カサメリは朝からどんよりしている。「小川山」に回れば快適なのだろうが、せっかく来たので今日もカサメリで通す。
8時過ぎに岩場へ。昨日のコセロックは見事に濡れている。戻って「姐御岩」の前に荷物を降ろす。「金のわらじ」(12a)、「ぞうりむし」(11a)の2本のルートを持つスッキリとした岩だ。
後から2パーティーほどいらしたので、いっしょにトライすることに。しかし「わらじ」の方はかぶった部分の根元が濡れていて、通したトライはできないようだった。「ウッチー」の本命は「わらじ」だったが、今日は核心部を探ったり、下部をトレーニングがてら登ったりという1日となる。
ウォーミングアップするルートもないので、私は少しストレッチしていきなり「ぞうりむし」のMOSを狙う。まず出だしのОW(オフウィドウ:広めのクラック)部分が厄介だ。しばし試行錯誤してスタート。こうやって自分なりに解明する楽しみが、またタマラない。
ユージがビデオの中で「花崗岩はちょっと見て登れないように見えても、じっと向かい合っていると『ああ、こうすれば登れるのかな?』と見えてくることがあり、そこが花崗岩のおもしろさだ。」というようなことを言っていた。確かに花崗岩はチャートなどと違って、はっきりしたホールドがないようなところも、岩の窪みやひだの捉え方で利かせられることがある。スタンスはなおさらで、岩の結晶のツブツブを睨んでいるとスタンスに見えてきたりする。「ぞうりむし」の出だしもレベルは違うがそんな感じで、ムーブを教わったりしないで自分なりに「どう上がるんだろう?」と考えると、「知的楽しみ」とも言える快感がある。今はほんのりついているチョーク跡などない時に登った人は、まさに「修行僧」のような心持ちだったのではないか。「姉御岩」を見つめながら前で座禅でも組めば、まさに「達磨」の姿だ。
「ぞうりむし」(11a)は上部が「金のわらじ」とクロスするようだ。少し登ってトラバース気味に左上を目指す。11aにしてはいくつか厳しい核心があり、しかも全体に長い。辛いグレーディングと感じた。結局3テンしてしまった。しかし1トライで何とか解明できた。
2トライ目は「イタダキ」と思ったが、1か所安易にホールドを求めてしまった。ワンテン。結局3トライでRP。
私にとっては終了点前のムーブが遠くてツラかった。乗っ越しも前日の雨で湿っていて怖かった。しかしキメた時の喜びは大きかった。
「ウッチー」は「金のわらじ」を念入りに探り、次回コンディションのいい日を期して、最後に「ぞうりむし」を片付けにかかる。「わらじ」でヨレた身体に少しキツそうだったが何とかRP。やはり乗っ越しは怖かったようで、ズリズリと乗っ越した後に下から見えるお尻が震えていた。
今回の1泊2日「カサメリ」は、1日目が午後に雨が降ったので登ったのは4便。2日目も「ぞうりむし」のみのトライで3便と、控えめな登りだった。しかし翌日の疲労などをみると、適度な負荷だった。怪我せず、痛めず‥長く登っていきたいものだ。
5時前には現地を車で出発。少し渋滞したが9時には帰り着いた。
「ウッチー」は今回の「カサメリ行き」で宿題の「医者」と「わらじ」をそれなりに解明した様子。今シーズンもう一度来たいものだ。
8時過ぎに岩場へ。昨日のコセロックは見事に濡れている。戻って「姐御岩」の前に荷物を降ろす。「金のわらじ」(12a)、「ぞうりむし」(11a)の2本のルートを持つスッキリとした岩だ。
後から2パーティーほどいらしたので、いっしょにトライすることに。しかし「わらじ」の方はかぶった部分の根元が濡れていて、通したトライはできないようだった。「ウッチー」の本命は「わらじ」だったが、今日は核心部を探ったり、下部をトレーニングがてら登ったりという1日となる。
ウォーミングアップするルートもないので、私は少しストレッチしていきなり「ぞうりむし」のMOSを狙う。まず出だしのОW(オフウィドウ:広めのクラック)部分が厄介だ。しばし試行錯誤してスタート。こうやって自分なりに解明する楽しみが、またタマラない。
ユージがビデオの中で「花崗岩はちょっと見て登れないように見えても、じっと向かい合っていると『ああ、こうすれば登れるのかな?』と見えてくることがあり、そこが花崗岩のおもしろさだ。」というようなことを言っていた。確かに花崗岩はチャートなどと違って、はっきりしたホールドがないようなところも、岩の窪みやひだの捉え方で利かせられることがある。スタンスはなおさらで、岩の結晶のツブツブを睨んでいるとスタンスに見えてきたりする。「ぞうりむし」の出だしもレベルは違うがそんな感じで、ムーブを教わったりしないで自分なりに「どう上がるんだろう?」と考えると、「知的楽しみ」とも言える快感がある。今はほんのりついているチョーク跡などない時に登った人は、まさに「修行僧」のような心持ちだったのではないか。「姉御岩」を見つめながら前で座禅でも組めば、まさに「達磨」の姿だ。
「ぞうりむし」(11a)は上部が「金のわらじ」とクロスするようだ。少し登ってトラバース気味に左上を目指す。11aにしてはいくつか厳しい核心があり、しかも全体に長い。辛いグレーディングと感じた。結局3テンしてしまった。しかし1トライで何とか解明できた。
2トライ目は「イタダキ」と思ったが、1か所安易にホールドを求めてしまった。ワンテン。結局3トライでRP。
私にとっては終了点前のムーブが遠くてツラかった。乗っ越しも前日の雨で湿っていて怖かった。しかしキメた時の喜びは大きかった。
「ウッチー」は「金のわらじ」を念入りに探り、次回コンディションのいい日を期して、最後に「ぞうりむし」を片付けにかかる。「わらじ」でヨレた身体に少しキツそうだったが何とかRP。やはり乗っ越しは怖かったようで、ズリズリと乗っ越した後に下から見えるお尻が震えていた。
今回の1泊2日「カサメリ」は、1日目が午後に雨が降ったので登ったのは4便。2日目も「ぞうりむし」のみのトライで3便と、控えめな登りだった。しかし翌日の疲労などをみると、適度な負荷だった。怪我せず、痛めず‥長く登っていきたいものだ。
5時前には現地を車で出発。少し渋滞したが9時には帰り着いた。
「ウッチー」は今回の「カサメリ行き」で宿題の「医者」と「わらじ」をそれなりに解明した様子。今シーズンもう一度来たいものだ。
猛暑が続いております。ご自愛下さいませ。M香
もちもちさん…いや~「二子」で鍛えているもちもちさんですものね。さすがに狙うルートが違います。健闘祈っております。朗報を聞かせてください。
私達はモツランドにいました。
この日は状態が良くなかったですね。
たらこの課題を残してしまいました。