とおりすぎてゆくまいにち。

一週間はこんなに長いのに、どうして一年はこんなに短いんだろう?

最近の少女漫画・・・

2008-12-11 22:17:58 | 雑記
久しぶりに少女漫画を読んだ。
目が顔の半分以上あるやつ。
人物の境界が紙の色か眼鏡の有無で判定するやつ。

読んだのは「僕は妹に恋をする」という、映画にもなった人気作品。

えぇ・・・ええーー!?

これ、少女漫画なの?エロ漫画じゃなくて???
こんなの、小学生中学生が読んでいいわけ?R指定でしょ~!

と、びっくらこいてしまったわけで。

私が胸をときめかせながら小学生当時読んでいた「ときめきトゥナイト」とか
「君の瞳のシルエット」とかとは明らかに違う・・。
主人公がキスしただけで「今月のりぼん過激!!」とか思っていたのに。
確かに当時から「りぼん」や「なかよし」に比べたら「少女コミック」は
ちょいおねえさん向けではあったけども。

そうはいったって描写がリアルなようで嘘臭いあたり、まだお子様向けなのかも知れないけど。

しかしだ。
この程度って今は当たり前なのか?
私が母親なら中学生の娘がこんなの読んでたらおいおい、って思うはず。

設定も意味不明だし。
最後ハッピーエンドっぽくしてるけど、結局ダメな関係じゃん!!

沈まぬ太陽

2008-11-25 22:46:09 | 読書
ずっと読みたかったのに、なぜか手が出なかった本。

山崎豊子大先生の「沈まぬ太陽」をようやく読み始めている。

さすがの筆致でぐいぐいひきこまれてゆきます。
実在の航空会社がモデルの作品であること以外は、主題などの予備知識が殆どない状態で
読み始めたのだけど、労働組合という、あまりなじみのない話ながら、
主人公・恩地元のまっすぐな姿勢に、現代の日本には絶滅してしまった、
戦後の高度成長を支えた男の「正義感」を見ることができ、
今でものうのうとのさばり拡大しつづける保身の塊のような重役たちに、
これもまた、戦争に負けた日本がここまで発展を遂げることができた
大きな理由であることを感じずにはおられなかった。

我が社の労組など、あってもなくても変わらないようなものだけど、
昔はもっと社員が一丸となって自分たちの権利を行使しようとしていたのだ。
会社に雇われているんではない。自分たちが会社を支えている。
その対価として正当なものを自分たちで勝ち取っていく。
その気持ちって、やっぱりなくすべきではないと思う。

その結果主人公は懲罰人事を受けて僻地へ任務することになってしまう。
そのあたりも実際の取材に基づいているそうで、昔のこととは言え、
モデルとなった航空会社に反感を持ってしまうのも仕方がない。

そりゃ、ドラマ・映画化は反対しますよね。じゃるさん・・・。

カイザーチーフス

2008-11-23 01:04:33 | 趣味
今度ライブに行くことになったので、カイザーチーフスの新譜を購入。
名前はもちろん知っていたが聴くのは初めて。

あくまで私の印象ですが、若干パンクな匂い。
フランツフェルディナンドに感じが似てる気がしました。

聴き込むというよりはライブで楽しめるバンドのようで、とても楽しみに。

で、少しバンドについて調べていると、
オアシスのノエルがカイザーチーフスをこきおろした、という記事が。
兄さん、またっすか。。

私からしてみればオアシスとカイザーチーフスの音楽は似て非なるもの、
という感じで、わざわざノエルがコメントする相手ではないと思うんだけど。
音楽のマトリックスがあったらパンク×ポップのエリアにあるのが
カイザーチーフスで、ロック×ポップのエリアにあるのがオアシス、という
イメージ。
もちろん素人耳ですから大きく違うと言われてしまうかも知れませんが。

ちなみに私はオアシスの方がやっぱり好き。

全然関係ないけど、この間ウィーンに行ったとき、ハプスブルグ家の系図を見ていて、
「フランツ・フェルディナンド」という人物がいて、「!!!」という感じでした。
人名で昔の人だということは知っていたのだけど、実際に見るとなんだか衝撃。

だってこれって日本で「徳川家光」というバンド名にするのと同じようなものでしょ。

んー。。

センセイ・・・

2008-11-18 22:38:53 | 読書
今更ながら安野モヨコの「美人画報」を読み、女子力の必要性について再確認。

安野センセイのオタクぶりやネガティブさ、そして自己顕示欲の強さに少しだけ
辟易しつつも、ところどころに素敵そう(良さそう、ではナイ)な
お化粧品やらの情報を見つけ、また彼女の美に対する中途半端な情熱に
(?)感化され、やっぱ風呂上りにボディクリームつけるのは習慣にしないと!
と思う。
しかしながら一介の薄給OLにはキャロルフランクのオイルなぞ憧れの逸品。
そりゃ買えなくないけど、収入と支出のバランスは大切にっ!とか
しょこたんに深夜繰り返し唱えられたら、そこに回るお金はないのでは・・・
と思ってしまうのが庶民てものです。

今読んでるのは「ワンダー」なんだけど、このときセンセイは30歳。
みそじの焦りのようなものも吐露されているんだけど、
ああ・・・私とは財力が違います。
プラセンタなんてまだまだ先の話かと思ってたけど、センセイやっちゃってたのね。
さらにズィー・ビガッティのクリームやらエステやらって。
ああ、憧れのセレブ生活。

って、センセイがここまでにおなりになるまでには、私には到底真似できない
才能や苦労があってこそなのだから、こんなに毎日茫漠と生きている私が
羨むこと自体がおこがましいってものです。

とりあえずアロマ系のボディクリームが欲しい。
あんまり高くないやつ。
で、寝る前ストレッチするんだ!

アウェった。

2008-10-01 00:19:19 | 人間力
ちょっと知ってる友達の誕生日祝いに、
よく知ってる友達と、まぁまぁ知ってる友達と行った。
人数は全部で15人くらいだったけど、私が面識ある人はその内
5~6人。でも親しいわけではなく、数回話したことのある程度。
私以外の人たちは、それぞれそこそこ話せる間柄。
自分だけが「はじめまして」な感じ。

なんだこのアウェー感!

別に気を遣ってもらう筋合いなんかは全然ないので良いんだけど、
なんか楽しくなかったなぁ。

大体が初対面の集まりだったらそれなりに立ち回れるんだけど、
自分だけ初めてだと身の振り方が難しい。
基本的に人見知りなのがいけないんだろうけどね。。

んー、パーティー慣れ(言い方が微妙だけど)したいなぁ。

備忘:ロブション

2008-09-08 23:21:13 | 趣味
ガストロノミー・ジョエル・ロブションへ行ってきた。

1階のラ・ターブルの方はまだタイユバンだった頃に訪れたことがあったけど、
2階は敷居が高くてこれまで手が出せず・・・。
しかし30歳になったことだし、仕事がんばってるし!という若干こじつけな
奮起でとうとう経験。

レストランの中に入ってみて驚かされたのはインテリア。
メルヘンなお城といった概観とは違ってとてもモダン。
バカラのシャンデリアにクリスタルの埋め込まれた壁。黒いテーブルとチェア。
テーブルの上には黒いベースに生けられた白いバラとシェルの飾り。

いわゆるトラディショナルなフレンチを創造していた私はそのギャップにびっくり。

お料理も、もっと保守的で、例えば白いお皿にサーブされていくのかと思いきや、
さまざまなお皿に乗った独創的な品々。
スパイスも効いていてエスニックや和食やら、フレンチの枠を超えた、でも
とても凝っていて「食べたことない!」の連続。
お野菜も、お肉も、お魚も、しっかりとその素材が生かされつつも、
ソースだとかはとっても計算された美味しさ。

そしてうれしかったのはいろーんな種類のパンがワゴンサーブされること。
バゲットやらブリオッシュやら、ハードなものからソフトなものまで食べ放題!!
まるでサン○ルク・・・。とか思ってしまうのは庶民の証拠でしょうか。
でもとてもじゃないけどボリューム的に食べきれるはずもなく。。。
後ろ髪を引かれる思いでワゴンを見送らなければなりませんでした。

ドルチェも2皿供されて、どちらも本当に芸術的な盛り付けと、繊細な味で
とーってもおいしかった!!

サービスについてはさすがの良いタイミングでのサーブには感心。
ギャルソンも気さくに話しかけたりして、暖かい感じも。
きっとランチだったからなんだろうけど。

帰りにはお土産までいただいて、こりゃー1万UP(ワイン込み)は
納得せざるを得ませんね。




違和感。

2008-07-04 00:31:41 | 雑記
BEAMSのセールに行ったら、店内BGMがダパンプの「ラプソディー・イン。ブルー」だった。

しかも大音量。

なぜ?

確かに夏だけど。

ここはセレクトショップの雄、BEAMSですよね?

しかも続いて「ごきげんだぜ」ですか。。。

あ、その後はhitomi?
おなつかしゅうございます。

いえ、嫌いじゃないからいいんだけどさ。

秦 基博@渋谷クアトロ

2007-09-16 02:02:59 | 雑記
秦基博の初ワンマンへ行ってきた。

一人で行ったので待ち時間が耐えられないと思い、
開演ギリギリに行ったらすごい人で、なぜかうろたえてしまい(?)
なぜか柱の後ろ側のすごーく見難い位置に行ってしまった。。
しかも前にはでかい男と、ステージを一生懸命見ようとして
ちょこまか動く親子がいて、結局姿はほとんど見えず。。

でも、歌は最高にうまい。
少しハスキーで荒削りな感じが、私の耳には非常に心地良かった。
楽曲についてはわりと正統派な感じで、突出して良いかどうかはまだ判らないけど、
おそらくこれからもっと洗練されて行くのでしょう。
歌詞も・・・もっと共感できるようになっていくことを期待したいなぁ。

MCも落ち着いていて、ユーモアも盛り込みつつ、
聴衆を飽きさせない構成となっていて、良いライブだったと思う。

でも、もう少し落ち着いた雰囲気のライブになるかと思いきや、
男性アーティストだと絶対「黄色い声」ってつきものなのね。
女性が大半だったからかも知れないけど、アイドル的(?)扱いは、
彼に限ってはないだろうと思っていたけど、
「キャー(はぁと)」的な歓声や、MCに対する意味不明な返答は、
お姉さんとしてはちょっといただけなかった。

まぁ、ライブの楽しみ方は人それぞれで、自分が楽しめればそれが正解なんだけどね。

ともかく、秦基博はこれからも注目して行きたいと思います。


シュノーケル

2007-07-12 00:36:40 | 雑記
シュノーケルのライブ@渋谷クアトロへ行ってきた。

たまたま取れた有休で、たまたま取れたチケットだった。
それまでシュノーケルについてはその名前を聞いたことがあるくらいで、
渋谷だし、3,500円だし、暇だしってことで、公演3日前に取ったチケットだった。
ライブへ行くにあたって、一曲も知らないのではまずいということで、
ツタヤでCDを借りたのが水曜日。
何曲か聴いたことあるような・・・という気がするが、とりあえず好きな感じだな、って思ってライブへ参戦。

すべての偶然に感謝したい。
とても楽しいライブだった。

CDの印象だと、わりとキレイにまとまった、ヤワ系ロックというイメージだったのだけど、
なかなか演奏もしっかりしているし、ボーカルも安定している。
音源もライブだと一曲づつ際立って、スピード感があって、勢いが良い。
なにより楽しそうなステージ上の彼らの表情が素晴らしかった。

考えてみると、自分より年下のミュージシャンのライブに行くのは初めてかもしれない。
会場には制服らしき女子高生の姿なども見られて、30近そうな女性の姿は
あまり見受けられなかった・・・かな?

でも!好きな音楽に年齢はない!!
ライブ最高!!

秦基博。

2007-07-01 23:16:50 | 雑記
久々に気になるアーティストである。

初めて知ったのは夜中の音楽番組で「鱗」を歌っていた。
もちろん名前も顔も初めて見たし、ビジュアルも特に引かれるものはなかったのだけど、
歌い出しから声に惹かれた。
少しハスキーなんだけどとがったところがなくて、耳に素直に入ってきた。
楽曲は個性的とまではいかないけど、少し懐かしい感じのさわやかな曲調でありながら、
サビは少しセツナ系。
どうやら山崎まさよし、スガシカオと同じ事務所らしく、その流れ、汲んでます。

調べてみると花王アタックのCMの音楽にも別の曲が使われていて、
意外に耳にしていた模様。
ブレイクする前にぜひライブに行ってみたいけど、夏は地方のイベントが主らしい。
またワンマンやって欲しいなー。土日に。