Entre ciel et terre

意訳して「宙ぶらりん」。最近、暇があるときに過去log整理をはじめています。令和ver. に手直し中。

第251冊『かもめのジョナサン 完成版』(再読)

2020年04月29日 | 本(小説など)
「わたしたちは自由なんだ。好きなところへ行き、ありのままの自分でいていいのさ」(新潮社, 単行本 p.102)



■リチャード・バック、五木寛之訳『かもめのジョナサン 完成版』(新潮社、2014年.)


 
文庫本は、こちら↑から。




 久しぶりに、手に取りました。改めて読むと、興味深い台詞に気づくことができます。
 なにより、文中にあるかもめの写真や、かもめのイラストを見てると、癒されます。晴れた日に、澄み渡った青空を見ながら読みたい一冊。(本当は海辺が良かろうが・・・。)

 個人的に、目がとまってしまった本文の一説を引用。

 噂というやつは、誰かを悪魔にしちまうか神様にまつりあげてしまうかのどちらかだ。 (単行本, 新潮社 p.111)



以下、2014/09/02 17:47:33に書きました。(第153冊として)

 星の王子さま、を読んだときのような、簡潔な文体ながらいろいろと考えさせられる小説。
 何か読もうと思っている人は、是非読んでみて頂きたい!
 そして、完成版に初めて付された part 4 を読んで、どんな感想を抱くことやら。
 ところどころに織り交ぜられている「かもめ」の写真もアングルがいいです。

 リチャード・バック著 五木寛之創訳
 『かもめのジョナサン』新潮社、2014年


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