八ヶ岳西麓日記

八ヶ岳西麓の信州・諏訪盆地から、ルアーフィッシング・山歩き等、マイクロフォーサーズで撮影した写真と共に掲載します。

読書

2009-11-25 23:55:05 | 日記
小・中学生時代、まともに読書感想文を書いたことはありませんでした。

高校生時代、某歴史シミュレーションゲームの影響で、吉川英治さんの「三国志」にはまり、本を読むようになりました。

開高健さんの釣りエッセイ、司馬遼太郎さん・津本陽さん・陳瞬臣さんなどの歴史小説、友人から借りた赤川次郎さん・北方謙三さん(ハードボイルド小説の頃)・石田衣良さん等々読みましたが、一番のお気に入り作家は宮城谷昌光さんです。

十数年前(96年頃だと思います)、少年ジャンプに「封神演義」という中国小説を基にした漫画が連載されていて、殷(商)・周交代時代に興味を持ち、そのての小説を探していたところ、宮城谷昌光さんの「王家の風日」を発見し読んでみました。
漢字一字から歴史を紐解く宮城谷スタイルに驚き、澱みなく流れる文章に引き込まれてしまいました。

文庫化された宮城谷さんの本は、全て揃えました。

先月「三国志」3・4巻と今月「風は山河より」1・2巻が発刊されました。

「三国志」は吉川英治さん版のような演義ではなく、正史を基に書かれています。
来年から年1巻づつ発刊とのことですが、4巻の時点で劉備が徐州に入ったところですので、終了は何年先になることやら……

「風は山河より」は宮城谷さん初の、日本史小説です。
三河の菅沼氏を題材にしています。
昨日から読み始めましたが、たちまち引き込まれています。