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ガイカの夜明け

FXトレーダー トーマスの日々の計画と気づき

7月11日からの計画   注意するに越したことはないリーマンショック前夜に似た状況…

2016年07月10日 23時02分09秒 | 日々の売買計画と結果

良好だった米雇用統計の発表を受けて、米ダウは4月20日の高値18167ドルの同値にまで上昇した。
ここは重要なポイントであり、2015年高値18351ドルに向けて何度かトライし、かつブレイク出来ていないポイントである。
来週以降、この18167や18351を超えていけるような材料が出てくるのかは疑問であり、反落する可能性が高いか?
マーケットは英国離脱後の不透明感に加えて、ここに来てファンドや銀行関係の不安材料も表面化してきた。
BNPパリバから始まったリーマンショックの前夜のような状況に似ていて、かつ、チャート形状も似ていることが気にかかる。
参院選挙結果を受けて足元では反発する場面もあるかと思われるが、常にリスクオフに最大限の注意をしておいても無駄はない。

USDJPY (日足)
50%~61.8%戻しレベルで形成されていたフラッグを下抜けた。
戻りの勢いが弱く、米雇用統計などで上に跳ねた場面では即刻叩かれ、買い手が少ないという感じが強い。
かねてより注目していた50%戻しや、1997年高値から降りてくる長期下降トレンドライン②、大台100.00が重複するレベルに達している。
これらの重要ポイントを下回った場合、再び、安値をトライする動きに注意。
7~8月にサイクルボトムを付けやすいタイミングにあることも気にかかる。
〇〇ショック的な悪材料を伴なった場合には、94.66、93.76のポイントも下抜ける事がある…という事を想定して臨みたい。
短期では下目線で回転させ、中期ではスイングロングの買い場探しとする計画。

EURJPY (日足)
こちらも同様のチャート形状で、相変わらず大きなパフォーマンスを示している。
回転を効かした短期トレードに徹したい。

EURUSD (日足)
Bゾーンを跨いで上下をしていて、方向感無しの状態。
様子見。


 


7月4日からの計画   英国EU離脱問題から米国関連指標へのシフト

2016年07月03日 23時32分36秒 | 日々の売買計画と結果

英国のEU離脱問題で荒れた相場は冷静さを取り戻し、次なる動きに向けて模索をしている状態。
日経平均は2月12日安値14865に同値を付けて反発をし、米ダウやS&Pもリバウンドして高値圏に戻されている。
週明け後の1週間は各国の重要指標が多く、その中でも米雇用統計を筆頭に米国指標への注目度が高まりそう。
不透明感が強い状況は変わっていないので、スイングトレードは控えて短期トレードに徹したい。

USDJPY (日足)
先週はリバウンドして、日足ではフラッグを形成している。
来週もリバウンドが続いた場合、103.53、105.50-55、106.79を戻りのポイントとする。
しかし、106.79を越え、かつ下降トレンドライン⑥もブレイクした場合は更なる買い戦略とし、上昇を取りに行きたい。
一方、フラッグを下にブレイクした場合、再度100円をトライする可能性を秘めている。
何らかの大きなネガティブな材料を伴なったブレイクであれば、二番底やセリングクライマックスを付けに行く可能性も想定。
100.05以下で構築した保有中のスイングロングはフラッグの下にストップを昇格してある。
100円以下で、再度スイングの買い場を探す計画。

EURJPY (週足)
こちらもフラッグを形成している。
USDJPYとEURUSDが順相関にあり、相変わらず大きなパフォーマンスを示している。
短期トレードに集中し、回転を効かしたトレードに徹したい。

EURUSD (日足)
Bゾーンを跨いで上下をしていて、方向感無しの状態。
GBPUSDに引っ張られて下落するリスクに注意。
様子見。

 


6月27日からの計画   英国EU離脱~各国離脱の連鎖~その先へ

2016年06月26日 22時57分28秒 | 日々の売買計画と結果

英国のEUからの離脱が決まり、米国ではトランプ旋風が吹き荒れ、保護主義や大衆迎合主義が世界で加速している。
この英国をきっかけにして、EU加盟国のオランダやデンマーク、或いは英国の北アイルランドやスコットランドの独立運動が高まり、EUや大英帝国の分裂へと繋がる可能性に注目していきたい。
日本株は2月12日安値14865円と同値を付けた状態で越週していて、これを割ると危うい位置。
各主要通貨ペアは急落後の安値からリバウンドして越週した状態。
チャート的には日足、週足共に下髭の長い陰線で引けていて、時間足ではスパイクボトムを示している。
土日を挟んで冷静になった参加者が、来週はどの様な行動にでるのか…?
強いリスクオフ・モードにあることから、安い所であっても安心して買える形ではないし、
材料出尽くし感や新たな対応策の発表により一挙に戻る場面があっても積極的に売れる形でもない。
目先では大きな振幅で揉み合う可能性が高いと考える。
或いは、事の重大さが再度認識され、ネガティブな材料に過敏に反応して安値を更新する可能性も残る。
また、下げ過ぎた場合は米国、スイス、日本、ECなどによる協調介入も想定される。
米国株も高値圏での危うい位置にあり、表面化していないがチャイナリスクも燻っている…。
回転を効かした短期トレードか、又は中長期保有を前提にしたゆとりのあるポジショントレードに限定して臨みたい。

USDJPY (週足)
大きく動いたので、週足を表示している。
23日には104.81~105.42のギャップを埋めに上昇する場面があった。
しかし、24日東京市場からは急落し、50.0%押しレベル、長期下降トレンドライン②、チャネルライン下辺⑦などの重要ポイントを一挙に下抜いた。
週末はリバウンドして102.00-103.25まで戻した形。
スプレッドが100-10Pipsに開いている状態が長く続き、デートレは手が出せられる状態ではなかった。
セットしておいたスイング玉の買い指値の内、100.05、99.55の数枚がヒットしていて、いずれも建値付近にストップを設定した。
今後はスパイクボトムの形からすんなりと上昇の一途を辿るとは思えず、数度の下値トライが想定される。
短期では回転を効かしたトレードとし、中期では61.8%押しレベルの95.00、2013年6月安値93.76などに向けて、スイング玉の買い増しをする計画。
125.85を起点とする調整波B波は程良いレベルにまで達しているが、終了したのかどうかの判断はまだまだ先になるであろう。

EURJPY (週足)
61.8%押し115.49丁度で止められて反発した後、今度は50.0%丁度レベル121.98まで上昇して頭を抑えられた。
投票が進むと共に弱含み、発表により真空地帯を一挙に急落。
チャネルライン下辺⑥、2012年に付けたネックライン111.48、などもごぼう抜きにする急落であった。
ユーロ安、円高の動きにより大きなパフォーマンスを示している。
週末値113.45からの初動の動きを判断し、回転を効かした短期トレードに徹したい。
但し、スプレッドが開いている状態ではトレードはしない方針。

EURUSD (週足)
急落によって瞬間的にBゾーンを下抜ける場面があったが、長い下髭を残して反発。
結局はBゾーンとAゾーンの中の揉み合いから抜け出せていない。
週足、日足共に方向感が無く、様子見。


6月20日からの計画  英国国民投票に最大限の注意を!

2016年06月19日 22時01分57秒 | 日々の売買計画と結果

先週のFOMCを無難に通過したドル円は、105.55の重要ポイントの直上で日銀の発表を迎えることとなった。
そして「何もせず」という日銀の発表は円高に反応し、重要ポイントを割り込んで急落した。
相場全体は、来週の英国国民投票に向けてリスクオフ・ムードである。
様々な思惑が先行することで、些細な情報でも大きく振れやすい状況。
今の所、23日の出口調査は実施されないとのこと。
日本時間の24日(金)の午前6時から順次開票作業がスタート。
大都市の発表は遅く、まずは地方都市から結果が伝わり、日本時間12時頃には大勢が判明する見通しとのこと。
「EU残留・離脱」のどちらになっても相場は大きく動きやすく、荒れる事を覚悟して臨みたい。

USDJPY (日足)
黒田日銀の発表によって103.54まで一挙に円高が進行した。
その後のリバウンドは戻しきれていなく、104.81~105.42には大きなギャップが空いている状態であり、国民投票前までには埋めに行く可能性がある。
或いは、107.89~108.48にも大きなギャップを残している事を考慮すると、国民投票の結果によって急騰して、これらのギャップを埋める動きになることも想定しておきたい。
先週の下落により、2002年1月から降りてくる長期下降トレンドライン①を割り込んで下落余地が広がった。
その下には、1998年8月から降りてくる長期下降トレンドライン②があり、今後のサポート候補の一つになる。
50.0%押しレベルや2014年安値100.74、チャネルライン下辺⑦、大台100.00、76.4%押し94.66、安値93.76が下値候補。
100.00割れ以下のポイントでは中長期保有のスイング玉の買い場と考えて分散買いを計画する。

EURJPY (日足)
円高とユーロ安の値動きが重なってパフォーマンスが大きくなっている。
注目していた押し安値118.69、N計算値117.35、下降チャネル下辺⑥の各ポイントを、先週の下落でゴボウ抜きにした。
そして、61.8%押しポイント115.49でピタリと止められてリバウンドしている。
長い下髭を残していることを考慮すると、このまま国民投票前まで揉み合い、開票結果によって大きく反発することも想定される。
下方向については、115.49の下に目立つチャートポイントが無く「真空地帯」であり、
2012年3月ネックライン111.42、76.4%押し107.18…、とスカスカな状態で急落し易い状況。
国民投票の結果次第ではこれらのポイントをトライする可能性も想定しておきたい。

EURUSD (日足)
日銀の発表直後に1.1130まで下げる局面があったが、上昇チャネル下辺①にサポートされ、元の揉み合いゾーンに戻されている。
国民投票の結果が出るまでは様子見。

 


6月13日からの計画  FOMC~日銀~英国EU離脱投票~その先へ

2016年06月12日 23時03分27秒 | 日々の売買計画と結果

今週の注目は、先ずはFOMCと日銀であるが、サプライズは予想できずに動きづらいと思われる。
しかし、来週の23日のEU離脱を問う英国国民投票に向けては最大限の注意が必要。
投票結果については勿論のこと、投票前の世論調査や憶測などによっても神経質に大きく振れることが予想される。
ポンドドルの日足を眺めると、2016年1月以降、33~35日周期で安値が訪れている。
33は一目の複合数値であり、34はフィボナッチ数列の一つである。
前回のサイクル安値5月16日を起点とした場合、33~35日後の安値応答日は6月24日~28日となる。
英国国民投票が23日であり、もしも、開票直後の24日~28日に安値を付けた場合、
その安値は33~35日サイクル安値であり、「絶好の買い場である…!」という可能性がでてくる。
あくまでも、過去から続くサイクルが今後も「キッチリと継続する」…という大前提に立った「仮定の話し」ではある。

USDJPY (日足)
先週は急落後のリバウンドを待っていたが、リバウンドは短命に終わって一番目の戻りポイント107.49を達成してからは早々に下落した。
この事は売り圧力が強く反発力が弱いとも読み取れる。
このまま低位レベルでの揉み合いが続くと、「短期売られ過ぎ」は解消されて、続落のリスクが高まってしまう。
売り方針続行で、充分な戻りがあることを願いつつ売り場探しを続行したい。

EURJPY (日足)
短期支持ライン赤点線⑤を下抜けた後、リターンムーブを完了して日足でも明確に⑤ラインを下抜けた。
中期、短期共に下目線であり、下値目処は2013年2月に付けた押し安値118.69、高値149.77からのN計算値117.35…、など。
リスクオフによってユーロ安と円高が同時におきた場合は、下降チャネル下辺⑥を下抜けて真空地帯に突入することも想定しておきたい。

EURUSD (日足)
週足では上昇チャネルに沿って安値を切り上げる流れが続いている。
Bゾーンからの反発は、当面の天井を確認できずに緩んできていて、方向感が曖昧。
時間足での明確な押し目シグナルで試し買いをするか…?とも考えるが、イベントが多い時期なのでスルーが得策。
スイングは見送り、短期での回転売買に徹したい。