泰屋倶楽部~タイ・ラムパーン編

😻タイ北部の古都ラムパーンから生活、教育、仏教、芸術文化、社会活動等お届け🐘💛

チェンマイのロイクラトーン~クラトーンより多い外国人💦

2022年11月11日 | 生活

11月12日(金)

8日(火)のロイクラトーンの報告💛

皆さん、チェンマイのロイクラトーン興味あるよね!!タイ好きには周知の行事、外国人にたいそう人気のあるタイの祭りである。

8日当日午後3時過ぎ、チェンマイに向かう。学校のサービスでロイクラトン・フェスティバル@チェンマイに連れて行ってもらった。とりあえず、友人僧のソムポップ師、マイ師に会って、ラムパーン到着の報告、お菓子や寸志のタムブンをしたかった。学僧の二人と友人であることで、タイ人にも感心されるのは、とてもありがたい。チェンマイから40分、ワット・パーダラピロムに向かう。パーリー語9級を修了した友人は、コロナ禍のバンコクを離れ、チェンマイ郊外のこの地に庫裏を構えた。ワット・テープシリンタラワートを離れ、静かに勉強しながら修行できる場所、森林寺院を選んだのだ。大事な友人である彼らのことは、後に送る。

暗くなる前にチェンマイ市街に到着。ピン側に沿って、屋台が並ぶ。ロイクラトーンは30年前のチャチェンサオで何度か経験した。うちに集まって大学生とともにバナナの葉と花でクラトーンを作った。学生とも年齢が微妙に近く、なんでも楽しかった。タイ語がかなり話せるようになったのも、彼女たちのコイバナや家族の話に参加させてもらえたからだ。バンパコン河にクラトーンを流すと、子供達が泳いで行って、クラトーンの中の小銭を集めていたのも楽しい思い出だ。

ということで、今回見たかったのはクラトーンでなくて、空に気球のように上がる、「コムローイ」である。ソムポップ師達は、7日にチェンマイに近い町で見たという。「一緒に行きましょうか」と誘ってみたが、「人が多いので・・・」と固辞された。で・・・彼らは正解!!ロイクラトーンの数より外国人、特に白人の数がやたら多い。人込みに圧倒されてうんざりした。お目当てのコムローイはチェンマイ空港の飛行機に差しさわりがあるので、「禁止」と直前に発表されたらしい😢。なんじゃ、そりゃ!

しかし、来たからには楽しまなくては!!人込みをかき分けて、教育実習生のTimeくんと進む。モン族の教育実習生、彼のことはすでに紹介したがblog顔出しOKだそうなので、これからちょくちょく登場する予定。

クラトーンの種類は多種多様。値段も30Bぐらいから高いものまできりがない。美しいクラトーンを見て歩くのも、楽しみの一つだ。

Timeくんはかなりお腹が空いているらしく、クラトーンを見るより買い食いをしたいようだ。けっこう好き嫌いがあって辛いものもダメ。聞くと、モン族は辛いものを食べないらしい。「塩とちょっとした調味料だけを使って料理をする」と聞いた。彼は私のことを、「日本のお母さん」と思うことにすると言った。着任たった一週間で、山岳民族の息子ができた。人間って面白いね。Timeくんがやっとありついた卵炒め、おとぼけでスプーンとフォークをもらうのを忘れた。仕方ないですね~、手で食べられないから、帰路コンビニに寄るまで我慢するしかない。

気を取り直して、二人で夜店巡り。日本と同じ空気鉄砲があった。やりたそうでもじもじしているので、一回20Bで5玉買ってあげた。ほんと子連れのお母さんみたい。かなり自信があったようで、2回遊んで小さい人形2つとジュース4本を手に入れご満悦。一時空腹を忘れたようだ(笑)

チェンマイからの帰路、ラムプーン周辺の空にたくさんのコムローイが上がっていた。宿舎に到着しドアのカギを開けようとしたとき、目の前に空高く三つのコムローイが見えた。あぁ、来年はラムパーンにいよう・・・青い鳥はいつも近くにいるのだ(笑)


出発🐘~会いたい?会いたくない?

2022年11月03日 | 生活

2022年11月1日火曜日、タイ大国ラムパーン県チットアリー福祉教育校へ出発する日がついに来た。待ちに待って2年半、満を持しての出発である。早朝7時に自宅を出発してバンコクへ、バンコクからチェンマイへ、チェンマイからラムパーンへ・・・チットアリー福祉教育校到着は23時、待ち時間待機時間を含めて丸一日の強行軍であった。

大好きなタイ航空。乗る前にいつも飛行機の名前をチェックする。今回は「テープラート」、「天使の王」という意味なのでなんか安心。実は飛行機恐怖症である。海外旅行は好きなので何度も何度も飛行機に乗ったのだが、何度乗ってもなれない・・・はっきり言って嫌いであるが、背に腹は換えられない。。。

関空で色黒の男性集団に遭遇、「どこの国から来た人達なのかな」と遠巻きに見ていたのだが、座席で彼らに囲まれてしまった、あっちゃ~💦ちょっと怖いが好奇心が勝る厄介な性分で、5時間半の旅の途中、話しかけてみた。「シーマン」という答え。近年、日本の漁業は東南アジアの船員に支えらえている。フィリピン人、中国人の船員とともにミャンマーの船員も日本の漁業と食卓を支えているのだ。漁ではなく、工場で働いていたというから、大きな船の中にある魚をさばく施設で働いていたのかもしれない。彼らは一年契約を終えて、ヤンゴンへの帰路ということで、とても嬉しそうだった。「また来る?」と聞くと、含み笑いで「分からない」という返事。とりあえず、今はコロナ禍の一年を、日本で働きあげて帰ることに満足している様子だった。

タイ人とミャンマー人の歴史的因縁は深い。タイ人に比べると、ミャンマー人はこわもて、タイ人にとっては歴史的天敵の一面も持つ。現在、ミャンマーは政治的問題を抱え、国難に瀕している。タイ人にとってはあまり会いたくないもの(人々)なのかもしれない。

ところで本当に会いたくないものに遭遇してしまった💦台風である。飛行機嫌いな私にとって、最も苦手なもの、会いたくないものは台風である。1日の昼間、東シナ海には、二つの台風があった。大型の台風22号(ナルガエ:北朝鮮提案「つばさ」の意味・・・なんか怖いよ~泣)と、23号(バンヤン:香港提案「菩提樹」の仲間。バンコクには「バンヤンツリー」というホテルもある。)。そもそも最初の一時間も揺れた・・・そして、揺れる、揺れる、揺れるに決まっている💦泣。機長は「大丈夫」と言っているが、正直、生きた心地がしなかった。そしてスワナプーム空港へ。この機長のランディングテクニックは素晴らしく、地面に接触した瞬間は、全く分からなかった。ありがとう❣機長さん💛。台風も一緒に乗り切ったよね。

実は、この台風がきっかけで、隣に座っているミャンマー人男性がうっとおしい(失礼)存在から、頼もしい存在に変わり、話しかけようと思った。そして漁業について全く知らなかった情報を得ることができた。恋愛ではないけれど「吊り橋効果」もまんざらではないのだろう。

会いたくないものが、会いたいものに変わる瞬間がある。それはステキな経験だ。

≪オマケ≫

スワナプーム空港で会った働き者のお掃除ロボット😻飛び出し禁止の少年っぽい不思議なキャラ。会いたいものの筆頭!かわいい~♡


ドイステープの夕景

2022年10月22日 | 生活

 

泰屋倶楽部へようこそ!!ただいま準備中です。

2022年9月に満を持して訪タイ🍀その時の一枚です。美しいドイステープの夕べをお楽しみください。ドイステープはチェンマイで一番有名な観光地。昼間は混雑していますが、見上げると夜空に輝く黄金のストゥーパは圧巻ですね!

2022年11月よりラムパーン県チットアリー福祉教育校で人生三度目の海外日本語教師として活動を始めます。個人的には日本語教育、仏教、文学、芸術、言語、歴史、そして猫をはじめとする生き物全般に興味があります。

合言葉は「タイからもらったものをタイへ還そう」です。よろしくお願いします。