ひそやかに

2006年10月21日 02時05分50秒 | Weblog
だいぶ昔にぬるちにレートを喰らったえらばぬです。

もうだいぶ前にぬるちの挑発を受けてしまい、返り討ちにあったんだけど、いつのことだったっけ?とおもって見てみたら5月25日でした。そんなに前だったっけ?とりあえずもう挑発にのるのはやめようと固く誓いました。(大体において挑発にのった時点で負けだよね、そりゃ)

しかし負けは負けなので、とりあえず遅くなりましたがレートを消化することにしましょう。しかしだらだらと日常のことを書いても面白くないので、今回はテーマに沿って書くことにします。そのテーマは、

「詰将棋の作り方」です!!!!

まあいろいろとツッコミが入ることは覚悟してますが、まあとりあえず始めるとしましょう。

-しかしどうしてそんなテーマなんだ?
-よく聞いてくれました!そもそもこれはいつか書こうと思ってたテーマなんだ。
つまり、最近の部員たちは全然詰将棋を作らないじゃないか。昔はよく部誌に詰将棋が書いてあって、いっつもそれを楽しみにしてたんだ。ところが今じゃOB会報にも詰将棋が載ってない。さびしいじゃないか。

-でも俺詰将棋なんか作ったことないぞ
-大丈夫、そのために作り方を教えるんだ。

-そりゃそうか。でも詰将棋作るのって難しいんだろ?
-投稿するような問題を作るのは難しいよ。っていうかオレだって無理だ。

-じゃあダメじゃないか
-よく話を聞け。レベルの高いものを作るのは難しい。でも、簡単な詰将棋ならオレでも何とか作れるのさ。それを教えるって寸法だ。まあいってみれば入門編だな。

-でも俺将棋そんなに強くないよ。やっぱりある程度の棋力は必要なんだろ?
-そんなことはない。俺が始めて詰将棋を作ったのは、将棋を始めて半年くらいしてからだ。5級くらいのときかな? それにオマエのほうがオレより強いだろ。それに今の部員でオレより弱いヤツのほうが珍しいしな。

-ところで詰将棋を作ると何かいいことあるのか?
-ない。

-え、ないのか?
-ああ。

-ほら何かあるだろ、例えば将棋が強くなるとか
-そんなわけないよ。さっきも言ったじゃないか、オレより強い部員ばっかだって。

-せめて終盤力が強くなるとか、何かいいことがあるだろ
-自慢じゃないが、オレは終盤力のない詰将棋作家とT氏のお墨付きをもらったことがある。終盤力をつけるなら作るより解くほうが何倍もマシだ。

-じゃあ何で詰将棋なんか作るんだ。意味ないじゃないか。
-そんなことはない。むしろ東工大の将棋部員には率先して詰将棋を作ってほしいんだ。そのためにわざわざこんなテーマを選んだしな。

-じゃあ何でだ?教えてもらおうじゃないか。
-それは、詰将棋は東工大将棋部の伝統だからだ。東工大卒の、今でも有名な詰将棋作家はたくさんいる。Y氏とかH氏とか、将棋世界や詰パラとかで名前を見たことがあるだろ?
オレが入った頃は、部誌によく詰将棋がかかれてた話はしたよな。昔は1年に5冊くらい部誌が書かれてて、大体はどうでもいいことだけど詰将棋もよくかかれてた。1冊に10問以上は載ってるんじゃないか?オレが1~2年の頃は、詰将棋を作るのはごくありふれた光景だったんだ。
ところがいつからかみんな詰将棋を作らなくなって、おそらくオレが今のところ最後の東工大の詰将棋作家だろう。それでは悲しい、東工大将棋部のよき伝統がなくなっていくのはさびしいのさ。だから今のうちに伝えておこうと決心したのさ。


まあ出だしはアレですが、前から詰将棋文化が衰退していくのは残念に思っていたのです。衰退した原因が自分の作る詰将棋にあるのではないかとも思ってて、忸怩たる思いをしていたのも事実です。
およそ何も部に貢献していませんでしたが、何か今の部員たちに伝えることはないかといったら、自分には詰将棋しかないとも思うのも確かで、おそらくこれが後輩に何かを伝える最後の機会になるだろうと思ってます。

まあそんな堅苦しい話でもないので、とりあえず1週間見守ってくれればと思います。1週間と書きましたがテーマがテーマなので少し時間がかかりそうです。まあゆっくり進めていきますのでよろしく。そしてこれを読んで1問でも作ってもらえればと思います。

それでは次回から、実際に詰将棋を作ってみようかと思います。お楽しみに。

ところで、これって読んでもらえるんだろうか。しばらく更新されてなかったので
見られてない可能性もあるな。終了した頃に始めて目にとまるのではちょっと悲しい。まあひそやかに始めていきましょう。

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1 コメント

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Unknown (じまん)
2006-10-22 19:42:35
見てますよ、詰め将棋って作り方があるんですね。僕の終盤力では無理かと思っていますガ
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