「ちまちま」のゲーム日記。

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レトロゲーマーへの道~X1専用コントローラーの改良

2017年05月08日 23時56分30秒 | レトロゲーム

着々とレトロゲーム(X1カセットゲーム)の環境が整っていますが
以前にATARI規格準拠に改造したPSコントローラー(HORI)ですが、どうも使い勝手が悪いのです。
「BattleBattle」の斜め移動する時の反応が悪く、力を入れて押さないとダメなので指が痛くなり疲れます。

参照過去記事:~X1専用コントローラーの作製


まずは信号の減衰で反応が悪くなる可能性を考慮してRS-232Cの延長ケーブル(1m)が必要な点を改善。
短めの専用中継コードを作る事にしました。
安いRS-232Cケーブルを買ってきて2等分して反対側にD-sub9ピンのコネクタを付けるだけ。
写真は残っていませんが、ストレートで繋いだだけです。

お次は、PSコントローラー(HORI)の内部。

ボタンの反応が悪かったり違和感があるのは恐らく結線が太すぎるからでしょう。
なので、基盤面の配線をニクロム線に変更しました。
(子供の頃の電磁石を作る実験用ニクロム線だったと思うので、これでもまだ太い気も...)

これで大分と使い勝手がよくなりました。


しかしまだ問題点が残っていた様です。
どうも、何かのボタンが押しっぱなしになっている風?
と言うのも、バルダーダッシュを起動したあとにジョイスティックモードに切り替えると
自作パットを刺しこんだ瞬間ゲームがスタートしてしまうのです。
ゲーム中は特に問題は無いのですが、これは確認する必要がありそうです。

テスターを当ててみると、「あれ?全キー普通に問題なし?」と思っていたのですが
+-を逆にすると、全て導通ありorz
原因はどう考えてもこれでしょう...

あれこれ回路を追いかけても、どうせICで分からなくなるだけなので
アース線にジャンクダイオードを噛ませてみました。

ゲームは基本的にATARI規格準拠のコントローラー信号を出すと思うので問題ありませんが
X1Cは全てがデータポートなので、プログラムによっては挙動がおかしくなる可能性はあります。

別に作り変えたレバーコントローラーも同じ症状が確認出来たのでジャンクダイオードで対応。


別の機器で使わないなら、チップを外してしまう方が確実なんでしょうけどね。
何となく勿体ない根性が出てしまうのです。

MSX用などのATARI規格準拠のコントローラーは、それなりの値段がしたりするので
ジャンクで安く手に入り、手に馴染む据え置き機のコントローラーの改造はオススメです。



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