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二ノ俣峠(にのまたとうげ)

新潟県の北端、村上市山熊田集落が毎年主催する、「ブナ林を歩く会」に参加してきました。山熊田は世帯数22、人口66名の小さな集落ですが、多くの人と交流を図ろうと、色々なイベントを熱心に行っています。




(集合場所の「生業の里」)

「生業の里」は古代からの伝統の織物「しな織」をはじめ地域の資源を活用して多くの人に来てもらおうと山熊田、山北の有志の人により設置された施設だそうです。



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(出発前の挨拶)
参加者80人を前に、今日の主催者の方から挨拶と簡単な注意が行われ、林道の行き止まりまで、集落の人の車に分乗して出発です。軽トラの「荷台に積まれ運ばれた」といった様子の人たちも居ました(それはそれで面白がっている人もすくなくありませんでした)。




(林道の終点)

林道終点で標高は400M位だそうで、周辺には、フキノトウが採る気もなくなるほど沢山生えていました。




(丸太を渡って山に入ります)

今日は残念ながら残雪が多く「二ノ俣峠」までは行けず、ブナの巨木「山熊田太郎」からミズバショウの群生している池まで行き、そこで昼食を摂り戻ってくることになりました。




(九十九折れの山道)

わずかに踏み跡が残る道を歩きながらリーダーの方に聞くと、この山には登山道はなく、今歩いているのは「マタギ道」だとの事でした、その人もマタギで今年既に2頭の熊を撃った、との事でした。




(ブナ林に入ってきました)

九十九折れのマタギ道を登りきると道は平坦になりブナ林に入って来ました、振り返ると、列は長くなり、ばらばらになってきています。ここでまずは一休みです。




(ブナ林)

例年に無く雪が多かったとのことで、この標高でも雪が残っていました。




(黒サンショウウオの卵)

途中の池で、あれは黒サンショウウオの卵だと教えてもらいましたが、黒サンショウウオとはどんなサンショウウオなのでしょうか。




(ブナ林)





(ブナの巨木「山熊田太郎」)

「山熊田太郎」のところで、集合写真を撮り、二ノ俣峠へ行くのは諦め、ミズバショウの群生地へ向かいました。




(ブナ林)

ガスがかかったブナ林は幽玄の雰囲気があると言えるのでしょうが、気温が低く、雨が当って濡れた手袋がツラクそれどころではなくなってき始めました。




(ブナ林)





(ミズバショウ)

ミズバショウの群生地に着いたとたん雨足が強くなりだし、主催者の人たちが、立ち木を利用してビニールシートを張ってくれた下に逃げ込み、用意してくれたトン汁を頂きながらお昼ご飯になりました。今日はここまでです。




(リュウキンカ)





(餅つき)

「生業の里」まで戻ると、トチの実を入れた餅つきが始まり、つきたてのトチモチと、用意されていた手打ち蕎麦をご馳走になりました。











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