HAMMER (2BACKKA) OFFICIAL BLOG

HAMMER(2BACKKA)によるblogです。

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2009-06-21 02:01:20 | Weblog
私は"UNITY"というデイイベントを9年半

"SPARKS"という深夜イベントを

1年半続けて色々な事を学びました。

しかし『自分が求めるイベントとは何か?』

私はこの問いをずっと考え続けている気がします。

今、思う事は、

出演者、お客さん、スタッフ、自分と全ての人が

同じ空間で感動したり、楽しんだり

笑ったりできる場所を提供したいという事。

それと、もう一つ

ただ大きなキャパの会場に有名なアーティストが出演する事でもなく

ただアーティストがワイワイ楽しいイベントでもなく

お客さんの集客が多いだけでもない

私はアーティストという立場でイベントをオーガナイズしていて

一番思うこと、それは同じ土俵に立って同じような志を持つ同士と共に

この音楽シーンを盛り上げていきたいという事なのかもしれない。

SOUL'd OUTやBENNIE KやSEAMOが伝えてくれたもの。

それを受け継ぎ、また受け継いだ者がそれを伝える。

過去、UNITYのレギュラーだった

SOUL'd OUTやBENNIE KやGReeeeNがデビューし

ヒットし、BENNIE Kが『UNITY』を歌い

GReeeeNが楽曲でコラボし、

SOUL'd OUTは個々で、いまだ出演という形で支えてくれている。

学校で言うと卒業生がOB,OGとして

後輩に部活を教えるようなものにも似ている気がします。

制作/企画/協賛/デザインと、

流通まわり意外の全てをアーティストで制作した

コンピレーションアルバム『UNITY』をリリースした時は、

まるで卒業制作だったような

年末恒例の各アーティスト達が"その日限り"のユニットを組み

ライブする『UNITYシャッフル』は学園祭のような

アーティストが一台のバスに乗って地方遠征する

『UNITYバスツアー』は修学旅行のようにも感じます。

忘れてはいないだろうか、

学校という場所がただ勉強する為に居た場所ではなかった事を

あの時学んだ事、あの時感じた事、大人になった今でも大切に思います。

数学の方程式や理科の分子記号は忘れてしまったけど

もっと人間的な部分は今でも深く心に刻まれている。

音楽が仕事になった今だからこそ、もう一度あの感覚を思い出したい。

今回の『Thank you people!!』

このイベントを開催したのは、

"クラスメイト"のTATE君のリリースがあるからです。

仙台から上京し、結果を残し再び仙台を盛り上げる為に故郷へ戻った。

転校したクラスメイトの大切な時を素直に祝いたいのです。

イベントもあえて『Thank you people!!』とし

また1からのスタート。

今回は、UNITY/SPARKSでスタッフ頼りになってしまった部分をもう一度、

初心に返り、引き締めるチャンスだと思っています。

ブランド化した『UNITY』には集客、運営は及ばないとは思うけど

みんなで一つの事が出来たらいいなぁって思っています。

それとここの場所が切っ掛けで何かが生まれたら嬉しく思います。

それは私たちアーティストも来てくれたお客さんも。

私はこのイベントをTATE君から貰った大切な時間だと思っています、

一生懸命頑張りますので応援よろしくお願いします。

それでは明日は楽しみましょう!!

HAMMER

今日の一言......。『この野良猫のように素顔のまま、素直にいこうぜ!』