「ちまちま」のゲーム日記。

現在は、シャープX1と、レトロPC&ゲームの記事が中心です。

格安VGA2HDMIの問題点

2018年01月27日 08時03分22秒 | レトロゲーム

何気に安価で便利だったのでVGA2HDMIを、もう1つ注文してみました。
最初に買った物は中華アプコン用に内蔵してしまったので、別途単体で使える物があれば良いかなぁと。

最初に買った時は500円でしたが、さらに値下がりしてました。
240円?安っ!w
そして、次見た時は493円...
amazonの価格変動制って、急に安くなったり高くなったりするので、ちょっとイラッとする時ありますよね。
何個か買っておけば良かった...みたいな。


●「VGA2HDMI」の比較

到着したので早速動作テストしてみると、どうも前回のと少し違う模様?
DOS/V機のBIOS起動は表示されたものの、Windowsの画面が表示されません。

「どうも外れロットの製品な気がする...」
全く使えない訳では無いし、ネタを買ったと思えばこれも有りでしょう。

普通のディスプレイに直接繋いでみると問題なく表示されているので
そのまま解像度を少し上げて繋ぎ直してみると表示されました。
640×480で表示されたりされなかったりする感じでしょうか?それとも接続方法の問題?

それでは分解してみます。(何故そう繋がるのかw)
 


流石の中華クオリティ...足を切れ足をw
まぁ映るんだけど、シールドアースのハンダも無し...



ん~。ハードカバーは同じだけど、中身がなんか前回のと違う...
パターンはあるのに実装されて無いパーツがある感じ。

比べてみよう。

うん、基盤が全然違うw
使われているパーツは似ていますが、筒状のアルミ電解コンデンサが付いてません。
この電解コンデンサの正確な意味は自分には分かりませんが、電源を安定化させる為なら付いてる方が良いのでは?


まぁ、最初に来た分もコンデンサの半田付けが怪しかったのですが
シールドの半田はちゃんと付いてます。


で、よくよくパッケージを見てみると、今回来たのは濃いブルーのパッケージやし...
Amazonのレビューにも2種類のパッケージで比較されてましたが、どうやら、濃いブルーは外れロットの様です。



こちらが最初に来た水色パッケージ


●「VGA2HDMI」の延命改良

発熱はどちらもそこそこありますが、外れロットの方が明らかに高温を放っている気がします。
初期状態で長時間使用すると間違いなく壊れる気がしますね。
ケースに穴を空けて放熱させるだけでも違うと思うので、ケースをバラせる方は熱が籠らない様に工夫して使うと
500円のもとは取れるんじゃないでしょうか。
 
取り合えず、レギュレータっぽい所の表裏に穴を開けてみました。

電源安定化用と思われる電解コンデンサを水色パッケージと同じ様に付けて
デジットさんで見かけた格安ヒートシンクを付けてみました。

熱を放つレギュレータっぽいやつに、両面テープで止めただけ。
ヒートシンクがそこそこ熱をもっているので、それなりに効果はあるはず?


●まとめ

少し値段が高くなった新しいバージョンみたいなのが出てますね。
写真だとハードカバーのプリントとオーディオ端子が変わってそうですが
結局は使ってみて中身を見てみないと何とも....

安価な古いタイプを普通に使いたい人は、濃いブルーパッケージが届いたら一通りテストして
問題がある場合は交換して貰うのが良いかもしれません。
どちらにしても放熱処理は必須かと思われます。

それでも300円~500円(送料込み)でコレを作れと言われても、絶対に無理でしょう。
どんなけ量産すればコノ値段になるのでしょうか?まぁ、個人情報狙いなのかもしれませんけどね~

自分みたいに1から作れない人には値段に比例した用途はあると思うので
分かって買うならお買い得な品だと思いました。



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