『夜間飛行』

また靴を履いて出かけるのは何故だろう
未開の地なんて、もう何処にもないのに

『サウンド アンド ヴィジョン』 鋤田正義展

2012-09-29 | Life(日常):書いとかないと、忘れちゃう

鋤田正義展
『SUKITA RETROSPECTIVE SOUND&VISION』
@東京都写真美術館


俺は写真に疎いので、これも奥さんに連れてってもらいました。


最初はね・・・。

「旬な時期のアーティストはそこに居るだけで勝手にオーラ出てるんだから、写真なんか誰が撮ってもスゴくなるんじゃないか」

みたいな思いがチラホラありまして。

いや、見終えた今はちゃんと反省してまーす。



これは俺が個人的にずっと「チーズ・フロマージュ」と呼んできた写真です。



ボウイの代表的なショットが鋤田さんであることは知ってたけど、YMOもTレックスも、鋤田さんが撮ると代表的アーティスト写真になるようで。


マーク・ボランなんて、我々たぶん鋤田さんの写真で存在を認識してますからね。 



そんで、我が敬愛するジム・ジャームッシュ作『ミステリー・トレイン』"Mystery Train"(1989)の、ジュン(永瀬正敏)&ミツコ(工藤夕貴)のあの『トホホ・ショット』が鋤田さんである事を知るに至り、もう降参しました。

そっか、俺、物心ついた頃には、無意識のうちに鋤田作品に接していたんだなぁ。


そう言えば1984年頃、工藤夕貴に憧れていた事を、今、突然思い出した。

いや、短パンからKINTAMAがはみだしてるような少年時代の話ですよ。


その後すぐに、日本のTVを見れない環境に引っ越したので、長い間、工藤夕貴というタレントの存在すら忘れてましたが・・・。

20年くらい経ったある日、すっかり成人して仕事人間になった俺が、会社から帰宅してNHKをつけたら、偶然アメリカで活躍している現在の工藤夕貴の映像が流れてまして。

英語でキャピキャピとインタビューに答えるその姿を見て、なんて苦手なタイプの女なんだ・・・、と。


長く生きてると人間、趣味も変るんだね。

あ、いや別に異国で一生懸命頑張っていたそのチャレンジを否定するものでは・・・、っていうかこの話もういいよ!




So Cool!
 


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