久しぶりの更新です。この本自体はだいぶ前に読み終わっていましたが、更新は今のペースで行うことに・・・。
☆ p.176 ロバート・オーウェンのコラム
オーウェンが、ニューハーモニーなどの設立をこころみた紹介を経て、
「ただ注目すべきは、このコミュニティを建設しようとする背景には「千年王国」的発想がその基礎にあったことである。オーウェン支持者が各地の都市に建設した「科学会館」では、オーウェンが聖職者のように儀式を主催し、式辞を述べ、社会主義をたたえる賛美歌がうたわれるなど、組織や行事には宗教的な装いがほどこされていた。」
・・・想像するだけで、なんか怖いですね。でも、現代にも似たような組織はありそうな・・・。
☆ p.179 ビーダーマイヤー : ここを参照のこと。
☆ p.195 ヨーロッパ諸国のアジア進出 の世界地図は、見やすいと思います。こういう地図が、図表にも欲しい。
☆ p.212 コラム 中国の半植民地化
☆ p.218 コラム 移民の流れ
19世紀の中国の半植民地化の状況が、3段階にわけられて捉えられている点は、考慮に値する。
移民の流れも、コラムに当たり前のように載るようになりました。グローバル化が強調されている気がします。
☆ p.225 西太后の真価 : 西太后の評価も、まちまちなので、こういうのがあると参考にできます。
そして、最近きづいたんですが、この本で目についたところを紹介しているのは、「コラム」のところが多いということ。
そりゃ、最新の動向をコラムという形で盛り込んでいるから、しょうがないんでしょうが、コラムのところを楽しみに読み進めていた感あり。