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『一番～！！』とでも叫んでいるのでしょうか？

私は小学生の時"プロレスラーになりたい"という

夢を抱いていました。

当時"泣き虫"だった私を救ったのが

プロレスだったからかもしれません。

四角いリングに大男が大暴れしている。

"ブッチャー"が"テリーファンク"を捉まえ

"フォーク"で額を刺して大流血。

でも、テリーファンクは正義のヒーローのように

フラフラで立ち上がり、ブッチャーを倒すのです。

私にとって彼等は"リアルウルトラマン"でした。

そんなプロレス界にも超スーパーヒーローがいました。

アントニオ猪木のライバル"超人ハルクホーガン"です。

「一番！」というTシャツを着て登場して

「いっちば～ん！！！」と吠え

Tシャツをビリビリに破り捨てる。

そしてビルドアップされた大きな体が

まるで漫画のようで、

とにかくメチャメチャカッコ良かった。

その頃から格闘技が好きで

今では大メジャーの"K-1"も

第一回大会をアリーナ席で観戦したりもしている。

なんか縁があって、

プロレスラー"ブラザーヤッシー選手"の入場テーマや

K-1 MAXの"ブアカーオ選手"の入場テーマをやったりと

格闘技にまつわる仕事には気合いが入った。

今、趣味でキックボクシングをやっているのも

きっと、"小学生HAMMER"時代の影響なんでしょうね。

物心がついた頃には、沢山の枝分かれした道の中の

大きな分岐点の一つを確かに歩き出しているんですね。

ずっとずっと続く一本道を歩き、

所々、やってくる分かれ道を天性の勘で選択して

また歩き続ける。

そう、どこまでも、いつまでも、歩き続けるのです。

立ちはだかる困難も"アックスボンバー"で吹き飛ばし

また歩き続けるのです。

疲れた時は立ち止まり、座り、寝っ転がり、

「あぁ～意外と星が綺麗なんだなぁ」って

歩いていたら見れないような"寝風景"を見て感動して

疲れがとれたらまた歩き出すのです。

泣き虫な少年もきっと強くなれるはず。

照れ屋な少年もきっと恋が実るはず。

意地悪な少年もきっと優しくなれるはず。

きっと追いつけるから大丈夫。

さぁ、曲作るぞ！！

「いっちば～ん！！」

HAMMER

今日の一言......。『もっと自信を持って！そう、いつまでも自分のままで。』