空のかけ橋 2006-09-05 19:11:00 | ひとりごと ぼくには見えないその橋が きみにはきっと見えたんだ ぼくには見えないその橋が きみにはあの時見えたんだ 「一緒に行こう 一緒に渡ろう」 掴んだ手のひらが暖かくて 涙で滲んで見えなくなった ぼくには見えないその橋が きみには虹色に見えたんだ
大好きな友へ 2006-08-25 18:18:56 | ひとりごと 畑で花のかんむり作って 小川でさかなを捕まえて あのあぜ道を走っていこう 一本松のふもとの明かり きみはどんな顔するかしら 大きなさかなが獲れたから それはただの照れ隠し 伝えたいのはほんの一言 お誕生日おめでとう
花火 2006-08-05 17:45:40 | ひとりごと 「来年も観れるかな」 この季節になると思い出す言葉 ぼくの大好きな人は 夜空を彩る花火を見つめて つぶやいた 隣にいたぼくは その言葉を打ち消したくて 打ち消したくて 泣きそうなのを隠して 笑い飛ばしたんだ 「当たり前じゃない また来年も来よう」 次々に打ち上がる花火を 食い入るように見つめる その姿は この時を忘れまいと 記憶しているようで きみがぼくに囁いた 好きな花火の種類は覚えてるよ きみがぼくに話してくれた どんなことも ぼくは一生覚えてる きみにまた逢える日まで きみとまた手を繋いで 笑って話ができる日まで ぼくは本当に 今でもきみが 大好きなんだ
存在意義 2006-02-19 02:30:56 | ひとりごと きみが存在意義を欲しがってるなんて思わなかった 初めて人から聞いたとき 何でって思ったんだ きみは分かってると思っていたから 感じ取ってるって思っていたから きみの中の大切な人がいなくなって 空っぽな気持ちが残ってるでしょ きみがいなくなるということは ぼくもそれと同じ気持ちになることなんだよ ただ生きていてくれればいいんだ きみの存在がぼくにとっては大切なんだ それがきみの存在意義にはならないのかな それはただのぼくの我が儘なのかな
空 2006-02-11 22:14:09 | ひとりごと 空を見上げるたびに ぼくは優しい気持ちになれる どんなに遠くても けして会えなくても この空はきみに繋がっているから 必ずきみに繋がっているから