徳島商工会議所青年部会員各位
青年部会長の梯です。
先週の金曜日と土曜日に青年部の全国大会が千葉市において開催されました。会場となった幕張メッセは、ご存知の通り国際会議場を中心としたコンベンション関係の施設とそこにやってくる世界中の人々をターゲットにした商業施設からなる地域であるとともに、千葉ロッテマリーンズの本拠地のあるマリンスタジアムが隣接されたとっても広々としたところでありました。当日は肌寒く、夜の懇親会はマリンスタジアムでの開催ということもあり、参加したメンバーの皆様には本当にお疲れさまでした。大会は分科会、懇親会、記念式典とつづき、最後に小池百合子衆議院議員の記念講演会で締めくくられました。
分科会は東京ディズニーランドを経営しているオリエンタルランド代表取締役砂山氏のご講演を聴くことが出来ました。皆様もご存知のように各地のテーマパークが苦戦しているなかで、東京ディズニーランドは２５年の長きに渡り順調に伸びてきています。その裏側をスライドを使いながら説明をしていただきました。
TDLの戦略
舞浜地区集中戦略→強みを更に磨く
東京から３０分というテーマパークとしては最高の立地条件の中、経営資源を分散させること無く、舞浜地区に集中投資する。
クオリティの向上
・人の強化・・・「人」がテーマパークビジネスの源泉
・顧客志向の徹底・・・ネガティブ要素(クレームなど）の徹底排除
・ハードの拡充・・・潤沢なキャッシュフローをリニューアルにまわす
ターゲットの細分化・新マーケットの育成・・・ニューエイジング(子育ての終わった世代）の取り込み
コストの効率化
以上のような内容で、お話をいただきました。とってもわかりやすく、なおかつ、的確にお話をいただき、オープン以来２５年間ずっとトップで走り続けているディズニーランドのディズニーランドたるゆえんをほんの少しですが理解できたように思います。最後に、砂山氏は次のようにお話をして講演を締めくくりました。「心のコンパスを狂わすことなく経営を行うことの大切さ」心のコンパスとはディズニーランドにおいては、創設者ウォルトディズニーの創業時の気持ちだそうです。ファミリーエンターテイメントという言葉で説明しておられましたが、親と子が一緒に楽しめる場所を作りたいということが始まりだったそうです。そして、すべてのゲストにハピネスを提供したいという気持ちが心のコンパスなのだそうです。TDLでは、ウォルトディズニーの創業時の気持ちを「心のコンパス」として、役員のみならず、入社したての新人まで徹底して共有出来るよう教育がなされているそうです。皆様は、「心のコンパス」をお持ちですか？
分科会後の懇親会は、千葉ロッテの本拠地でありますマリンスタジアムで開催されました。グラウンドにシートを張っての会場設営で、普段テレビで見ているなじみの球場ですが、あらためて見るとやはりプロが使用する球場だけあって、綺麗なー
という印象でした。懇親会自体は屋外ということもあり、非常に寒い中の開催で、佳境に入る前に早々と退散してしまいご報告することが出来ません。調査不足をお詫び申し上げます。
２日目は記念式典、記念講演会が開催されました。
国際会議場のイベントホールでの開催でしたが、さすが首都圏開催ということもあり大勢の会員で埋め尽くされておりました。会長挨拶から始まり、来賓者の祝辞、次年度開催地決定という例年どおりの進行でした。(徳島大会からあまり変わっていないなー）
記念講演は小池百合子衆議院議員のお話を９０分にわたりお聞かせいただきました。元環境大臣ということで、環境に対する思い入れは人一倍で、講演会の時間のすべてを環境に対する取り組みについてのお話でした。青年部に対しては、循環型社会を構築していくなかで新たなるビジネスチャンスがあるので、その辺りのヒントとなるキーワードを教えていただきました。「簡単」「伝統」「カッコイイ」「エコ」だそうです。皆様のビジネスもこれに当てはめて考えてみてはいかがでしょう？
私は１０年来ずっと全国大会に参加して参りました。
やっていることはどの大会も同じことです。
でも、どの大会をとっても一つとして同じ大会はありませんでした。
今回は「心のコンパス」という言葉をお土産にいただきました。
来年の大会は滋賀県で開催されます。
よろしければ参加してみませんか？
P.S.藍風（徳島商工会議所青年部ブログ）
P.S.徳島商工会議所青年部(徳島YEG）
青年部会長の梯です。
先週の金曜日と土曜日に青年部の全国大会が千葉市において開催されました。会場となった幕張メッセは、ご存知の通り国際会議場を中心としたコンベンション関係の施設とそこにやってくる世界中の人々をターゲットにした商業施設からなる地域であるとともに、千葉ロッテマリーンズの本拠地のあるマリンスタジアムが隣接されたとっても広々としたところでありました。当日は肌寒く、夜の懇親会はマリンスタジアムでの開催ということもあり、参加したメンバーの皆様には本当にお疲れさまでした。大会は分科会、懇親会、記念式典とつづき、最後に小池百合子衆議院議員の記念講演会で締めくくられました。
分科会は東京ディズニーランドを経営しているオリエンタルランド代表取締役砂山氏のご講演を聴くことが出来ました。皆様もご存知のように各地のテーマパークが苦戦しているなかで、東京ディズニーランドは２５年の長きに渡り順調に伸びてきています。その裏側をスライドを使いながら説明をしていただきました。
TDLの戦略
舞浜地区集中戦略→強みを更に磨く
東京から３０分というテーマパークとしては最高の立地条件の中、経営資源を分散させること無く、舞浜地区に集中投資する。
クオリティの向上
・人の強化・・・「人」がテーマパークビジネスの源泉
・顧客志向の徹底・・・ネガティブ要素(クレームなど）の徹底排除
・ハードの拡充・・・潤沢なキャッシュフローをリニューアルにまわす
ターゲットの細分化・新マーケットの育成・・・ニューエイジング(子育ての終わった世代）の取り込み
コストの効率化
以上のような内容で、お話をいただきました。とってもわかりやすく、なおかつ、的確にお話をいただき、オープン以来２５年間ずっとトップで走り続けているディズニーランドのディズニーランドたるゆえんをほんの少しですが理解できたように思います。最後に、砂山氏は次のようにお話をして講演を締めくくりました。「心のコンパスを狂わすことなく経営を行うことの大切さ」心のコンパスとはディズニーランドにおいては、創設者ウォルトディズニーの創業時の気持ちだそうです。ファミリーエンターテイメントという言葉で説明しておられましたが、親と子が一緒に楽しめる場所を作りたいということが始まりだったそうです。そして、すべてのゲストにハピネスを提供したいという気持ちが心のコンパスなのだそうです。TDLでは、ウォルトディズニーの創業時の気持ちを「心のコンパス」として、役員のみならず、入社したての新人まで徹底して共有出来るよう教育がなされているそうです。皆様は、「心のコンパス」をお持ちですか？
分科会後の懇親会は、千葉ロッテの本拠地でありますマリンスタジアムで開催されました。グラウンドにシートを張っての会場設営で、普段テレビで見ているなじみの球場ですが、あらためて見るとやはりプロが使用する球場だけあって、綺麗なー
という印象でした。懇親会自体は屋外ということもあり、非常に寒い中の開催で、佳境に入る前に早々と退散してしまいご報告することが出来ません。調査不足をお詫び申し上げます。
２日目は記念式典、記念講演会が開催されました。
国際会議場のイベントホールでの開催でしたが、さすが首都圏開催ということもあり大勢の会員で埋め尽くされておりました。会長挨拶から始まり、来賓者の祝辞、次年度開催地決定という例年どおりの進行でした。(徳島大会からあまり変わっていないなー）
記念講演は小池百合子衆議院議員のお話を９０分にわたりお聞かせいただきました。元環境大臣ということで、環境に対する思い入れは人一倍で、講演会の時間のすべてを環境に対する取り組みについてのお話でした。青年部に対しては、循環型社会を構築していくなかで新たなるビジネスチャンスがあるので、その辺りのヒントとなるキーワードを教えていただきました。「簡単」「伝統」「カッコイイ」「エコ」だそうです。皆様のビジネスもこれに当てはめて考えてみてはいかがでしょう？
私は１０年来ずっと全国大会に参加して参りました。
やっていることはどの大会も同じことです。
でも、どの大会をとっても一つとして同じ大会はありませんでした。
今回は「心のコンパス」という言葉をお土産にいただきました。
来年の大会は滋賀県で開催されます。
よろしければ参加してみませんか？
P.S.藍風（徳島商工会議所青年部ブログ）
P.S.徳島商工会議所青年部(徳島YEG）
