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ガイカの夜明け

FXトレーダー トーマスの日々の計画と気づき

2月1日からの計画  コツンの後の大幅反発の動き

2016年01月31日 13時45分55秒 | 日々の売買計画と結果

原油を始めとした多くのマーケットで「コツン」という底打ちのサインがあったのが先々週であったが、先週は日銀のマイナス金利導入によって大きく反発する動きになった。
ショートが積み上がっていたマーケットは、サプライズによってポジションが巻き戻された形。
かといって、このまま本格的な戻り相場に移行してガンガンと上値を更新して行く環境であるとは思えない。
国内外の不安材料が解決された訳ではなく、暫らくの揉み合いを経て、再び3波下落に復帰する…、と思われる。
少なくとも波動的にはC波下落が終了したとは言えず、暫くの後に発生する大幅な下げが必要である。
現在の上昇はC波の下落過程での単なる戻し局面であり、再び本流に戻った場合には、これまで以上にシビレルような局面を見に行くことも想定しておきたい。

USDJPY (週足)
先週は121.00レベルまでの戻りを想定していたが、実際には121.67まで戻す結果になった。
このレベルはヘッド&ショルダーズの右肩の高値に等しく、かつ、123.74からの下げに対して76.4%戻しのレベルでもある。
戻り高値としては納得できるレベルであり、ここから下げて行くならスイングショートの絶好の売り場となる。
現在レベルで暫く揉み合う事も想定されるが、b波終点の123.74を超える事はないと考える。
万一123.74を超えて行った場合には波動カウントの変更が必要になると同時に、上昇トレンドライン①の下抜けがダマシになる事から、125.84を越えて行くこともリスクシナリオとして想定しておきたい。
月曜早朝の窓明けを含めて、短時間足で形成されるフォーメーションを見極めてスイングショートの売り場を探したい。
週末はノーポジであり、スイングでは計画的にショートを造成していくと共に、短期では回転を効かしたトレードを心がけたい。

EURJPY (週足)
先週のシナリオの通り、126.08を安値にした綺麗なダブルボトムを形成して反発した。
そして、下降トレンドライン②の手前まで上昇して越週。
日足では、既に7日間の連続陽線を示していることから、来週の前半は陰線になる可能性が高いと考える。

EURUSD (週足)
再びブルーゾーンCにサポートされた。
BとCゾーンの間で8週間もの揉み合いが継続していて、そろそろどちらかに放れても良いタイミング。
下降トレンドライン①が意識されて反落するのか?…、Cゾーンが意識されて反発するのか?…、
様子見継続。


1月25日からの計画  コツンという音と共に巻き戻しか?

2016年01月25日 00時21分07秒 | 日々の売買計画と結果

先週のNY原油は27.56の安値を付けた直後に、限月交代がきっかけになって反発した。
時を同じくして欧州や日本の追加緩和の期待が高まり、足元ではリスクオン相場に転換。
ドル円はH&Sのネックラインから、ユーロ円はダブルボトムから、NYダウとNASDAQは昨年8月安値から、独DAXも昨年来の安値から、それぞれ反発するという結果になっている。
売り込まれてきたポジションの巻き戻しが始まり、暫らく続く可能性がある。
今週はFOMCを始めとして各国の指標や声明の発表が多く、かつ、水星の逆行明けと重なる事からボラティリティが高まる可能性が高く、要注意!!
小まめに利食いながら、回転を効かしたトレードを心がけたい。

USDJPY (週足)
先週の水曜日には、注目していたヘッド&ショルダーズのネックライン116.45-50、並びに直近安値116.16を割り込む動きがあったものの、しかし、下に走ることは無く115.96から反発した。
時を同じくして他の市場でもコツンという変化が見られたことから全てのポジションを手仕舞った。
大きく売り込まれてきた相場では、大量のポジションがショートに片寄っていて、更に下を売り込む輩がいなかったと思われる。
むしろ115円台を見たという達成感により利食いが始まり、それ以降は118.87まで巻き戻された。
123.74からの下げに対して丁度23.6%を戻していることから、早々にも下げ始める可能性もある。
一方、これまでの下げがきつかった事やH&Sの左右のバランスを考慮すると50%戻し、120.00、121.00レベルがあってもおかしくない。
今週から暫らくはどこまで戻されるのかに注目し、スイングの売り場を模索することとなりそう。
尚、声明や指標で跳ねた場合には短期で売ってみて、状況によってはスイングへの移行も考慮したい。

EURJPY (週足)
再び下攻めがあり126.08をトライする場面があったが、反発した。
綺麗なダブルボトムを形成する結果となり、ここから反発する可能性が高まった。
短時間足で、上昇のスイングにトレンドチェンジして行くかに注目。

EURUSD (週足)
ブルーゾーンBとCとの狭い範囲で揉み合い中。
様子見継続。


 


1月18日からの計画  反転期待と下振れリスクの狭間

2016年01月17日 21時24分38秒 | 日々の売買計画と結果

米国の指標などはそこそこ良い結果が出るものの、弱気な相場環境を後押しする結果に終わっている。
市場には材料をネガティブに捉える傾向があるので、弱気の状況は来週も続くかもしれない。
一方、幾つかの通貨ペアでは重要なチャートポイントで止められている事を考慮すると、
週明けから反転し、中規模の戻しの起点になる可能性も高いと考える。
週明け以降はチェックすべき通貨ペアが多くなる。

USDJPY (週足)
先週は時間足での下降チャネルを大きくブレイクすることは無く、横方向にブレイクして揉み合った。
揉み合いの高値は116.68から23.6%戻しの118.37で止められ、戻りの弱さが証明された形。
大きく上下に振れて揉み合った1週間ではあったが、土曜日早朝には116.49の安値を付けた。
ここは、-とaを結ぶヘッド&ショルダーズのネックライン116.45-50である。
この重要ポイントで止められね可能性は高く、ここから反発すれば中規模の戻しの起点になる可能性がある。
一方、昨年8月安値116.16やⅤ-波の終点115.55を割り込んで下落して行けば、底が抜ける形になる。
週明けは、先ずはドル円、日経、NYダウが窓を開けるか?…に注目すると共に、
上方向への反発のきっかけになるか否か…を見極めたい。
反発の兆候があればスイングショートの半量はポジション調整。
その後の戻り局面では分散して売り参入し、ネックライン割れで売り増しを計画。もちろん続落のシナリオも想定する。

EURJPY (週足)
狭い値幅で揉み合って1週間が終了。
先週の下げはセリングクライマックスとは言えず、来週に再度下値試しがあってもおかしくない。
126.08を割り込めばダブルボトムの可能性は消えて急落リスクが高まる。

EURUSD (週足)
ブルーゾーンBとCの狭い範囲で揉み合い。
様子見継続。


1月11日からの計画  良い米雇用統計にも改善せず、週明けも円高リスク継続

2016年01月10日 21時29分05秒 | 日々の売買計画と結果

本年もエリオット波動論とサイクル論にヒントを得ながらシナリオを作成し、チャートポイントに引きつけた売買を心がけて行きたいと思います。

今年のドル円は、「6~8月に100.81-105.19のサイクルボトムを付け、その後は上昇に転ずる…」、
というのがエリオットとサイクル論による見解であり、実現するとバランスの取れた美しいチャートが完成される。
現在は、前年の5月31日サイクル高値125.85からの下落波動abcのc波にある。
年初からの下落は正に大きな下落の初期段階であると言える。
過去のチャートを調べると、1月又は12月に、その年の高値又は安値を付けている…、というケースが非常に多い。
本年は、「1月を高値とした下落の年」になる…、という確率が高いと考える。
5日~25日までは水星が逆行中であり、暫くは荒れ易く、上下に大きく振られることが予想される。
先週の米雇用統計は良好な結果に反応して上に跳ねたが、NYクローズに向けてジリジリと下げ、上髭を残す結果になった。
弱い指標には大きく下げ、強い指標であっても好転をしないことから市場心理は弱く、週明けも円高リスクが継続しそう。

USDJPY (週足)
チャート中のbを起点とした下落波動cの中にあり、上昇トレンドライン①を明確に割った。
かつ、過去に何度もサポートされていた118.05-35のゾーンも割り込んで安値引けしている。
先週の値動きを眺めてみると買いバワーが弱く、高く跳ねた所では一斉に売られているのが解る。
時間足では下降チャネルが形成され、隠れダイバージェンスも現れていている。
セリングクライマックスか底値パターンが現れ下降チャネルを逸脱するまではショートを継続。
下値の目処は、-とaを結ぶヘッド&ショルダーズのネックライン116.45-50、安値116.16で、これらを割ると大きく下げるリスクがある。
まだ先の事になるが、その下のチャートポイントは、安値115.55、a波の値幅がc波と等しくなる114.00-05、ギャップ下110.07、H&Sの倍返し106.47-107.15、38.2%押し106.67、安値105.19、安値100.81、50%押し100.70、等を今年の重要なチャートポイントとして備忘録に列挙しておく。
下落のパワーが強いとは言うものの、日足で6日間の連続陰線を示していることから中規模の調整がある事も想定する必要がある。
調整の目処は、①ライン119.50-60、b波半値戻し119.97、安値120.32、a波半値戻し121.00…、など。
下降チャネルを逸脱し、短時間足でのダウが上向きのスイングになった場合には調整入りを疑い、スイングショートの半量をポジション調整し、一方、デイトレードでは戻しを取りに行く事も一考したい。

EURJPY (週足)
129.65を割り込み、下降トレンドライン②に沿って126.77まで下落したが、前年安値126.08が意識されてリバウンドする動きを示している。
今後のユーロ円が、リスクオフ、又はドル安のどちらに引っ張られるのか明確ではない。
全面的なリスクオフになり、126.08を割るまでは様子見。

EURUSD (週足)
一旦はブルーゾーンCを下抜ける場面があったが、再びB-Cの間に戻された。
これはユーロポンドの急騰によりユーロが買われた為であり、他のドルストレート通貨とは異なる動きを示した。
ユーロポンドが落ち着くまでは手出しが出来ない。
各通貨の年初から1週間の強弱関係は、JPY>EUR>USD>GBP>CAD>NZD>AUDである。
資源国通貨のクロス円は下値余地がまだ充分にあり、ユーロドルよりはトレードがやり易いと思われる。


12月21日からの計画  相場の大きな転換点を迎えている可能性

2015年12月21日 10時50分10秒 | 日々の売買計画と結果

先週のFOMCは結果的には素直にドル高に反応したが、
金曜日の日銀緩和策の発表では円高に動き、FOMC後のドル高を帳消しにした。
値動きが大きい1週間であり、相場の大きな転換点を迎えている可能性が高い。
特にドル円では、高値123.74が円高波動C波の起点となり、いつ下落がスタートしてもおかしくないタイミングにある。
日足的には高値トライ失敗の足型でもあり、下落リスクが高くなっていると考えられる。
各国の休日が多くなり、市場も閑散となる今週は突発的な動きに注意したい。

USDJPY (日足)
週足では長い上髭を残していて、下落リスクが高い足型といえる。
ここからは売り戦略とし、122.21附近への半値戻しに向けた戻りがあれば、
スイングの絶好の売り場と考え、分散して仕掛けて行きたい。
下方向は先週の安値120.33や大台120.00が底固くなりそうで、一旦は利食いか。
週の後半からは各国の休みが多くなり閑散となるので、週前半までの動きに期待し、その後は小動きか…。
新年を迎えるまでは、ゆったりと構えたい。

EURJPY (週足)
下降トレンドライン②と上昇ライン①に頭を押さえられ、弱くなっている。
ブルーゾーンはもはや機能していない。
トレードは様子見。

EURUSD (日足)
ブルーゾーンBの手前で揉み合いながらFOMCのイベントを迎えた。
大きな波乱はなく無事に通過し、ドル高に反応後は再びブルーゾーンCにサポートされている。
約3週間かかって揉み合いが形成されていて、どちら方向に抜けるかが、今後の動きを大きく左右しそう。