こんにちわ。別所満倖まんこうです。
ニュース等でご存知でしょうでしょうが、
「国松長官狙撃事件」をご存知でしょうか?
平成7年3月、警察庁の国松長官(当時)が東京都荒川区の自宅マンションを出たところで、
約20メートル離れた植え込みの陰より黒っぽいコートに身を包みマスクをした者
により銃撃4発を狙撃、3発が命中し、自転車で逃走。国松長官は一命を
取り留めたが、警察庁のトップである、長官が狙撃さてれたとあって日本始まって
以来の大変衝撃的な事件であった。
のちに、当時、地下鉄サリン事件などで世間を騒がせていた「オウム真理教」の
一連の犯行として、捜査が進むも先日30日、事件の解決を見ないまま時効を迎えた。
昨日、警視庁は会見で「事件は教祖の麻原彰晃死刑囚(本名、松本智津夫)の
意志の下、オウム真理教の信者が組織的・計画的に敢行したテロ」とする
捜査結果の概要を発表した。
一連の事件の簡単な経緯と昨日、時効を迎えたのちの警視庁の対応をまとめて
みました。
この事件について述べたい。
昨日の検察庁の発表だ。時効が成立してしまい刑事事件として捜査が出来なく
なってしまった訳だ。にも係わらず、事件の「捜査結果」として「オウム真理教」
の犯行であったと発表したわけである。
これは、大変重大な発表である。
警察とは法を取り締まる場(機関)であり裁きの場ではないのである。
この発表は、この「国松長官狙撃事件」が時効を迎え迷宮入りしたにも係わらず
犯行は「オウム真理教」であると断定し、裁いたのでる。
僕は個人的に最近の警察の捜査や、判断・手法にかなり疑問をもっている。
前置きしときますが、僕は左翼ではありません。(笑)
事件に対して、犯人が悪い・悪くない、誰が罪を犯したのか、犯してないのか?
そんな事は僕は警察でもなければ、裁判官でもないし、弁護士でもないので
言いませんが、僕が最近の警察がオカシイと思うのはその捜査の手法にあります。
例として、押尾学事件です。
皆さんもご存じのあの事件ですが、皆さんはオカシイと違和感を覚えた事はないですか?
事件を振り返ると…
2009年8月3日夜、東京都港区六本木、六本木ヒルズのマンションで
飲食店従業員女性が死亡。同室に同席していた俳優の押尾学が麻薬取締法違反
(使用)で逮捕。同月24日同法違反で起訴、11月2日東京地裁で懲役1年6ヵ月
執行猶予5年の判決が下る。
12月7日知人よりMDMAを譲り受け、飲食店従業員女性に譲り渡したとして
麻薬取締法違反(譲渡)で再逮捕、28日に起訴。2010年1月4日、死亡した
女性に適切な救命処置を怠ったとして、保護責任者遺棄致死で再逮捕。
現在公判中。
別に押尾学を擁護する気は全くありませんが…
この事件、同じ容疑で2度逮捕し、起訴し、裁判に送り込んでいると僕は見ています。
つまり、適切でありませんが、強盗殺人を犯した犯人に対して強盗容疑で逮捕し
強盗容疑で裁判で判決を下した後、殺人容疑で逮捕し、また裁判を受けさせている
というオカシナ状態にあると考えます。
昨年8月の事件の段階で、飲食店従業員女性は死亡しており、その時点で押尾学も
逮捕している訳ですから、その際に保護責任者遺棄致死で立件すべきなのです。
にも関わらず、2度も同容疑(この場合麻薬取締法違反)で逮捕、起訴しているのです。
※この事件の成り行きに付いてはまた詳しく。笑
さて、本題に戻り「国松長官狙撃事件」ですが、こちらの時効成立後の発表にも
同じく疑問を感じます。
警察の威信や権力などメンツを誇示したいが為の行為に見えるのです。
これは、物凄く恐ろしい話です。
先日より、足利事件の再審で菅谷利和さんが無罪判決が確定した、ばかりなのに
警察の横暴が発表されたのです。
上記に挙げた、両事件とも、被害者の方がお見えになるのでそれは気の毒に
思います。
「国松長官狙撃事件」の詳細については、多々情報がありますが、まず前提に
3月30日に事件より15年を経過した事で時効を迎えたのです!
警察がメンツで権力を振り回し、職権を乱用するようになると、菅谷さんの
足利事件ように、無罪の人間が冤罪を被り、また、被害者の家族にも真実が
伝わらなくなる恐れもあるのです。
今の事件が複雑、巧妙化する時代において、捜査は混迷を極める事だとは
思いますが、この法治国家の日本において、このような捜査方法や、捜査判断、
また、手法は危険極まりないと思います。
メンツや威信の為ではなく、もっと、法に正直で正確な正義を貫いてこそ、世界に
誇れる日本の警察であるのではないでしょうか?
卑怯な警察はいらない。
勇気ある、誠実な警察組織を今こそ望む。
…でもトップの国家公安委員長がアレではあかんか…。xxx
ニュース等でご存知でしょうでしょうが、
「国松長官狙撃事件」をご存知でしょうか?
平成7年3月、警察庁の国松長官(当時)が東京都荒川区の自宅マンションを出たところで、
約20メートル離れた植え込みの陰より黒っぽいコートに身を包みマスクをした者
により銃撃4発を狙撃、3発が命中し、自転車で逃走。国松長官は一命を
取り留めたが、警察庁のトップである、長官が狙撃さてれたとあって日本始まって
以来の大変衝撃的な事件であった。
のちに、当時、地下鉄サリン事件などで世間を騒がせていた「オウム真理教」の
一連の犯行として、捜査が進むも先日30日、事件の解決を見ないまま時効を迎えた。
昨日、警視庁は会見で「事件は教祖の麻原彰晃死刑囚(本名、松本智津夫)の
意志の下、オウム真理教の信者が組織的・計画的に敢行したテロ」とする
捜査結果の概要を発表した。
一連の事件の簡単な経緯と昨日、時効を迎えたのちの警視庁の対応をまとめて
みました。
この事件について述べたい。
昨日の検察庁の発表だ。時効が成立してしまい刑事事件として捜査が出来なく
なってしまった訳だ。にも係わらず、事件の「捜査結果」として「オウム真理教」
の犯行であったと発表したわけである。
これは、大変重大な発表である。
警察とは法を取り締まる場(機関)であり裁きの場ではないのである。
この発表は、この「国松長官狙撃事件」が時効を迎え迷宮入りしたにも係わらず
犯行は「オウム真理教」であると断定し、裁いたのでる。
僕は個人的に最近の警察の捜査や、判断・手法にかなり疑問をもっている。
前置きしときますが、僕は左翼ではありません。(笑)
事件に対して、犯人が悪い・悪くない、誰が罪を犯したのか、犯してないのか?
そんな事は僕は警察でもなければ、裁判官でもないし、弁護士でもないので
言いませんが、僕が最近の警察がオカシイと思うのはその捜査の手法にあります。
例として、押尾学事件です。
皆さんもご存じのあの事件ですが、皆さんはオカシイと違和感を覚えた事はないですか?
事件を振り返ると…
2009年8月3日夜、東京都港区六本木、六本木ヒルズのマンションで
飲食店従業員女性が死亡。同室に同席していた俳優の押尾学が麻薬取締法違反
(使用)で逮捕。同月24日同法違反で起訴、11月2日東京地裁で懲役1年6ヵ月
執行猶予5年の判決が下る。
12月7日知人よりMDMAを譲り受け、飲食店従業員女性に譲り渡したとして
麻薬取締法違反(譲渡)で再逮捕、28日に起訴。2010年1月4日、死亡した
女性に適切な救命処置を怠ったとして、保護責任者遺棄致死で再逮捕。
現在公判中。
別に押尾学を擁護する気は全くありませんが…
この事件、同じ容疑で2度逮捕し、起訴し、裁判に送り込んでいると僕は見ています。
つまり、適切でありませんが、強盗殺人を犯した犯人に対して強盗容疑で逮捕し
強盗容疑で裁判で判決を下した後、殺人容疑で逮捕し、また裁判を受けさせている
というオカシナ状態にあると考えます。
昨年8月の事件の段階で、飲食店従業員女性は死亡しており、その時点で押尾学も
逮捕している訳ですから、その際に保護責任者遺棄致死で立件すべきなのです。
にも関わらず、2度も同容疑(この場合麻薬取締法違反)で逮捕、起訴しているのです。
※この事件の成り行きに付いてはまた詳しく。笑
さて、本題に戻り「国松長官狙撃事件」ですが、こちらの時効成立後の発表にも
同じく疑問を感じます。
警察の威信や権力などメンツを誇示したいが為の行為に見えるのです。
これは、物凄く恐ろしい話です。
先日より、足利事件の再審で菅谷利和さんが無罪判決が確定した、ばかりなのに
警察の横暴が発表されたのです。
上記に挙げた、両事件とも、被害者の方がお見えになるのでそれは気の毒に
思います。
「国松長官狙撃事件」の詳細については、多々情報がありますが、まず前提に
3月30日に事件より15年を経過した事で時効を迎えたのです!
警察がメンツで権力を振り回し、職権を乱用するようになると、菅谷さんの
足利事件ように、無罪の人間が冤罪を被り、また、被害者の家族にも真実が
伝わらなくなる恐れもあるのです。
今の事件が複雑、巧妙化する時代において、捜査は混迷を極める事だとは
思いますが、この法治国家の日本において、このような捜査方法や、捜査判断、
また、手法は危険極まりないと思います。
メンツや威信の為ではなく、もっと、法に正直で正確な正義を貫いてこそ、世界に
誇れる日本の警察であるのではないでしょうか?
卑怯な警察はいらない。
勇気ある、誠実な警察組織を今こそ望む。
…でもトップの国家公安委員長がアレではあかんか…。xxx