首相が強調、「汚職一掃はタイの最重要課題」
プラユット首相は9月6日、バンコク都内で開催された汚職一掃に関する公開討論会の席上、「汚職蔓延と戦うことは政府の国家改革戦略における重要課題」と述べて、汚職撲滅の必要性と関係当局が汚職根絶のために全力を挙げていることを強調した。
この討論会「2014全国腐敗撲滅デー・フォーラム」は、汚職問題に取り組んでいるNGO「タイ反汚職機関(ACT)」が開催したもので、官民の関係団体などから1500人以上が出席した。
公私混同や順法精神の希薄さなどから汚職がはびこっていることは以前から指摘されている問題。これまでの政府も汚職一掃の重要性を訴えて対策を講じてきたが、なかなか成果が上がっていないのが現状だ。
このような状況について、プラユット首相は、「タイでは汚職が社会の深部にまで根を下ろしてしまっている。問題は深刻化しており、社会の不和や不平等を悪化させている。そのせいでタイが好機を失ったことは数知れない。外国人投資家は不信感を抱き、新規の投資を行わない。タイの政府も企業も信頼されなくなっている。国民全員のものであるはずの国家の資産・資源は一握りの者たちに独占されている。このため、汚職問題の解決は最も重要な課題であり、関係者すべてが協力して汚職を根絶することが不可欠」と述べている。
バンコク週報より
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