「3月12日 いったん中止されていたはずの海水注入が
福島原発の所長吉田昌郎氏の判断により実は継続されていた」
ということについて。
《 報道によって確認できる事実 》
5月20日 東電の会見で55分間の中断があったと発表
3月12日 午後 7時 4分 冷却のため海水注入開始
7時25分 中断
8時20分 再開
5月26日 東電 武藤栄副社長会見
12日7時25分 本店と現場のテレビ会議を実施
「(注水に)首相の理解が得られていない」との情報を協議、注水停止で合意
しかし、吉田昌郎第1原発所長の判断で注水を継続
(このことは、24、25日に行った吉田所長への聞き取りで明らかに)
「IAEA(国際原子力機関」の調査も行われることで
「正しい事実に基づき評価が行われるべき」(吉田氏談)だと、
今になって発表することにしたとのこと。
それにしてもよく今までこのことがばれなかったものだなあと
私としてはそのことにも驚いています。
現場で作業している方々の何人もが
きっと知っていて黙っていたってことでしょう??
マスコミからの取材だってあったろうし、
今はさまざまな情報発信手段を一個人が持っている時代なのに
吉田所長ご本人が口にするまで、この事実が漏れなかった。
このことから推測するに、
① 現場で作業している方々は、吉田所長の判断を是としている。
② 現場で作業している方々が、情報の秘匿に協力している。
(出すべき所やタイミングの判断が吉田氏に任され、コントロールできている。
とは、言えるんじゃないでしょうか。
命の危険がある場所で、しかも相当に劣悪な労働条件の中で
原発事故の収束のために毎日働いてくださってる方々からの
この方への信頼の厚さは相当なものなのだろうと感じます。
この件以外にも、この吉田所長という方は、
防潮堤の必要性について民放の番組で訴え、その後にやっと、
「6月半ばまでに防潮堤を完成させる」と東電が発表するということがありました。
いったん話は変わりますが、
もし自分が職業軍人や警察官であったとして、
非常時に、上司が、一般市民に対して
(例えばかなり強行な手段を取ってきたデモ隊であっても)
「撃て!」と命じてきたとしたら。
自分の良心に反しても、
公僕を選んだのなら、上司の命令に従うべきなのでしょうか??
電力会社も、民間企業であるとはいえ、ライフラインを担う、
「半公僕」と言って良いような職業であろうと思います。
専門的な知識をもとに「このままでは人命が損なわれる!」
と判断できるような、明らかに間違った命令が出されたとき、
人はどう行動すべきなのか。
ひょっとしてこの人は、
原発に正対しながら、背後の国や東電本社とも
戦っているのではないかしら???
背中から撃ってくる、本来味方であるべきはずのものと。
無能な味方は敵の何倍も質(たち)が悪いですもんね。
そして、状況を分析しつつ、
原発を安全に止めるために最前と思われる策を実行するために、
マスコミでもIAEAでも、有効と思われるものを
フルに活用しようとしているのではないか?
私にはそう思えてなりません。
私の情報源は主に「○旗新聞」と、インターネットと、
最近では「週間現代」。
原発事故以降、毎週買っています。
この雑誌はもともと吉田所長を高評価していましたので、
もちろんその影響を受けての判断なんですが。
正確な情報を迅速に、必要なところに伝えることは確かに大切なことです。
ただ、今回正しい情報が必要なタイミングで出てこないことは、
この所長さんのせいではないんじゃなかろうか?
彼らが報告していることがどれほど報道されているか、
正しい情報が流されないことへの怒りや焦りを
現場はむしろ深く深く感じているのではないか?
だからこそ彼は、「非常手段」を、それと承知で覚悟して取っているのではないか?
推測に過ぎませんが、私にはそんな気がします。
その彼を「処分」って…。
じゃあ誰が、彼の代わりを務めるのでしょうね?
現場の人たちが、そんな人事を受け入れるとは私には思えませんけれど。
毎日命がけで働いてくださっている現地の皆様。
どうか原発事故が、一日も早く収束しますように。
現地で働いている方が、無事にご家族のところに戻れますように。
それを心よりお祈り致します。
福島原発の所長吉田昌郎氏の判断により実は継続されていた」
ということについて。
《 報道によって確認できる事実 》
5月20日 東電の会見で55分間の中断があったと発表
3月12日 午後 7時 4分 冷却のため海水注入開始
7時25分 中断
8時20分 再開
5月26日 東電 武藤栄副社長会見
12日7時25分 本店と現場のテレビ会議を実施
「(注水に)首相の理解が得られていない」との情報を協議、注水停止で合意
しかし、吉田昌郎第1原発所長の判断で注水を継続
(このことは、24、25日に行った吉田所長への聞き取りで明らかに)
「IAEA(国際原子力機関」の調査も行われることで
「正しい事実に基づき評価が行われるべき」(吉田氏談)だと、
今になって発表することにしたとのこと。
それにしてもよく今までこのことがばれなかったものだなあと
私としてはそのことにも驚いています。
現場で作業している方々の何人もが
きっと知っていて黙っていたってことでしょう??
マスコミからの取材だってあったろうし、
今はさまざまな情報発信手段を一個人が持っている時代なのに
吉田所長ご本人が口にするまで、この事実が漏れなかった。
このことから推測するに、
① 現場で作業している方々は、吉田所長の判断を是としている。
② 現場で作業している方々が、情報の秘匿に協力している。
(出すべき所やタイミングの判断が吉田氏に任され、コントロールできている。
とは、言えるんじゃないでしょうか。
命の危険がある場所で、しかも相当に劣悪な労働条件の中で
原発事故の収束のために毎日働いてくださってる方々からの
この方への信頼の厚さは相当なものなのだろうと感じます。
この件以外にも、この吉田所長という方は、
防潮堤の必要性について民放の番組で訴え、その後にやっと、
「6月半ばまでに防潮堤を完成させる」と東電が発表するということがありました。
いったん話は変わりますが、
もし自分が職業軍人や警察官であったとして、
非常時に、上司が、一般市民に対して
(例えばかなり強行な手段を取ってきたデモ隊であっても)
「撃て!」と命じてきたとしたら。
自分の良心に反しても、
公僕を選んだのなら、上司の命令に従うべきなのでしょうか??
電力会社も、民間企業であるとはいえ、ライフラインを担う、
「半公僕」と言って良いような職業であろうと思います。
専門的な知識をもとに「このままでは人命が損なわれる!」
と判断できるような、明らかに間違った命令が出されたとき、
人はどう行動すべきなのか。
ひょっとしてこの人は、
原発に正対しながら、背後の国や東電本社とも
戦っているのではないかしら???
背中から撃ってくる、本来味方であるべきはずのものと。
無能な味方は敵の何倍も質(たち)が悪いですもんね。
そして、状況を分析しつつ、
原発を安全に止めるために最前と思われる策を実行するために、
マスコミでもIAEAでも、有効と思われるものを
フルに活用しようとしているのではないか?
私にはそう思えてなりません。
私の情報源は主に「○旗新聞」と、インターネットと、
最近では「週間現代」。
原発事故以降、毎週買っています。
この雑誌はもともと吉田所長を高評価していましたので、
もちろんその影響を受けての判断なんですが。
正確な情報を迅速に、必要なところに伝えることは確かに大切なことです。
ただ、今回正しい情報が必要なタイミングで出てこないことは、
この所長さんのせいではないんじゃなかろうか?
彼らが報告していることがどれほど報道されているか、
正しい情報が流されないことへの怒りや焦りを
現場はむしろ深く深く感じているのではないか?
だからこそ彼は、「非常手段」を、それと承知で覚悟して取っているのではないか?
推測に過ぎませんが、私にはそんな気がします。
その彼を「処分」って…。
じゃあ誰が、彼の代わりを務めるのでしょうね?
現場の人たちが、そんな人事を受け入れるとは私には思えませんけれど。
毎日命がけで働いてくださっている現地の皆様。
どうか原発事故が、一日も早く収束しますように。
現地で働いている方が、無事にご家族のところに戻れますように。
それを心よりお祈り致します。