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2012-11-01 12:55:37 | Weblog

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アメリカを襲ったハリケーンは甚大な被害をもたらした。

冠水やら停電やらと見た目はかなり派手だけど

例えば死亡者数は現時点で数十人に留まっている。

この数字を見て正直「そんなもんか」と思った人も多いはず。


もちろん亡くなった方には気の毒だけど

日本は去年津波で一万人を超す人を亡くしている。

一人一人に悲しむ人がいることは重々承知してるが

あまりの規模の違いに、拍子抜けしてるんじゃないだろうか。


何せ史上最大規模のハリケーンと報じられたのだ。

それで都市機能が数日麻痺する程度で済んでいる。

「台風って、大したことないな」と思った人も多いだろう。

これは日本に上陸する台風にしても同じ事だ。


特に大震災以降は、あまり台風のニュースに反応しなくなった。

もちろん被害の大小を人的被害(死亡者数)だけで計るのは

あまりに短絡的だとは分かっているけど

やはりそれが最も分かりやすい基準でもある。


当然一人でも亡くなれば、悲しむべき事だけど

どうしても東北大震災と比較してしまうのは、仕方がない。

それだけあの衝撃や悲しみが大きかったという事だが

同時に人の死に対して、ある種麻痺してしまったのも事実だ。


大騒ぎして数十人だと「大したことないじゃん」と感じてしまう。

そしてそう感じている自分に、危機感を持ったりもしている。

冷静に考えれば、短時間に数十人が亡くなるということは

重大な事態なのだけど、そう感じなくなってる自分が居る。


今更ながら、あの震災がもたらした影響は大きかったと気付く。

目に見える被害の他に、人々の心に大きな影響を残したんだね。

直接の影響を受けなかった僕がそうなのだから

被害に遭われた方は、心にどれほどの傷を負っているのだろうか?


そう考えると、何かいたたまれない気持ちになるね。

最近復興予算の使われ方について、批判のニュースが流れた。

あれはもはや拡大解釈の領域からも大きく外れて

もはや国による悪質な略奪だと言っても良い。


震災が起きたのを良いことに、都合の良い財布を作って

好き勝手に手を突っ込んでいるに過ぎない。

まったくやってることは悪質で、詐欺師との違いが判らない。

彼等も思慮深く礼儀正しい国民の一員のはずなんだけどね。


まあ政府や官僚批判は次の機会にするとして

今回異国で起きた災害のおかげで

改めて命に対する考え方を問われたような気がする。

思い当たる人もいるのではないだろうか?


少なからず考えさせられる機会になったな。
















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