視覺的電腦記録

商業専職装画家・THORES柴本(トーレスしばもと)の 既刊案内、お仕事情報などの色々御報告

春からのお仕事情報(4月発売予定) 4/27追記有

2017年04月18日 | ご報告

先月3月26日、AnimeJapan2017のKADOKAWAブース特設ステージにてTVアニメ『バチカン奇跡調査官』のキャスト発表がありました。主人公の二人、平賀・ヨゼフ・庚役は岡本信彦氏、ロベルト・ニコラス役は諏訪部順一氏と成りました。

アニメバチカン奇跡調査官公式サイトにて詳細情報、及び岡本信彦氏&諏訪部順一氏の各コメント、ティザーPVが有りますので是非チェックして下さいませ。

 

現在は、コミカライズ版『バチカン奇跡調査官』(日野杏寿漫画/藤木稟原作/THORES柴本キャラクター原案)が連載中の月刊コミックジーン(毎月15日発売)にてバチカン奇跡調査官情報が掲載されていますので此方も是非。

また、年一回春刊行の状態になっているコミカライズ版の新刊『トリニティ・ブラッド20巻』(九条キヨ漫画/吉田直原作/THORES柴本キャラクター原案/あすかコミックス)が4/24発売になります。トリブラ漫画版の連載は月刊Asukaから移転しまして、現在はコミックNewtypeでWEB連載をしております。WEB連載は無料で閲覧で閲覧きますので気になる方は其方をチェックして下さいね。

出版、掲載情報になります。

 

 【お仕事情報】

*4/15 KADOKAWA富士見L文庫『薔薇十字叢書 風蜘蛛の棘』
      著作:佐々木禎子 カヴァー装画:THORES柴本 Founder:京極夏彦

《百鬼夜行》シリーズの公認シェアワールド小説の第二弾開始となりました。著者は前回でも担当させて頂いた佐々木禎子先生に成ります。カヴァー装画を描かせて頂いてます。前作では割と人数を多めの表紙にしたのですが今作では割とシンプルな構図にしました。薔薇、風蜘蛛などのモチーや作中の雰囲気からイメージした画になっております。

誰よりも美しく醜い、私の薔薇ーー「東京ローズを捜して欲しい」日本軍が連合国側向けに行った反戦放送のアナウンサー=東京ローズ。

元GHQ職員の依頼を受けた名探偵・榎木津の命で、声しか分からない東京ローズ捜しを始めた下僕・益田。「声」捜しはやがて刑事・木場らが追うバラバラ殺人と交錯する。そんな折「薔薇が咲く屋敷の人喰い蜘蛛から逃げてきた」と話す少女が保護された。
戦後日本に、また新たな妖怪が誕生する。風にたゆたう薔薇のひそみに存するのは誰か――。

  

KADOKAWA薔薇十字叢書公式 http://www.fujimishobo.co.jp/barajyuji/

  

 *4/28 集英社コバルト文庫『王立探偵シオンの過ち』
       著作:我鳥彩子 装画:THORES柴本
     文庫: 定価  570円(+税)

ISBN-10: 408608037  ISBN-13: 978-4086080378

 新作です。WEBコバルトで連載していた同作品の文庫化となります(WEB版イラストは別の方です)‬。装画を今回担当させて頂いてます。表紙画は主人公のシオンが全身紫色尽くしの服装との事なのですが全て紫は流石にと思い別の色を加えても全体像は紫の印象になる仕様にしました。作品のタイトルにもなっているので表紙画の色は紫系に纏め。ラナはピンクや白のイメージとの事で此の感じに纏めました。今作はアールヌーヴォー調の方向で描いてます。タイトルや主人公の名前が[シオン]なので、装飾として花の[紫苑]をイメージに入れた構成になってます。花の紫苑は花言葉が想い出に関するものなので一寸意味深いかも知れません。

イラストはカヴァーだけでなく、各章扉絵も描き下ろして居ります。更に、巻末にラフ画やデザイン画なども掲載されているというお得な仕様になって居ります。

 

また、文庫挟み込みチラシ「コバルト文庫 乙女ちっく通信」の作品紹介にてイラストラフ画と共に表紙画の壁紙とぬり絵のダウンロードのアドレス掲載が有ります。壁紙&ぬり絵DLは以下へ。(4/28より)

http://cobalt.shueisha.co.jp/sion

更に、購入特典として、①特製我鳥彩子先生書き下ろしミニ小説ペーパーと②特製THORES柴本ラフ画ペーパーの2枚の各ペーパープレゼント配布を実施している書店様も有ります。此方は以下のコバルト文庫応援書店リストをチェックしてみて下さい。尚、②特製THORES柴本ラフ画ペーパーは以下の応援書店で取扱いの無い場合も有り、応援書店以外でもお取扱いが有る場合もあるそうなので②のペーパーをご希望の場合は購入の前にご確認下さいます様。

http://cobalt.shueisha.co.jp/contents/cheer_bookstore/

王家のために働く王立探偵。その仕事のひとつは、呪われた力を持つ物具を調査すること。王立探偵シオンは、助手の少女ラナと共に、血の涙を流す肖像画を調べるため、所有する伯爵家に向かうが…?

  
 
 

 

【今後の予定】(出版の目安として)

*今春予定『タイトル未定』装画:THORES柴本
 
*2017年予定『タイトル未定』装画:THORES柴本
 
*2017年予定 『タイトル未定』装画:THORES柴本
 
*発売未定『タイトル未定』装画:THORES柴本
 
*発売未定  KADOKAWA 角川ホラー文庫『バチカン奇跡調査官16』
       著作:藤木稟 装画:THORES柴本
 
*発売未定 徳間書店 トクマノベルズ『黎明の書 巻之六』
       著作:篠田真由美 装画:THORES柴本 
   作家の篠田先生ご自身が執筆が出来ない状況に陥っているようなので出版予定枠はありますが、現状続きが何時に成るかは不明です。続刊は篠田先生次第になりますので、ファンの方は先生宛てに応援のエールを送られると良いかもです。
 
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先々月、先月とバチカン奇跡調査官関連が新刊、コミカライズ、アニメと賑やかになって来ました。色々は未だ今後も徐々に情報が出てくると思いますので、公式サイト、公式Twitterも含めて是非ご覧下さい。
 
装画などの出版に関しましては今月4月刊は《薔薇十字叢書》第二弾の『風蜘蛛の棘』、一応5月刊ですが早い発売となる『王立探偵シオンの過ち』に成ります。前者は第一弾『桟敷童の誕』第一弾でも担当させて頂いた佐々木禎子先生の手によるものです。
『王立探偵シオンの過ち』は元々WEBコバルトにて連載されていた作品との事で、文庫化にあたってご依頼がありました。昨年末迄は別のシリーズ作品を入れる予定でしたが、著者さんの都合で一つ予定作が白紙になったのもありそのタイミングでご依頼があったので日程的にやや厳しいかなと思いつつお受けしました。著者の我鳥彩子先生は今作が初めてに成ります。我鳥先生の作品的なイラストイメージが私柴本の画であったとの事でした。最近はモノクロが少なめであったりタイトなスケジュールなので慌しくて申し訳ない感じですが、是非各作品共宜しくお願い致します。
 

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