妊娠希望で受診される場合、最初にホルモン検査や内診などのスクリーニング検査を通常行いますが、その検査の中で、重要なものの1つが子宮卵管疎通性検査があります。子宮の形に異常がないか、また2つある卵管がつまっていないかどうか、また子宮や卵巣、卵管周囲に炎症などによる癒着などがないかどうか、などを検査するものです。両側の卵管が万が一詰まっていた場合、当然自然妊娠や人工受精では妊娠できません。タイミング指導や人工受精を何年も行っていて妊娠せず、調べてみたら両側の卵管とも詰まっていた、ということがないように、 . . . 本文を読む