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クライミングの持久力①

2007年12月28日 06時03分37秒 | クライミング理論
クライミングにおける「持久力」とは何だろう。「持久力」で真っ先に考えるのは、高い心拍数、呼吸数、疲労度に耐えながら、なおかつ激しい運動を維持する、「マラソン」などで必要な、あの「持久力」だ。

クライミングの最中、クライマーの心拍数はかなり上がるし、呼吸も荒くなるが、客観的に測定すると心拍数、呼吸数、乳酸の血中濃度など、それほど高い値は出ないらしい。(逆にいえば、特に乳酸の血中濃度など、それほど高い値でなくてもクライミングに支障が出るので、常に低く押さえる必要がある…ともいえる。)

「パフォーマンスロッククライミング」によれば、クライマーの心拍数や呼吸が早くなるのは、腹筋・背筋を中心に大きな筋力を発揮するために、血液を素早く供給する必要や、筋力を発揮する際どうしても息を詰めることになるので、その苦しさからくる「スースー、ハーハー」だという。心拍数については身体的要因の他に、緊張などの心理的要因もあるだろう。

だから「マラソン」などに必要な「身体持久力」はクライミングには「必要ない」と言い切っている。ランニングがクライミングに効果があるとすれば、「脂肪を燃やす効果」「乳酸などを分解する疲労回復の効果」「心理的ストレス発散」だというのだ。

「ランニング」などのトレーニングが「クライミング能力に直接の効果がない」と聞いて少し拍子抜けしたが、それでも体調管理や疲労回復をはじめ、クライミングの条件を整える役割は重要かも知れない。

それにジムでだけ登っているならともかく、普通クライマーは目的の岩場に到達するのに結構な体力を使う。岩場までのアプローチを登山することひとつ考えても、やはりある程度の「身体持久力」は必要だろう。

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