったらな?と思いました。
岡ターフェ:
「会議は踊る」メッテルニッヒ宰相のように美味しい役に膨らませて使うならともかく、あの出番で岡君起用は勿体なさすぎ!
最後に、楽曲の美しさは残念ながら今回はワイルドホーン氏より「エリザベート」のリーヴァイ氏に軍配を上げますが、6月の宝塚「スカーレット・ピンパーネル」に期待したいと思います
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ルドルフ (ノラ)
2008-06-10 14:21:15
マイヤーリンクの女A様
私は原作も読んだんですが・・・
 このマリーは確かにちょっと違いました
 期待しすぎたのかも・・

くみこさーん!
 私も長文の お返事描き込んだのに
 投稿ボタン押し忘れて消してしまったのです
 まだこんなミスが多くて めげていました

 この舞台 どんな演出かと
 宮本亜門氏に期待しすぎて・・・
 
 皇太子は 屋根裏部屋に居るのかと思ってました
 ラリッシュのヘヤーデザイン
 よくあれを通しましたね!
 香寿さんは歌でカバー出来てましたが・・・
 くみこさんの ご指摘通り
 浦井ヨハン中途半端でした・・
 狂言回しに徹した方が良かったのに・・
 岡さん 存在感が有りました
 芝居に重みが出ました
 岡さんのカバーで 成り立った舞台ですね
 早くから岡さんをマークしていた
 くみこさん!やっぱり凄い
 

 「エリザベート」での井上ルドルフは革命組織と
 抜き差しならない関係になっていく辺り
 ドキドキする程の緊迫感でしたが
 このルドルフにはそれが無かった・・・

 くみこさんコメント有り難う
     私も
 
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マリー (くみこ)
2008-06-10 22:44:01
ノラさんに質問です
私は原作を読んでないのですが、ノラさんの期待したマリー像とはどんな感じなのですか?
宝塚版のような一途な可愛らしい清純な乙女ですか?
それとも史実のように、したたかなお尻の軽い年齢より成熟した女性なのですか?
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うーん・・ (ノラ)
2008-06-10 23:20:20
くみこさん!
 皇太子ルドルフと心中するんだから
 やっぱり可愛い方が良い!
 一緒に死ぬ相手だから選びたい・・
 原作は史実に忠実に淡々と書いて有って
 人物についての説明はしてませんでした
 
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夢見るノラさん (くみこ)
2008-06-11 22:01:13
そっか・・・ ノラさんは宝塚版希望なのですね?
では、あの「ルドルフ」のマリーは現代っ子過ぎましたねぇ~
しかし、エリザベート皇后もスイス銀行に隠し口座を持つ計算高い女性だったり、ゾフィより子供を取り戻したとたんに子供への関心が無くなったりの自己中だったり、ハンガリーびいきも単にゾフィへの対抗心からだったりと、芸術的センスはあれど、けっして精神的に磨かれた女性ではなかったように、マリーも単なるミーハーで、皇太子ルドルフの追っかけの一人だったようですよ?
太い眉、エキゾチックな顔立ち、肉感的な体つきで、とても”可憐”とは言い難く
まぁ 芝居の中では現実から離れ夢を見たいのは私も同様です
・・・だから、何だかんだ言っても、宝塚から離れられないのですよね
映画の「うたかたの恋」はご覧になりましたか? シャルル・ボワイエとダニエル・ダリュー 素敵でした
未だでしたら、是非
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