神奈川県教育委員会が、学習指導要領(以下COS)で、選択科目になっている「日本史」を2012年にも必修化しようとしています。このほかにも「郷土史」「日本・世界近現代史」の二科目も新設しようとしている模様。
文科省のCOSでは、未だ「世界史」のみが必修とされている反面、まだ記憶に新しい「世界史未履修問題」など、社会科教育に関しては落ち着かない。(まぁ、移ろいやすい社会だからしょうがないと言えばしょうがないかもしれないが・・・)
ただしこの措置は、学習する生徒たちにとって負担のかかるものだろう。神奈川県の高校生の約3割が日本史を「未履修」のまま卒業している現状が、どこか見え隠れしている。
そんな中、今朝の朝刊には新COSの改定案についての記述がたくさんあった。
これは! と思いスクラップしておいたが、ここで「ゆとり」前の水準でもあった、主要教科の1割増が見出しになっていた。これをみて、なんか情けなく思った。
さて、ここで見られるのは道徳の教科化見送り、小学5年からの英語活動必修化、円周率は3にできる、は削除などなど。前回削除された内容も一部復活とのこと。
以下、今日の読売新聞は、それはそれは、教育に関する記事が多かったのだけれども、それをふと読んでいて思ったこと。
●学校という場のあり方
学校という場所が楽しくなければ、授業も楽しくないと思う。そういう面では塾の生徒に施しているサービスが必要なのかもしれない。ここで高校の先生が「教員はサービス業」といっていたのを思い出したわけです。あとは総合学習の時間は増えた方がいいな、と思ったこと。生活指導に重要でしょう。公立学校における授業の選択性も理想的。
●英語の授業時間
小学5年から必修化、ならば中学・高校では「会話」を重視した授業を新設してほしいものだ。文法だけではなく、会話も。あと疑問視したいのは、本当に英語の必修化だけでいいのか。これこそ押し付けでは。。。選択にして、中国語とか韓国語、ヨーロッパの言語もやりたければやらせてあげるべきではないのか。それこそ国際化になるのではないか。
●教員の在り方
教員は、最短大学入学~教員採用試験合格まで、4年の歳月しか経ない。教員免許更新制になったけれども、これだけでは教科内容の習熟、教育方法的にも時間が足りないのかもしれない。現場で慣れる必要があるんでしょうが、もう少し教員までも道のりが遠くてもいいような気がする。
文科省のCOSでは、未だ「世界史」のみが必修とされている反面、まだ記憶に新しい「世界史未履修問題」など、社会科教育に関しては落ち着かない。(まぁ、移ろいやすい社会だからしょうがないと言えばしょうがないかもしれないが・・・)
ただしこの措置は、学習する生徒たちにとって負担のかかるものだろう。神奈川県の高校生の約3割が日本史を「未履修」のまま卒業している現状が、どこか見え隠れしている。
そんな中、今朝の朝刊には新COSの改定案についての記述がたくさんあった。
これは! と思いスクラップしておいたが、ここで「ゆとり」前の水準でもあった、主要教科の1割増が見出しになっていた。これをみて、なんか情けなく思った。
さて、ここで見られるのは道徳の教科化見送り、小学5年からの英語活動必修化、円周率は3にできる、は削除などなど。前回削除された内容も一部復活とのこと。
以下、今日の読売新聞は、それはそれは、教育に関する記事が多かったのだけれども、それをふと読んでいて思ったこと。
●学校という場のあり方
学校という場所が楽しくなければ、授業も楽しくないと思う。そういう面では塾の生徒に施しているサービスが必要なのかもしれない。ここで高校の先生が「教員はサービス業」といっていたのを思い出したわけです。あとは総合学習の時間は増えた方がいいな、と思ったこと。生活指導に重要でしょう。公立学校における授業の選択性も理想的。
●英語の授業時間
小学5年から必修化、ならば中学・高校では「会話」を重視した授業を新設してほしいものだ。文法だけではなく、会話も。あと疑問視したいのは、本当に英語の必修化だけでいいのか。これこそ押し付けでは。。。選択にして、中国語とか韓国語、ヨーロッパの言語もやりたければやらせてあげるべきではないのか。それこそ国際化になるのではないか。
●教員の在り方
教員は、最短大学入学~教員採用試験合格まで、4年の歳月しか経ない。教員免許更新制になったけれども、これだけでは教科内容の習熟、教育方法的にも時間が足りないのかもしれない。現場で慣れる必要があるんでしょうが、もう少し教員までも道のりが遠くてもいいような気がする。