泰屋倶楽部~タイ・ラムパーン編

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ロードー~タイの軍事教練

2022年11月16日 | チットアリー福祉教育校

11月16日水曜日

11月4日(金)の話。朝8時に掲揚した国旗は、夜6時に降ろされる。その時間にはタイ全国のTVで国家が流されるのは周知のとおり。番組中であっても国歌の画面に不意に切り替わるのが面白い。夕方6時の集会、高学年が集められた。国旗を降ろした後、高校生を対象に校長訓話。なんとなく面白いのでカメラを持って参加。

まず、チェンライに出張中の先生たちは、留守番の子供たちを親のように心配していると子供達の情を誘う話。続いて、生活指導。夜間外出はダメ・・・曰く、お菓子を買いに行くな、悪い人がいる(人さらいか?)、車の事故に遭う等。8日にはロイクラトンがあるが、韓国の事故のようにならないように各自、気を付けること、人に押しつぶされないように、ロイクラトーンの開催場所に行っても走らない(そもそも、行けないのでは?)続いて、軍事教練の話に移る。

以前紹介したとおり、この学校で重視されるのは「社会で通用する人間育成」だ。学生も多いので、時によって集められる学年は違うが、今回は中高生が対象で、日本にはない「軍事教練」についての講和が中心だ。

毎週、金曜日、高校生の学生に対して「ロードー」と呼ばれる「軍事訓練」が各地で実施される。ロードーに行くためには選抜試験があり、体の強い学生しか選ばれない。タイ周囲を隣国に囲まれているので、国・国境を守る意識が強い。軍人(士官)はエリートであり、社会における出世コースでもある。軍隊がしっかりしているので、軍事教練を受けられることは、自らが国を守る高い意識を持つ学生とみなされ、大学入学等、色々と優遇措置があるらしい。女性も軍事教練に参加できるので、私の学生の中で体が大きくしっかりしている高校3年生女子も参加している。制服を着ると、とてもかっこいい。

校長先生はロードーに参加しているかっこいい先輩を前に呼び出し、ムエタイの先生(体育の先生)と共に、軍事教練の様子を面白おかしく実演してくれた。

先生も学生も同様に、タイ人は制服が好きである。

月曜日・・・先生「公務員服」、学生「制服」

火曜日・・・先生・学生共に、ピンクの服

水曜日・・・先生「青い生活指導の服(赤十字がついている)」、学生「ボーイスカウト・ガールスカウト」の制服

木曜日・・・先生「なんでもいいがきれいな服」、学生「学生服」

金曜日・・・先生・学生共に、「民族服」、一部の学生は「軍事教練のユニフォーム」

ま、絶対ではないところがタイランド。今日は水曜日、私の学生、6年生(高校3年生)も、ガールスカウト服。英語の授業がなくて自習みたいなので、写真を撮らせてもらった。きれいな女の子達だ。中に一人だけ、ロードーTシャツ来てるでしょ。ま、これがタイランド。。。(笑)

 



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