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先日対人地雷撤去に関する特集をやってたんだけど

結局被害に遭ってるのは、武器を持たない一般人なんだよね。

しかも戦争なんて何年も前に終わってるのに。

なんかね、第二次大戦の頃のがまだ残ってて、しかも生きてるらしい。


一説には世界中で一億個の対人地雷が埋まってるなんて言われてて

いくら撤去したって追いつかない状態。

現状は年に１０万個くらい撤去するペースらしいんだけど

単純に考えても、１０００年掛かる！！


しかも紛争地域では未だにせっせと埋められてるから、どうしようもない。

一応多国間で対人地雷禁止条約なんてもんが締結されたんだけど

これは国連ノータッチだし、肝心の米・露・中がサインしてない。

理由は簡単、それだけ地雷ってのは効果的な武器なんだな。


コストなんて、構造の単純なものなら一個数百円とか言われてるからね。

それを防衛戦にばら撒いておけば、勝手に敵の兵力を削いでくれるんだから、重宝するわけだ。

でもさ、奴らは戦争が終わった後の事なんて、考えてない訳よ！

もっと言えば、誰が犠牲になろうが、知ったこっちゃないって事だね。


「だって、戦争だったんだから、仕方ないじゃん」みたいなことだな。

だから積極的に撤去を推進しようとかしてないでしょ？

そんなことしたら、自分たちの行いを否定することになるからね。

「ごめんなさい。間違ってました」なんて言わないのよ、特に大国は。


まあ地雷に関しては、案外どこの国も覚えがあるから、強く言えないってのもある。

もちろん日本だって例外じゃない。

第二次大戦では当たり前に使ってたし、実は最近まで自国で製造もしてた。

もちろん売るためじゃなくて、自国防衛に使用するためだけど。


今は対人地雷禁止条約にサインしたから、廃棄してるとこなんだけど

地雷なんて作ろうと思えばすぐ生産できるから、あまり意味があるとは思えない。

日本みたいな島国は、海岸線防衛にかなり有効だしね。

いざ戦争になったときに、約束だから使わないとは、なかなか言えないだろうな。


しかしさ、カンボジアとかＴＶでたまに見るけど

地雷原の隣で生活するのって、どうなんだろうね？

いくら日常と言ったって、それが当たり前ではないよなぁ。

一応地雷原を区別はしてるけど、その外に無いとも言えないんだもの。


だから未だに子供が足を失ったりしてる訳でしょ。

何より地雷原であることで、貴重な農地を失ってる訳だね。

オバマさんとかノーベル平和賞貰ってるんだから

核兵器廃絶も大切だけど、直接的に生活を脅かしてる地雷撤去も大切だと思うんだけど。


国家予算の少ない小国とか、ＮＰＯみたいな人道支援団体の活動だけじゃ

なかなか撤去も進まないよね。















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