andie!のドンとやってみよう!(略して、「アンドン」!)

兵庫県伊丹市の保険代理店として活動している
“あんどうこうすけ”の「全く個人的な」ブログです。

子供はそのときわからなくても後で絶対に思い出してくれる

2009年04月24日 | 【極!おっさん塾】
日経新聞(夕刊)2009(H21)4月8日より

【若い世代の行動に期待】
☆富野 由悠季さん
~~アニメ「ガンダムの生みの親」日本を代表するアニメーション監督~~
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AF%8C%E9%87%8E%E7%94%B1%E6%82%A0%E5%AD%A3
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若者はリサイクルをよくやっているし、頻繁に物を買い替えない。

一方で大人は右肩上がりで頂点を目指す経済成長、大量生産・大量消費の膨張志向の慣習から抜け出せない。

大人は相変わらず「今の若い者は」という言葉遣いをするが、地球環境の視点で見た場合、それは大人のうかつさだ。

むしろ問題は若者に寄り添えない大人側にある。

ガンダムの前、手塚治虫先生原作の『海のトリトン』で初めてテレビアニメの総監督を任された。そのころ子供に作品を発表する意味が分からなくなっていた。

右往左往する中で児童文学の書き方という本に出会い、
決定的に引っかかった一文がある。

「これは絶対に大事なことだよと話す大人に対して、子供はそのときわからなくても
後で絶対に思い出してくれる」

自分の持ち物の中で子供に何を話せるかと、本当に悩んだ。
一つしかなかった。

ヒーローが単純に正義であってよいのかというテーマ。

世の中は勧善懲悪で済む現実ばかりではない。

最終話で、ヒーローの主人公の先祖が怪獣の世界を破壊した過去があったために
怪獣が襲ってきたというストーリーを加えた。

原作を勝手に変えたから手塚先生には嫌われた。

一方で『アニメの革新』と評価された

勧善懲悪でない物語はガンダムへとつながっていく。

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<あんどうコメント>
最近は逆に
単純なヒーローが少なくなってるのでは?と感じますが・・・

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