Final Judgement

ヤオ判定に怯えるボクシングファンのひとりとして
採点に特化し備忘録かわりに作成します

カルデロンvsカサレス2(2008年8月30日プエルトリコ)

2008年08月31日 | ライトフライ級
◎ カルデロン68-65 カサレスX  

1R カサレス10:9(カルデロン9:10カサレス)
2R カルデロン10:9(カルデロン19:19カサレス)  
3R カルデロン10:9(カルデロン29:28カサレス)
4R カルデロン10:9(カルデロン39:37カサレス)   
5R カルデロン10:9(カルデロン49:46カサレス)  
6R カサレス10:9(カルデロン58:56カサレス)   
7R カルデロン10:9(カルデロン68:65カサレス)  



<Official>

◎カルデロン UD カサレスX

67-66
68-65
68-65



<memo>
1R カサレスが前に出て王者がサークリングする予想通りのスタート。互角かややカサレスの攻勢が勝ったか。
2R 同様の展開だがこの回は中盤クリーンヒットを奪ったカルデロンにふる。
3R カサレスのビッグパンチを避けるたびに9千の観衆から大声援。中盤のコンビや終了間際にオフバランスにさせた右フックで王者。
4R 局面打開を図りたい挑戦者はサウスポーにスイッチするが、攻撃の始めと終わりを巧妙にタッチされてしまう。
5R カサレスは手を挙げて相手、観客を挑発するがそれほどにいらだっているのだろう。パンチが当たらない。
6R 若干落ち着きを取り戻したかこの回はしつこくプレスをかけショーの右を入れた。王者の反撃もまばらだったし。
7R 今度は王者が気合を入れなおしカサレスの攻撃の合間にいいパンチを入れる。中盤ヘッドクラッシュで王者額から出血・・・



・初回はカサレスのボディ、ワンツー捨てて返しの左狙いで好試合の予感だったが2R以降はカルデロンの快足が冴えた。
・終了時には、カルデロンの地元ということでフルマークもあるかと感じたがジャッジのうち1人が1ポイント差だったのは驚き。
・カルデロンの傷、位置は額だがザックリいってたみたいでストップは仕方ないか。もっとも敵地ならまだやらされてただろう。
・カルデロンは他団体との統一戦、またフライに進出してドネア、ナルバエスへの挑戦にも言及していた。
・ウェイトにも慣れたのかパンチのキレや足も33歳にして前回の対戦より上にみえた。右サイドへ出る動きが特に印象的。
・カサレスは判定に文句言ってたが試合が続いてたら117-109くらいの差にはなってただろうとおもう。
・1週間で10ポンド落としたとのことだがその影響は特に見えなかった。それはそれで凄い。
・大きな体は武器だがコマネズミみたいなカルデロンは一番嫌なタイプだろう。相手が悪かった。

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