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TIMELESS OYSTER

Vintage Rolex, Vintage Tudor, and more

Prototype of Rolex folded oyster bracelet (2)

2010-10-10 | ロレックス付属品
久しぶりに見かけたRolex 19mm Folded Oyster Bracelet 7835
with FF.57N・・・・・

以前、ロレックス『 6426オイスター 』や『 6694オイスターデイト 』に付属した純正カタログに載っている最初期7835FF一体化巻き込みブレスについて
触れましたが・・・

これは、FF品番が57Nであることから、当時のロレックス『 1002オイスター・パーペチュアル 』と『 1500オイスター・パーペチュアルデイト 』に付属した
ブレスと判ります・・・

70年製の様ですが、FF(フラッシュ・フィット)の裏形状は、
pump pusher手巻きデイトナ用の最初期FF.71Nとは違い、
後続の通常巻きブレスFF裏形状と同じなので、
最初期から通常型への過渡期だったと推測できますね・・・

見た目同じに見えるブレスでもFFの違いで別のモデル用になるので、
本来あるべきROLEX的にもVINTAGE的史感からも・・・
『 Ref.に対して正式に対応するFFは重要 』ですね・・・

何年前のことになるでしょうか・・・日本ロレックスで手巻きデイトナをOHに出した際、付属した78350に態々新品FF571をオーダー指定していたのにも関わらず、OH後受け取り時に確認すると、新品FF557の裏を若干曲げて無理やりつけられていたことがありました・・・それを指摘すると
その時の受付嬢は『ジャストフィットしていますけど、なにか!?』・・・・・ase2
再度付け替えてもらったのは言うまでもありませんが(苦笑)・・・
これは長い間に誰もがメンテ時に何かを経験する氷山の一角です(笑)


70s-80s Rolex&Tudor vintage booklets

2009-07-09 | ロレックス付属品

資料的にも当時の付属品としても貴重になってきた70年代~80年代のロレックスとチュードルのモデル専用ビンテージ純正小冊子

ギャラ以外の付属品でもある箱や小冊子なども、年代によってそれぞれ時代特有の違いがあるのですが、6263や6265などデイトナ専用、1680や1665などサブマリーナ専用、1655や1016などエクスプローラー専用・・・etc、時計の持つイメージを象徴的に表したデザインでいい雰囲気です。

60年代末以降~日本ロレックス以前のリーベルマン時代の70年代には、日本独自表紙の日本語のパンフレットや世界標準の日本語訳の小冊子も存在していました。

味気ない現行モデルに味気ないグリーンカラー現行小冊子が付属するまで20年あまり世界標準表紙のモデル専用日本語訳小冊子が存在しないのは、その期間の日本市場が重んじられてなかった証かも知れませんね・・・


ビンテージ小冊子も紙が肉厚だったり微妙に拡大されたりしている当時のオリジナルではないコピーも出回っているので注意が必要です・・・

Rolex US Display Box

2008-11-24 | ロレックス付属品

70s頃-80s頃のROLEX USA・ディスプレイBOX(通称:American Box)

60年代からTIME誌などの広告量にあわせて売り上げが伸びていたROLEX USAがBUFKO社に造らせ、主に60年代後半頃から80年代末(90年代初期)頃迄の時計販売時に付属したボックスです。やたらに無駄で大きなモノを好むUSAらしい大きめなBOXですが、時計スタンドなしでディスプレイでき豪華に見える合理的なBOXですね。

近年のビンテージ市場でも、米国は勿論アジアや欧州各国、特にイタリアで人気のようですが、我が道を行く物造りの反面、市場マーケティングや顧客要望に目ざといROLEXが、ビンテージ市場で人気の箱を「現行BOXにフィードバックした」と思うのは、強ち(あながち)間違っていないでしょう。


ちなみに、撮っていませんが、チュードルでも70年代クロノグラフ~モンテカルロ販売時期の80年代中頃までは画像色違いのレッド・ディスプレイボックス(3種類)が存在します。

ROLEX&TUDORのディスプレイBOXも、今では殆ど見かけることのない箱もありますが、現存するものも年々少なくなっているような気がしますね。

Rolex Old Unusual Box

2008-11-22 | ロレックス付属品
時計を新品で購入する時に必ず付属してくる純正の箱。

これが、今ビンテージ時計を購入するとなると、当時のその時計にあったBOXが当時のまま付属しているのは稀ですね。人から人へ渡る毎、年数が経てば経つ毎に・・・箱が違うものに変えられたり紛失したり。

ですから付属品はBOX(ギャラ付きは勿論、冊子やタグに至るまで)も重宝されてるのでしょう。ある意味、オールドやビンテージの箱を含めた付属品の類は、時計本体より数が少なくて貴重と言えるかも知れません。


50s-60s初期頃の少し変わった形状の箱を撮ってみました。

例えばUSディスプレイボックスやグリーンライン入りボックス1つにとっても、(インナーボックスを入れ替えられていないオリジナル状態で)種類がありますし、昔からROLEXは多種多様な箱を作っていますが、バブルバック時代~50s,60s,70s,80s,90s現行と年代別に見てみると時代性が見えて面白いですね。

ビンテージと言えども、できることなら、やはり年代やモデルにあった純正の箱に入れて保管したいものですね。


VINTAGE BRACELET

2008-11-02 | ロレックス付属品


ビンテージの時計を付属有無や程度によって安く購入する時、
違うフラッシュフィットが付属していたり、ブレスだけが社外品だったり、ブレス本体がなかったりする時がありますよね。
消耗品なのである意味致し方ない部分ではあるのですが、できれば、当時の姿に戻してあげたいものです。
純正ブレスも現行ではFF一体型のスイス製ですが、
ビンテージはMADE IN SWISS,USA,JAPAN,ENGLAND,MEXICO etc.

オイスターブレスレット単体で考えると、、
リベットのビンテージ風味も好きだったり、日常使いにシングル無垢ブレスが安心だったりしますが、私的にはシングル巻きブレスで撚れた風合いが一番好きかも知れません。

今となっては入手困難なブレスもありますが、ブレス1つで見た目の雰囲気も着用感も変わるので面白いですね。