1日目‥20日。朝5時に「ウッチー」が拾ってくれる。中央高速「須玉」で降りてカサメリ沢へ。去年は開いていて車が入れたゲートが閉まっている。ゲート前をふさがないよう隅に駐車して沢まで20分くらい歩く。コセロックに着いたのは9時過ぎ。
去年の9月「師匠」と「ウッチー」と3人で取り付いた「猟師の娘」(11a/b)。2人は確か2回ほどで片付けたが、私は核心のスタンスが決まらず2トライして落とせなかった。右側にある「5.10b」という2本のルートでウォーミングアップしていると、親切な地元の若者が「猟師」に先に登ってヌンチャクをかけてくれる。ラッキー。
1回目はやはりスタンスが決まらずテンション。レストしながら靴をアナサジからミウラに替えたり、「やや甘い右手アンダーを利かすためには右足を高い位置に踏まないと‥その後に左足を大きく開いてキメてデッドだ‥」などとイメージを固める。
このルート、前回は自分が手足のリーチの点で不利なのだ‥という「被害者意識」(?)があって、いまひとつノレなかった。しかし1回目のトライを中断して「だめだ~」とヘナヘナ降りてきたら、「ウッチー」に「あのスタンスでちょうど届くはずですよ」とキッパリ言われ、自分の中で「攻め」の気持ちが消極的になってしまっていたことに気づいた。「よし気合を入れてギリギリ手足を伸ば切ってみるか」と踏ん切りがついた。
2回目のトライはジムで顔なじみの方々もいて闘志がわいた。ひとつひとつのホールドとスタンスをこれまで探った結果決めた位置に、迷いなく正確にキメる。特にスラブチックなルートでは、ホールドやスタンスをムダに探り始めると消耗する。手足を置く位置の可能性は無数にあるが、もう自分なりの結論は出ているはずだ。それを信じてその位置に決める。
あまり消耗せずに核心へ。クラックの一番上の甘めのアンダーは右足を高い位置に決めないと利かない。そこを決めてから左足を大きく張り出す。足をキメたらキッと上方を睨む。間髪入れず左上のカチへデッド。決まった。右手を隣りに添えて安定させてから足を高く踏みアンダーガバを取る。クリップして右上終了点へ。RP。去年の2トライ含め4撃。
さて「ウッチー」は「猟師」を登ってからさらに上に登り進む「医者の娘」(12a/b)にトライ。このルート厳しそうだ。ライン取りからして解明が必要なようだった。2回のトライ。1回のトライに悠に1時間ほどかける。その集中力とスタミナには脱帽だ。
私の場合は1トライにあまり時間をかけない、というか、かけられない。集中とスタミナが長く続かず、1トライでせいぜい1つか2つのポイントを解明して、また次に探る…という具合。いきおいトライ数が多くなる。「ウッチー」は「取り付くとひと通り解明しないと気が済まない」という。この集中力とスタミナで、12bくらいのルートでも3回くらいでRPしたりする。今回も収穫があったようだ。次が楽しみだ。
しかしそうこうしているうちに雨がポツポツと。通り雨と思ったらかなり降ってきた。岩も濡れてしまったので退散することにした。植樹記念の広場でキャンプ。ひと張り2,000円。雨はその後も夜半まで何度か降った。
去年の9月「師匠」と「ウッチー」と3人で取り付いた「猟師の娘」(11a/b)。2人は確か2回ほどで片付けたが、私は核心のスタンスが決まらず2トライして落とせなかった。右側にある「5.10b」という2本のルートでウォーミングアップしていると、親切な地元の若者が「猟師」に先に登ってヌンチャクをかけてくれる。ラッキー。
1回目はやはりスタンスが決まらずテンション。レストしながら靴をアナサジからミウラに替えたり、「やや甘い右手アンダーを利かすためには右足を高い位置に踏まないと‥その後に左足を大きく開いてキメてデッドだ‥」などとイメージを固める。
このルート、前回は自分が手足のリーチの点で不利なのだ‥という「被害者意識」(?)があって、いまひとつノレなかった。しかし1回目のトライを中断して「だめだ~」とヘナヘナ降りてきたら、「ウッチー」に「あのスタンスでちょうど届くはずですよ」とキッパリ言われ、自分の中で「攻め」の気持ちが消極的になってしまっていたことに気づいた。「よし気合を入れてギリギリ手足を伸ば切ってみるか」と踏ん切りがついた。
2回目のトライはジムで顔なじみの方々もいて闘志がわいた。ひとつひとつのホールドとスタンスをこれまで探った結果決めた位置に、迷いなく正確にキメる。特にスラブチックなルートでは、ホールドやスタンスをムダに探り始めると消耗する。手足を置く位置の可能性は無数にあるが、もう自分なりの結論は出ているはずだ。それを信じてその位置に決める。
あまり消耗せずに核心へ。クラックの一番上の甘めのアンダーは右足を高い位置に決めないと利かない。そこを決めてから左足を大きく張り出す。足をキメたらキッと上方を睨む。間髪入れず左上のカチへデッド。決まった。右手を隣りに添えて安定させてから足を高く踏みアンダーガバを取る。クリップして右上終了点へ。RP。去年の2トライ含め4撃。
さて「ウッチー」は「猟師」を登ってからさらに上に登り進む「医者の娘」(12a/b)にトライ。このルート厳しそうだ。ライン取りからして解明が必要なようだった。2回のトライ。1回のトライに悠に1時間ほどかける。その集中力とスタミナには脱帽だ。
私の場合は1トライにあまり時間をかけない、というか、かけられない。集中とスタミナが長く続かず、1トライでせいぜい1つか2つのポイントを解明して、また次に探る…という具合。いきおいトライ数が多くなる。「ウッチー」は「取り付くとひと通り解明しないと気が済まない」という。この集中力とスタミナで、12bくらいのルートでも3回くらいでRPしたりする。今回も収穫があったようだ。次が楽しみだ。
しかしそうこうしているうちに雨がポツポツと。通り雨と思ったらかなり降ってきた。岩も濡れてしまったので退散することにした。植樹記念の広場でキャンプ。ひと張り2,000円。雨はその後も夜半まで何度か降った。
漁師の娘は手強いですよね。そして、医者の娘は私も興味があるのですが、どうなものかわからないので、まだ触っていません。うっちーさんの今後のトライ楽しみですねぇ。よねひこさんの二日目も興味深々。早く記事上げてください。
確か”漁師”と分かれてからフレーク状を直上したと思うのですがその先、突然ホールドが無くなってしまった覚えがあります。
右の方に逃げるとガバがたくさんあるのですが、これを使っていいものかどうか悩みました。
”ウッチー”さんのトライと情報楽しみにしています。もちろん、よねひこさんもガンバですよ~。