■東海商業高校(ボランティア部)
8日の日曜午前、愛知県東海市の健康ふれあい交流館。市歯科医師会などが主催したイベントには約1400人の来場者があり、盛り上げ役の着ぐるみが登場した。集まった子供たちは、抱きついたり記念撮影したりして大はしゃぎ。クラークス 靴健康推進課の担当者は「例年より子供が多かった。着ぐるみ効果かも」。
汗いっぱいになりながら着ぐるみに入っていたのが、ボランティア部員たちだ。着ぐるみは、市を宣伝するキャラクター「とまてぃーぬ」。地元ゆかりの企業にちなんだもので、学校の授業で生徒たちがデザインした。この日は部員6人が交代で、着ぐるみやチラシを配ってPRした。
1年の沢村麻衣さん(16)は着ぐるみ初体験。中学時代は運動部だったが腰を痛め、ボランティア部を選んだ。「かわいらしい動作を心がけた。子供の笑顔でボランティアを実感できました」