
ライ(Rye)はイングランド南東部、イースト・サセックス州にある小さな町。
『街』と言うより『町』という漢字がふさわしい規模。
町全体がこじんまりと可愛くて、時間が止まったかのように感じる。
大昔は港だったらしいのだが、海岸線が下がり、今はヨットハーバーだけが名残りを残す。
ライの鉄道駅。
右側にある花屋兼カフェから、直接ホームに入れる。
どんよりした英国らしい天気。
スイス人1人、イスラエル人2人、日本人(俺)というメンバーでやってきた。
ココは半日で回れるような小さな町だけど、あえて一泊してみる。
泊まってみたい宿もあるし。
ライに限らず、古い町の門はたいてい砦になっている。
今は車がこの下の道路をガンガン通る。
門の下には施錠された木戸があって、メンテナンスで使うんだろうけど、門の上からの光景に興味あるなぁ。
ライはザックリ言うと、観光と骨董屋の町。
この人たちは、要するにシーサーみたいなもんなんだろうか。
左下の一見、にこやかなレタスみたいなオジサンがよく見ると一番怖い。
一番、連れて帰りたかったワンちゃん。
双頭って事はケルベロスなのかしら?
6,500円くらい。
哀しい目してるね。
でも、重くて持って帰れねーぜ。
ライの町の博物館は意外と楽しい。
ちょうど小雨も降ってるし、雨宿りしつつ見物する。
ライの町の史料がたくさん。
いや、意外と面白いよ。
この小さい町の克明な記録を見てるうちに、もし自分がこの町で生まれ育ってたら?という妄想が沸き起こる。
当時のガラス瓶。
これいいなぁ。
Drink More Milk!
さて、小雨が落ち着いたタイミングで教会へ向かう。
1561年建造、セント・メアリー教会。
小さな教会に見えるでしょ。
でも、丘の上に建っているので、この教会の鐘楼に登るとライの町全体が見渡せる。
ふー、助かった。
外はまた降ってきたし。
鐘楼にはこんな風に登る。
これが、意外にもハードなのだ。
はあ、はあ。
はあ、はあ。
着いたぜ!
小さいけど綺麗な街だ。
どうやってヨット出すんだろう。
満潮になっても、あそこまでは水来そうにないけどなぁ。
はー、記事が長くなったので、ここでちょっと休憩。
次回は、ジョニー・デップも泊まったライの町の小さな宿、マーメイド・インに逗留編をお送りします。
あの宿は、一階に良いパブがあってさぁ・・・。
<つづく>