HAMMER (2BACKKA) OFFICIAL BLOG

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川根町

2005-08-08 15:09:43 | Weblog
2BとHABUとmaaとHTPとスタッフ数名を乗せた渋谷行きのバスの中である。少々の
寝息と少々の笑い声は渋滞をのんびり走るバスのエンジン音に掻き消されるほど。
この静かな時間はいろいろ考えられる大切な時間。八月七日午前九時,渋谷を出発
した私たちの向かう先は静岡県川根町。
天王山の上で毎年ライブを中心とした祭がおこなわれる。

バスに揺られること約三時間半,到着した私たちは空腹に耐え切れずポツポツと
しかない建物の中からおにぎり屋を見つけた。なんだかすごく懐かしい感じがした
のは私だけではないだろう。
きちんと陳列されたおにぎりの中から好きな物を選び,カップのみそ汁にゆで卵を
注文。
まるで店ごと買い占める勢いだ!人通りの少ない道端に座りこむとそれにむさぼり
ついた。
美味い!自然と笑顔がこぼれる,するとお店の中からおばちゃんが出て来て私たち
に静岡名産のお茶をごちそうしてくれた。どこから見てもガラの悪い私たちを
あたたかく受け入れ,気を配ってくれたおばちゃんに感動。
お腹も満たされリハーサルに向かう,場所は山の上なのでバスは通れず車を乗り
かえて移動,町並みや近くを流れる川がとても綺麗だ。
会場に着くとスタッフが心よく私たちを受け入れてくれた。
      
晴天,広がる緑,心地良い風,心が洗われる。
リハーサルを終えた私たちはオーガナイザーの松島くんにねだり、川まで連れて
いってもらうことにした。HABUを含めた6人で軽トラックの荷台に乗り込みいざ
出陣!
すごい開放感で心も晴れる!
近くのコンビニで虫網をゲットした私たちは膝下ほどの川に入り小魚を追う。
速くて捕れん!
マゴが泳いでいる子供に『魚捕れた?』って聞くと馬鹿にした口調で『捕れるわけ
ないじゃん』と強烈なパンチライン!笑いが止まらん!
夕方になりイベント会場にもどる途中、徐々に山の上から重低音が聞こえてくる,
『なんか夏だねぇ!』
イベントにはラッパー、シンガーをはじめ,漫才、Dancer、レゲエバンドなどなど
たくさんのアーティストが出演した。途中停電があったがイベントは大成功だった。
     
その後場所を松島くんのペンションに移し、みんなで乾杯!
バーベキューも久しぶりにやったし、ジュンジの暴れっぷりに大爆笑した一日だった!
コテージへ行くときももちろん軽トラックの荷台(なぜかトトロを大合唱!)
コテージに着いても興奮しているが,しかし30分もすればみんな撃沈(笑)

朝五時,朝風呂に入り気合いを入れHABUのマサシといざカブトムシ採りへ!
林へ入って行き木の周りを探す。
なかなかいない…
やはり朝になるといなくなってしまう。
場所をかえてコテージの駐車場のライトの下を探す。
探すこと30分ついに落ちてるメスをゲット!(メスでも嬉しい!)
その後マサシと語り合った。マサシは8/20の『UNITY』を最後にHABUの脱退が
決まっている。やむを得ない事情なのでとても残念だ。私とHABUとの出会いは
99年くらいだったと思う,それから6年の月日が経ち今最強のHABUがいる。
その中でのマサシの脱退は少し残念だ。でもサトシもジュンジもすごくポジティブ
でつねに前を向いている。
俺がリスペクトするアーティストである。
この三人で『UNITY』のコンピレーションアルバムに名を残したことは私にとって
すごく嬉しい事だ!(どんな形で登場するかは聴いてのお楽しみ!)
    
十時,チェックアウトした私たちはペンション組と合流
(移動はもちろん軽トラの荷台)
出発まで少し時間があったので川で遊ぶ事にした。いつもの6人で裸足になり足を
つける…気持ちいい!
次の瞬間,私は遂に均衡を破ってしまった!
その後しばらくの間6人の男達が膝下くらいの浅い川にプカプカ流れていた。
すごく楽しかった。
スタジオワークが続く中、この大自然は私にとってオアシスだった。
息の詰まる都会にいる人はこういう時間が必要だと思う。
バスはもう三軒茶屋の上を通過した,きっとバスを降り都会のモヤモヤした空気を
吸ったらホッとするんだろうなぁ…。
人間って…。

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