ごめんね。ヨサク。

隣の犬、ヨサクが昨晩、長い眠りにつきました。


６日間、飲まず、食わずで体長はひとまわりもふたまわりも小さくなっていたね。

いつからだろう、お前が一匹狼のように心を閉ざしてしまったのは。
最後に会った時、本当に抱きしめてあげたかったんだよ。
ごめんね。うちには犬がいてお前を抱きしめることができなかったんだ。

今だから思うんだけど、お前をうちのこにできなかったのかなって。今なら、うちの犬にしてしまえばお前を一匹狼のようにさせなかった自信はある。

飼い主が病気で入院していて散歩も父母が行っていた時期があったのだから可能だったはずだね。

天国では、しっかり可愛がってもらうんだぞ！
きっと、前犬ケメが迎えに来てくれてるよ。

さようなら、ヨサク。
不運なお前に楽しい世界が待っていますように。