紅葉の写真ｎｏ．２

富士五湖のひとつ西湖の湖畔
ふと見つけた紅葉に足を止めシャッターをきった。

紅葉

芽吹きの美しさに　素直な気持ちが蘇えり
若葉の清々しさに　沸き立つ元気を貰い
緑深い新緑に　若々しいエネルギーを感じる

紅に移りゆく様には　自然の不思議と
そこに居合わせた　巡りあわせの運命を
真っ赤に燃えて彩付く姿に　人生の完成期のような誇らしげな満足感を
そして、散リ行く様に　物思う

やがて地上に降り 苔むした庭園や色褪せる野山を彩り自然へと返る

秋の向こうに

　　　　　　　　　　黄色に色付いた秋の窓から
　　　　　　　　　　そっと覗いてみる
　　　　　　　　　　蒼い湖面は日の出と共に温まり
　　　　　　　　　　ゆらゆらと靄が立ち昇る
　　　　　　　　　　何艘もの釣り舟が糸を垂れる
　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　朝日の昇りきらない山影を映す向こう岸
　　　　　　　　　　ほんの少しの日なたには
　　　　　　　　　　真っ赤に染まった山紅葉
　　　　　　　　　　微かな色の濃淡に
　　　　　　　　　　疲れた心が　トクンと鳴った

　　　　　　　　　　黄色に色付いた秋の窓から
　　　　　　　　　　ちょっぴり元気を
　　　　　　　　　　心の潤いを思い出させて貰ったかな
　　　　　　　　　　

うつろう季節

台風の被害や地震の被害に心を痛めたり

全身全霊の熱い思いを掛けた大会に追われているうちに

木々の葉は色付き始め

緑に覆われていた公園や桜並木も

緑や黄、赤のモザイク模様

道端の草も葉の色が変わり種を付けています

畑の縁の菊の蕾もほころんでほのかな香りを漂わせています

コロコロとどんぐりの転がる音がして

からからと落ち葉の駆ける音がする