Entre ciel et terre

意訳して「宙ぶらりん」。最近、暇があるときに過去log整理をはじめています。令和ver. に手直し中。

ふと、前に本を買ったのはいつだったか。

2023年10月22日 | 日々雑感
 先日、某書店からメールが届いていました。
 内容は簡単に言うと、「お客様は、ここ最近(たいがい、この場合2年が多い)ご利用がありません...」というやつです。
 使っていないから、ポイントが消滅しちゃいますよ、ぐらいの話なのかと思いきや、メールをよくよく読むと、
 なんと会員情報自体が抹消されるのだとか。そーなの!?笑

 けれど、以前の私だったら、こういうメールをもらったときに、「じゃあ、久しぶりに本屋でも覗きに行こうかな」なんて考えて、ついでに1、2冊本を買っちゃう、なんてことがあったと思いますが。
 ここ最近は、物価の値上がり(正直、本を買って、消費税で10%かかるのは購買意欲を減退させる。下手したら、1冊なんか買えそうなときもある。)、書籍の電子化の波、家の整理で断捨離生活に突入しています。

 だからこそ、ふと。「そーいえば、最後に本を買ったのはいつだったんだろう?」と。
 (たぶん、学生の頃の私を知っている人からすれば、違和感を感じてくれることでしょう。笑)
 もちろん、積読を消化しなければいけないというプレッシャーをかけていることもあるんですけどね。

 それにしても、なぜ自動退会なんでしょうね。
 個人情報の管理がいかに大変ということなんでしょうけれど。
 思い返すと、本屋でポイント制が導入されたとき、正直、本はもう売れないんだろうな(近未来に本がなくなる時代が来るんだろうな)と思いました。
 私が小さいときは、書店でポイントを利用する、なんて考え方はまだなかったですからね。
 ポイント制が多少は、購買につながればと書店が取り入れていったのでしょうけれど、やっぱりAmazonみたいに何でもあって、宅配してくれて、さらには電子化の波もうけて、とあればコスト面、実物としてスペース占有考えると、「書籍」に対するイメージはだいぶ変わってきたのでしょうね。

 ちなみに私は、先のメールを受けて、すぐに持っているカードを処分しました。だって、現状で使う気配がなかったから。
 ポイント自体もすでに消滅していましたしね。カードを持っている意味がなくなりました。
 (そもそも本屋のポイントカードの還元率、スーパーとかと同じだと、スーパー利用ほど私は本を購入できるrichな人ではないので、次に本を購入しようと思うタイミングでポイントの有効期限がきて、一向にたまらない。たまらないから、〇円~ ポイント利用できます、といったようなボーダーにもひっかからない。結局、使えないやん? みたいな。)

 本屋さんの仕事、ただでさえ大変なのに、近未来の仕事としてどんな風に存続していくのでしょう。
 ここまで書いて批判的に聞こえるかもしれませんけど、私はどちらかというと本好きな部類で、新刊の香りとか、手触りとか、好きなんですけどね。
 でも、どうしても現代、リアルタイムで本屋の本を考えると、正直「手が出ないよう」と泣きたくなるご時世になってしまったなぁと悲しくなります。


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