(マイナビウーマン)
本当はお酒が好きなのに、会社では「飲めない」と言っている友人を見て驚いたことがあります。そう、「賢く生きるために」と、会社でのみウソをついている女性は少なくないようです。働く女子はどんな賢いウソをついているのでしょうか。マイナビウーマン会員にリサーチしました。
Q.「お酒が好きだけど、『飲めない』ということにしている」など、会社限定でウソをつくことがありますか？
はい…78人（33.9%）
いいえ…152人（66.1%）
およそ3割強の人がウソをついているという結果に。どんなウソをついているのかみていきましょう。
■女子は飲めない方がお得？
?「そこそこ飲めるけど、飲める人は飲まされるので、弱いふりや体調が悪いふりをする」（26歳／機械?精密機器／営業職）
?「基本的にお酒は好きですが、むくみやすいのと翌日に残りやすいのとで、休日前でなければ控えることにしています。そのときには、ばれないようにノンアルコールビールやお酒っぽい名前のノンアルコールのドリンクを頼んだりしています」（30歳／ホテル?旅行?アミューズメント／販売職?サービス系）
?「お酒が飲めないほうが男性受けがいい」（30歳／医療?福祉／専門職）
一番多かったのが「お酒関係」でした。飲み会の予定も「自宅が遠い」「親がうるさい」「先約がある」と言ってパスする人が多数。女子は生理中に酔いやすいなど、体調に左右されやすいですし、飲み過ぎは美容にも男性ウケも良くない……。となると、飲めないことにしておく方がお得と言えそうです。
■彼氏なしアピールでトラブル回避
?「彼氏がいないことになっている。いると言ったら最後、根掘り葉掘り聞かれていろいろ面倒くさそう」（30歳／不動産／事務系専門職）
?「プライベートは極秘にしたいから。変なうわさなど立てられないように」（30歳／団体?公益法人?官公庁／事務系専門職）
?「会社は私以外全員男性。何かと彼がいないほうが都合がいいので、彼はいないことにしている」（31歳／建設?土木／技術職）
ひとりだけに言ったのに全員が知っていたり、噂が勝手にひとり歩きするのが会社というもの。特にアラサー世代は「結婚は？」攻撃も多いですし、別れた場合の報告も一苦労。はじめから「いない」と言っておく方が楽ではあります。
■明るい子から無愛想キャラまで
?「自分のキャラを作っている。普段はよくしゃべるし、よく笑うけど、会社では無愛想で全然しゃべらないキャラを作っている」（28歳／アウトソーシング業／事務系専門職）
?「明るい子を演出。もともとそこまでしゃべるのが得意じゃないけど、関係を円滑にしたいため明るい子を作っています。でも、この自分の方が好きだったりします」（24歳／学校?教育関連／事務系専門職）
?「わからないといって、本当はわかっている」（32歳／金融?証券／事務系専門職）
何とキャラまで作る人も。疲れそうな気もしますが、素のままの自分では仕事が円滑に進まない場合もありますよね。
■私がウソをつく理由
?「料理、洗濯とか家事をよくやってるけど、会社では旦那がやってくれることにしてる。できる女とか思われたくない」（27歳／製造／事務系専門職）
?「旅行の予定。無駄にお土産を買わなくていいから」（26歳／金融?証券／秘書?アシスタント職）
?「サッカーが好きだけれど、観戦のために残業をしないで帰ることがあるので、会社では秘密にしている」（31歳／金融?証券／秘書?アシスタント職）
旅行のお土産代は意外とかさみますが、最初から言わない手もあったんですね！ あえてファンと公言しなければ、いざというときに動きやすい、というのも賢い選択です。
自分が生きやすいため、仕事のためにと、多種多様なウソが出てきましたね。ウソとはいえ、オンもオフも負担なく楽しんでいくためには、ついいていいウソと言えそうです。
※『マイナビウーマン』にて2013年9月にWebアンケート。有効回答数230件
(OFFICE-SANGA 宮野茉莉子)
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