先週のECBでは乱高下の末にユーロ高に反応したが、ドル円はレンジの中の動きに終わった。
ユーロがこのままユーロ高に傾くのか…?、の結論は時期尚早。
今週の15日には日銀、16日にはFOMCのビックイベントがあり、黒田総裁のサプライズ発言などには一応は注意しておいた方が無難。
ドル円は中期ベアと考えられるが、現在は揉み合っていて時間調整中。
スイング玉として114円台のショートを保持しているが、ドル円が上抜けた場合や、下放れる場面では増し玉をしていきたい。
USDJPY (日足)
110.97のダブル底のネックラインを上方向に放れることなく、114.86の手前での揉み合いが続いている。
一日の値幅が80~190Pipsと大きなスイングを描いていて、デートレ~スキャルではむしろやり易い環境である。
売買方針は先週と変わらず。
EURJPY (日足)
かつてのダブル底126.08がレジ・サポ転換して短期では上昇基調にある。
この上昇が下降トレンドライン②に対しての乖離幅を縮小する動きである…と考えた場合、いずれは下方向に復帰する可能性が高い。
現在の上昇に対しての押目買いを基本とするが、常に急落のリスクを伴っているのでリスクコントロールは確実にして臨みたい。
EURUSD (日足)
先週はCゾーンにまで下落してダブル底を形成して反発上昇。
その後Bゾーンと200MA(緑)を明確に上抜けて越週した。
一日の平均値幅が拡大していて短期でも充分に利幅が狙える状況、
短期トレードに徹し、ビックイベント前はノーポジで迎えたい。
200MAとBゾーンをどのようにこなして行くのかに注目。