Entre ciel et terre

意訳して「宙ぶらりん」。最近、暇があるときに過去log整理をはじめています。令和ver. に手直し中。

『新・もういちど読む山川世界史』を読む(その1)

2017年09月30日 | 世界史あれこれ




 『詳説世界史』を何回か読んだ身の管理人としては、正直、こういうのを読んでどれぐらい覚えているだろうか、という確認作業的な読書になることは容易く想像できます。が、少しずつ書き方が変わってきていたりするのも事実なので、(あるいは教科書によって着眼点も違うので)こういうのを「もういちど」読むのは案外、興味深いのかもしれません。そんなこんなで、チャレンジしてみたこの企画。いつまで続くものやら。

 さて、今回読んでいて、注目したところ、あるいは個人的にあとで調べようと興味深く思ったところ。



① サハラの気候変動説を紹介するページがある。p.8
 これをきっかけに、サハラ砂漠が砂漠化した理由、そのまえは緑豊かだったんだよ! というところに気づき、調べる人がきっと増えるはず。(あくまで希望的観測)



② ツタンカーメン、「ファラオの呪い」 p.21
 こういうの、個人的に好きです。笑 週刊世界遺産、みたいな分冊百科で読んだ思い出がありますが、こういう摩訶不思議な話も、歴史にはつきもので、興味を惹きます。



③ 私が今回注目したのは、アレクサンドロス大王の東方遠征の地図。 p.26
 武将ネアルコスの旅路、という経路が載っている。また、アレクサンドロス大王の紹介コラム(p.28)には、こんな記述がある。
 「有力な部下だったレオンナトスが、ペルシア人が跪拝礼をおこなうのをみて笑ったところ、大王は激怒したとの記録がアリアノスの大王伝に登場する」

 ・・・なんか、初めて聞く名前の人が出てきました。
 でも、調べてみると、アレクサンドロスのもとで働いていた将軍だったり、なんだりでアレクサンドロスを中心に展開される人間ドラマの話がわかって、興味深い。こういうのって、長い長い歴史を読み解くうえで、ちょっとしたTea Timeみたいでありがたい。



 と、今回はここまで読めました。続く。






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