さっきフジテレビでやってた番組。
「戦慄(せんりつ)の恐怖隣人トラブルが引き起こした悲劇」というタイトルで放送。
たまたまテレビをつけたらやってた。
何気なく見てると、ある特番のために撮影したドキュメンタリー番組なんだけど、とある事情からお蔵入りになったらしい。
内容的には、異常な程の隣人トラブル。
「引っ越せおばさん」事件に近い。
森下さん家は隣人Uさんからいやがらせを受けているのだが、証拠もなく途方にくれていた。
Uさんは奇妙な宗教にのめり込んでいて、呪い殺すなどとわめいたり、Uさんの旦那さんも呪い殺された(急性心不全)のではとの噂もあった。
スタッフとともに隠しカメラで証拠をつかむなどして、一時期は和解に持っていった。
そのはずが…
1ヶ月後に森下さんちの息子がUさんからもらったお菓子(？)で腹を壊したとのこと。
そこで、森下さんちの奥さんが嫌がる旦那に、Uさん家に行って欲しいと泣き叫ぶ。
旦那はUさん家に乗り込んで、Uさんと話し合いを持つことに。
スタッフは家の外で隠れて撮影。
問い詰める旦那に対し、Uさんは沈黙。
その後、Uさんは呪文を唱え始め、突如旦那さんが倒れる。
スタッフが家に駆けつけ救急病院に運ぶも、急性心不全で死亡。
3週間後、その家から引っ越した森下さんを訪ねてエンディング。
しかし、すごいのはここから。
ところどころ過去の映像が映し出され、よく見ると怪しい点がわんさか。
隣人Uさんの入ってる宗教のマーク(？)である「×」という文字が書かれた紙(額付き)が森下さん家に飾ってあったり、
森下さん家の旦那さんがUさん家に乗り込む前に飲んでいたマグカップが、Uさん家の旦那さんの遺影の横にあったマグカップと一緒だったり…
また、スタッフが倒れた旦那を発見し、猛ダッシュで外に走り出すシーンでは、森下さん家の2階に誰かいたり…
そう、不可解な点を残してこの番組は終わりなんです。
この番組のキーワードはこちら。
「～事実を積み重ねることが必ずしも真実に結びつくとは限らない～」
つまり、この番組は放送禁止になった番組を放映しているのではなく、放送禁止になった番組のように作成されている「フェイクドキュメンタリー番組」なんですわ。
ところどころ、おかしいなって場面があって気付いてたのは事実。
よくよく考えれば、放送禁止になった番組が放送されるわけねーじゃん。
最初は隣人トラブルで放送禁止だから、「引っ越せおばさん」を事前にマークしていたのかと思ってた…
けど、かなり精巧に出来てたな、この番組。
久し振りにのめり込んだ番組でしたわ。
偶然にも見ることが出来てホントよかったっすわ。
これで安心して寝れる、ん…
あれ、もう4時だ。
明日というか今日はカレヤだから、5時までには起きなきゃいけないのに…
とりあえず寝るかな。
寝坊したらすまん。
